私たちainiの強みのひとつは働くメンバーがユニークであること!
”偏愛”を応援するプラットフォームを作っている私たちパートナーが、ainiで働くことを楽しんでこそ、ユーザーのみなさまにも喜んで貰えるサービスを提供できると考えています。
そんな想いからはじめた「働くパートナー紹介」記事は、ainiを形作るパートナーの魅力をみなさまへご紹介するシリーズです。
ご紹介するaini運営パートナーの人物像をきっかけに、ainiをより深く知るきっかけになれば幸いです。
【インタビュー】ユーザー/ホストサポート乾さん
今回ご紹介するのは、ユーザー/ホストサポートチームの乾 奈奈(いぬいなな)さん。
インタビューする乾さんについての詳細
- 名前:乾 奈奈(いぬい なな)
- 出身:九州、奈良
- 現在地:東京
- ainiでの担当:ユーザー&ホストサポート
- 好きなこと:無理のない環境活動、気候正義、ものづくり、異文化に触れて自己の探究
一児のママでアパレル関係にも精通するだけでなく、海外文化が大好きな乾さん。
あることをきっかけに、とある国まで渡航歴も持つ行動力溢れる彼女のインタビューはこんな人にぜひ一読していただきたいです。
この記事をおすすめしたい方
- 好きなことをトコトン突き詰めたい方
- 海外文化が好きでチャレンジ精神あふれる方
- 興味関心の幅が広い方
- ainiで働くパートナーがおすすめする体験が知りたい方
- ainiがどんなサービスなのか気になる方
- 自分らしい生き方を模索している方
ainiと乾さん
乾さんがainiを知ったキッカケを教えてください。
実はainiやTABICAからでなく「Tadaku※」という外国人のホストから直接料理を学べるサービス経由なんです。
※「Tadaku」は2019年に「TABICA」と統合。2021年に「TABICA」は「aini」にリニューアルしました。
はい。元々海外のカルチャーに触れるのがすごく好きなんですが、当時は外国人ホストをメインとしたサービスが珍しかったんです。
しばらくして、「Tadaku」が「TABICA」(後のaini)に統合された後も、ときどき届くメルマガを見ては癒されてました。
当時は子どもを妊娠中でとにかくお金がなく、「Tadaku」の料理を習いにいくのもハードルが高かったんです。
確かに、妊娠中だと「Tadaku」のようなリアルなアクティビティに参加するのって敷居が高いですよね。
そうなんです。だから、外国の文化に触れられる「Tadaku」のサイトやメルマガを通して、世界観を眺めるのが癒しでした(笑)
メルマガって、サイト特有の世界観を手軽に共有できますよね。
乾さんにとって癒しとなるサービスが後のainiだったんですね。
海外の文化に興味を持ったわけ
乾さん、ainiパートナーの中でもグローバルなイメージが強いんですよね!
ちなみに、海外に興味を持ったのはなぜですか?
私の場合、小学生のときから日本特有の文化にモヤモヤしてたんです。
そういう話、耳にすることあります。
具体的にどんなことにモヤモヤされていたのか、差し支えなければ聞かせてください。
『はみ出さないことが美しい』とされるような抑圧を感じていました。
私、やんちゃじゃないのに、他の子たちと足並みがそろわず目立ってしまう存在だったんです。
本当は『みんな違って当たり前』なはずなんですけどね。
特に少し前は、今よりもっと「同じ基準に沿うのが良い」という考えが強かった気がします。
ちなみに、奈良の田舎で過ごした中学生の期間は、コッテリしたギャルになりました(笑)
はい(笑)
でも、ギャル突き詰めたあと『なんか違うなあ』と思って。
『自分がやりたい表現って「ギャル」なの?』って思って。
高校を休学して○○へ
高校に進む頃には、ハードコアパンクの音楽ジャンルがすごく好きになりました。
そうなんです。最終的にパンクを極めたいと思って高校を休学して、ロンドンへ語学留学しちゃいました!
【Iとaini |インタビュー】aini school 高妻さん「挑戦するインターン生の働き方とは?」編
それに乾さんは、やり始めると”突き詰める”情熱タイプなのですね。すごい行動力です……!
ありがとうございます。
私の場合、いつも一番居心地の良い仲間と、居場所を探し求めてるんです。
残念ながらイギリスでは、ホストファミリーと馬が合わなかったなどの理由から長期で滞在するまでには至らず、しばらくして帰国しました。
けれど、イギリスに行ったことでいくつかの固定観念が外れた心地よさもあり、『他の国なら居場所があるのかも』という光が見えました。
ainiへの応募のきっかけは?
海外文化に関心の深い乾さんがainiに応募した経緯を教えてください。
コロナが蔓延し始めた頃は、自営業でアパレルの製造販売をしていたんです。
友人のドイツ人デザイナーとテキスタイルデザインから製造・販売までやっていました。
ありがとうございます^^
彼女とは、ビッグサイトでやるような展示会や路上で売るようなマーケットに出店したりとかして。
ですが、感染症が一気に広まり、物を売るような状況ではないと判断して、ピタッとものづくりをやめました。
コロナがひどかったころは、誰もが不安で大変なときでしたよね。
はい。
なので私の場合、『今は生き抜くことに専念しよう』と思いました。
コロナ禍でも働ける仕事を探してぼんやり働いていましたが、自分が存在する意味を見出せずに、徐々に苦しくなっていました。
とことんやる乾さんだからこその”壁”のように感じます。
生き方を模索し始めたなかで、ainiの前身のサービス「TABICA」の採用に関するメルマガが届いたか、サイトを見たか記憶は曖昧なんですが、求人に辿り着いたんです。
「Tadaku」もそうですが、「TABICA」そのものがワクワクする好きなサービスであったことと、求人内容の幅が広い募集だったので応募を決めました。
これまでの自分の経歴で採用していただけるのか、かなり怪しかったのですが……愛を語る渾身の履歴書を送りました!
乾さんがainiで働いて感じたことを聞いてみました
人生の岐路で好きなサービスとしてTABICA(後のaini)を思い浮かべたことが応募のキッカケだった乾さん。
実際にainiの中で働いてみてからのことについて伺ってみました。
実際にジョインしてからは、どんな仕事をしていたんですか?
入りたて当時は、今までの経歴を踏まえてクリエイティブ担当での採用でした。
テキスタイルデザインをされていたというご経歴がありますもんね!
そうなんです。
ですが、まずはユーザーサポートに3か月入ってサービスの理解を深めるところから始めよう、ということになりました。
ユーザーサポートでは、ainiでホストさんが公開してくださる体験の「公開後チェック」という作業を行いながら、どういう体験があるかなどルールも含めてサービスについて幅広く学んでいました。
その後に、クリエイティブでの仕事がスタートしたんですね。
いいえ。実は、ユーザーサポートで3か月過ぎた後、採用時に予定していたクリエイティブでの仕事が無くなってしまったそうで……!
日々、変化のスピードが早いainiならではエピソードですね!
でも、私自身ユーザーサポートチームでの業務がマッチしていて楽しく働いていたので、引き続きユーザーサポート業務を行うことになりました。
乾さんが語るainiの業務で印象に残っているエピソードとは?
ユーザーサポートの仕事の中でやりがいを感じることや、思い出に残ったエピソードはありますか?
ユーザーサポート業務の中で素敵なホストさんに出会うことが多かったのですが、体験のアピールの仕方や開催方法について悩んでいる方が多くて。
プラットフォームサービスだと、よくある壁かもしれませんよね。
『自分が伴走することで連携できたらいいな』と思い、「光るホストプロジェクト」というホストサポート施策をやりたい!と動き出しました。
なるほど!パートナー主導で新しいプロジェクトが立ち上がるのも、ainiならではですね^^
「光るホストプロジェクト」の発足にあたって、さまざまなチームのメンバーが協力してアドバイスをくださって。
フラットに意見を出し合って、それぞれのメンバーのノウハウを広げて迎え入れてもらえる環境が、これまで働いてきた日本の会社のカルチャーと違いすぎて、驚きと感動で胸が一杯になったことは今でも強く心に残っています。
溢れるaini愛を持つ乾さんがおすすめするaini体験とは?
プライベートでも月に1~4回は、ainiの体験にゲスト参加しています!
とのことで、働く側としてだけでなく、いちゲストとしてもainiを活用して体験に参加する乾さん。
そんなainiを人一倍愛する彼女がおすすめするaini体験について、最後に聞いてみました。
ainiは”好き”や”夢中”にフォーカスしたサービスということもあり、
ホストが提供する体験の幅も広いですが、乾さん目線で特にオススメの体験やジャンルはありますか?
aini magazineの読者の皆さんにも参考になると思うので、ぜひ聞かせてください^^
チョイスいただいた体験ページを見ましたが、乾さんらしいですね!ぜひ理由も教えてください^^
親子でファンなんですね!ホストさんも嬉しいだろうなぁ。
ホストと運営と関係性ができあがっていくのも、ainiならではですね。
ありがとうございます!
では最後に、乾さんのainiへの思いを聞かせてください。
どんなジャンルでもホストさんの「好き」が体験の中に溢れていると、参加する私自身もすごく幸せな時間になり、影響されて『私も頑張ろう!』とポジティブな気持ちになっちゃうことが多いです。
趣味から体験をひとつ公開してみたホストさんと、夢中だから本業となり長く続けられているホストさんとでは体験の雰囲気や内容もそれぞれですが、「色々ちがってどれも楽しい!」のがainiの魅力だなぁと感じています。
まさに、「みんなちがって、みんないい」ですね。
乾さんにはまだまだお聞きしたいことがありますが、次の楽しみに取っておくことにします。
今回はありがとうございました!
インタビューを終えて
スタイリッシュな見た目でありながら、優しい話し方でいつも相手の立場にたちコミュニケーションを取る、ユーザーサポートチームの乾さん。
”好き”や”夢中”をテーマにしたainiのサービスの前衛「Tadaku」と、海外文化が大好きな乾さんが出会ったことが、ainiにジョインするキッカケでした。
ainiのサービスを愛し、いかにより良いサービスにしていけるかを常に考えている乾さんの姿は、一緒に働くパートナーにとっても刺激を与えてくれる存在です。
ainiで働くパートナー紹介シリーズは、他にもあるのでぜひ読んでみてくださいね。
インタビュー・執筆:井上乃美
トップ画像作成:立石拓
編集:あさひなペコ