神奈川県横浜市が2014年より取り組んでいる「よこはまウォーキングポイント」をご存知ですか? よこはまウォーキングポイントとは、市民の健康増進を目的に横浜市が始めたウォーキング企画のこと。横浜市民であれば無料で参加することができ、歩いた歩数に応じて豪華景品がもらえることもあるんだとか。健康になると同時にプレゼントももらえるなんて、なんだか気になりませんか? 「よこはまウォーキングポイント」についてまとめてみました。
よこはまウォーキングポイントとは

写真提供:travnikovstudio / PIXTA(ピクスタ)
横浜市が主催する「健康推進事業」イベントです。ウォーキングエリアは横浜市全体。横浜市が指定する協力店舗がチェックポイントとなっており、チェックインするとポイントを獲得することができます。
18歳以上の横浜市民の方で、健康増進に興味ある方であれば誰でも参加可能。専用用紙に所定内容を記入・郵送すると、専用の万歩計を無料で手に入れることができます(送料630円のみ自己負担)。横浜市が指定する協力店舗にて万歩計の初期設定を行ったら、あとはひたすら歩くだけ! 簡単に始めることができます。
よこはまウォーキングポイントの特徴
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歩数に応じてポイントがたまる
よこはまウォーキングポイントの最大の特徴は、歩数に応じてポイントがたまること。200ポイント以上を獲得すると、3ヶ月に1度行われる抽選会に参加することができます(獲得したポイント数に関わらず1人1口まで)。この抽選会では、3000円以上のギフトカード、協賛企業の最新家電や健康食品などを手に入れることができます。
ただ歩くだけのウォーキングとは違い、頑張ればプレゼントが手に入るかもしれないのがよこはまウォーキングポイントの魅力。公式サイトにログインすれば、現時点でのポイント数を確認できるので「あともう少しで200ポイントだ!」と、ウォーキングを続けるモチベーションにも繋がります。
市内の意外なみどころスポットを見つけられる
よこはまウォーキングポイントでは、チェックポイントが市内約1000か所に設置されています。チェックポイントには、カフェ、スーパー、眼鏡屋さん、建設事務所、生花店などさまざま。「こんなお店・こんな所があったんだ」と発見があると同時に、新たな人との出会いがあるかもしれません。
配布されているウォーキングマップには、「ワッくんカルタで鶴見を散歩(鶴見区)」「坂道てくてく(保土ヶ谷区)」など、区ごとにテーマを設定・コースタイトルを付けているのもユニーク。それぞれの区の見どころが記載されているので、市内観光にもぴったりです。
社会貢献活動
よこはまウォーキングポイントでは、参加者全体の歩数が1ヶ月で10万歩を超えると、国連WFP(※1)を通じて発展途上国の子どもへの食料が寄付されます。1回あたり40人の給食費1年分となる20万円が寄付され、過去240万円の寄付が行われているそうです。
あなたの1歩が積み重なり、発展途上国の子供の給食費になる。寄付をする機会が今までなかったという方でも、こうして歩くことで社会貢献に参加することができます。
※1……国連WFP:飢餓と貧困の撲滅を使命に活動する国連の食糧支援機関
ポイントを貯めたいからと無理は禁物

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ただし、ポイントがたまるからといって無理をするのは禁物です。よこはまウォーキングポイントの一番の目的は、健康促進です。1度に頑張って歩くのではなく、できる範囲でコツコツと参加することをおすすめします。
よこはまウォーキングポイント公式サイトでは、ウォーキングする前のストレッチや1日に歩く目安を公開しています。ウォーキングを始める前に、是非ともチェックしてみてはいかがでしょうか?
出典:歩く前のストレッチ方・歩く姿勢|よこはまウォーキングポイント
さいごに
ウォーキングをすることで、健康とプレゼントが手に入るよこはまウォーキングポイント。さらに、社会貢献にもなるというのだから素晴らしいですよね。横浜市に住む方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
この記事を読んだあなたへ
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