ainiの日比朝子です。
季節は夏。美味しい夏野菜が取れる時期!
今日は、 無農薬の自然農法を実践している木下さんの虹色菜園で、
夏野菜の収穫を体験してきました!
虹色菜園・木下亮英(きのしたあきひで)さん
まさに農を科学している方で、
自然農法にこだわりを持ち、土から作ってしまう徹底っぷり。
お話しを聞いていると、どんどん「農」の世界に引き込まれていきます。
実は定年退職後に就農した新規就農者の一人。
プロの農家ではないからこそ、
安心安全の食品やあまり市場に出回っていない珍しい野菜を作りたい!
という思いで、日々新しいことに挑戦しています。
今度植えようと思っているのは、世界一辛い「ブートジョロキア」という唐辛子。
最近出会ったインドの方と、インドの野菜を育てることも計画中。
7月中旬で、旬な野菜はきゅうり・トマト・水ナス。
虹色菜園では、3種類のきゅうり、
トマトは大玉からミニトマトまで実に7種類以上を育てています。
まずは、きゅうりを収穫させていただきます!
美味しそうなきゅうり!
ナスは、その日に育った部分はまだ白っぽくて、日に当たると紫になるんだよ、と木下さん
どれが美味しそうだろうと必死に選んでます。
このトマト美味しそう!
いただきまーすっ!
・・・・・・・・・・!
んーーーーーーー美味しいっっ!
左から、トスカーナバイオレット、ベネチアンサンセット、イエローアイコ
トマトは、味が一つ一つはっきり違ってびっくり。
無農薬だからこその濃厚な味です。
収穫しながら、美味しそうなトマトをぱくり。
木下さん曰く、野菜は、産地を考えてあげなきゃいけないんだそう。
原産地の気候によって適切な育て方が変わってくるのだとか。
DNAに組み込まれているのかな。
「トマトの近くにはマリーゴールドを植えてあげるといいんだよ。根に虫がつかないから」
など、自然農法にこだわっているからこその工夫が言葉の端々から伝わってきます。
虹色菜園には、都会ではなかなか出会えない昆虫たちもたくさんやってくるようです。
よく見ると、カエルが2匹いるのがわかりますか?
綺麗なモンシロチョウ!
実は、カブトムシも育てている木下さん。この時はちょうどさなぎになったところ。
こだわりの土も見せていただきました。
近くの里山の落ち葉や米ぬかをブレンドして作るのだとか。
ここで苗を育て、植え付けをしたあとはこの土を肥料として活用するのだそう。
こういった工夫が美味しい野菜を育てているのですね。
栄養満点の土にはミミズや微生物がいっぱいいました。
野菜を育てる時のポイントや美味しい野菜の見分け方まで聞けてなんだか得した感じ!
最後に、3年前から農業体験を提供している木下さんにどんな方がいらっしゃるのかインタビューしたことをまとめました。
木下さん-「お子さん連れのご家族から定年退職した方まで、幅広い層の方がいらっしゃいます。また、ホテルやレストランのシェフも時々足を運んでいます。
虹色農園では、無農薬で、一つひとつ手間暇かけて育てています。新しい品種に挑戦するのも好きなので、シェフの方の「こういう品種はつくれませんか?」という
要望に応えて野菜を育てる時もあります。」
「農業体験では季節によって違いますが、その季節に応じた野菜の手入れをしてもらったり、収穫をしてもらったりしています。農業体験の時は、皆でその野菜を調理してご飯を食べるのが多いですね。ちなみに、8月は近くの里山でブルーベリーが取れるので、ブルーベリー狩りとジャム作りも体験の一部です。
農業体験を提供する醍醐味はずばり、純粋に子供がその場で野菜を食べて「美味しい!」と心から言ってくれることです。また、お父さんまで一緒になってザリガニ釣りをして、自然と子供心に帰っているのを見てると、自然の力を感じます。」
以上、「食」の原点である「農」を楽しもう!おいしい野菜を求めに、無農薬農園に遊びに行ってきた!【aini体験レポート!】でした。
※季節によって開催していない場合があります
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