シュノーケリングに挑戦したい!初心者がおさえるべきポイントは?

海辺で楽しめるマリンスポーツの一つにシュノーケリングがあります。今回は、シュノーケリング初心者がおさえておくべきポイントをまとめました。シュノーケリングを始めてみたいけど、何からやっていいかわからないという人はぜひ参考にしていただけたらと思います。シュノーケリングのやり方を覚えれば、海での楽しみが増えるはず。

シュノーケリングとは

写真提供:Tropical studio / PIXTA(ピクスタ)

シュノーケリングとは、シュノーケルというパイプ状の呼吸管を口に加えながら、水中の様子を観察する活動のことを言います。主に水中マスクや専用のシュノーケルベストを着用して楽しむのが一般的です。

また、浅い水中を遊泳するマリンスポーツなので、気軽に魚たちの世界を楽しめ、リゾート地やきれいな海でのレジャーとして人気を博しています。

出典元:http://www.shakai-sc.or.jp/snorkel.top.htm

必要な道具

写真提供:sk studio / PIXTA(ピクスタ)

シュノーケリングに必要な道具は、マスク(水中めがね)、シュノーケル(呼吸器)、フィン(足ひれ)が基本。水着の上からラッシュガードと呼ばれる薄いシャツを着ることもあります。シュノーケリングを行う場所によっては、ウエットスーツやグローブ、マリンシューズなどを装着して肌を守る場合もあります。

シュノーケリングが出来るスポットでは、体験ツアーが開催されていることが多いので、初心者の人はぜひ体験ツアーに参加してみましょう。ツアーによって道具のレンタルもあるので、フィンなどを買いそろえなくてもシュノーケリングを楽しめるようになっています。

4つの基本スキルをマスター

シュノーケリングを楽しむために重要なポイントはいくつかありますが、ここでは基本の4つのスキルをご紹介したいと思います。

シュノーケルでの口呼吸

シュノーケリングは水中で行うため、陸上で行う鼻呼吸はできません。当然のことですが、覚えておかなければ、つい水中で鼻呼吸をしてしまい、息苦しくなってしまいます。そうならないためにも、水中では口呼吸に集中しましょう。また、ただ吸って吐く呼吸法ではなく、ゆっくりと深呼吸するようなイメージで呼吸を行うのがコツ。海に行く前に、陸上で呼吸法をある程度練習してからシュノーケリングに臨むようにしましょう。

耳抜き

海中に潜った際に、耳の鼓膜が水圧によって圧迫されます。耳抜きはその圧迫を取り除き、耳の痛みをとるスキルです。まず、鼻をつまんで空気が外にもれないようにします。次にあくびをするように、のどの奥を膨らまして唾を飲み込むと耳抜きができます。

または、ティッシュペーパーで鼻をかむ要領で息を送り出すことでも耳抜きができます。どちらかやりやすい方を実践してみましょう。耳抜きは、海中に潜れば潜るほど行う回数も増えるので、覚えておきましょう。

シュノーケルクリア

シュノーケリングをしていると、シュノーケル(呼吸管)に水が入り込むのはつきもの。そんなときに慌てずに水を抜く方法がシュノーケルクリアというスキルです。強い息でシュノーケルに入り込んだ水を吐き出します。もし、シュノーケルクリアに失敗しても、慌てずに一度シュノーケルを口から外して、海面から顔を出して、息を吸うようにします。シュノーケリングを行ううえではとても大切なスキルになってきますので、必ずインストラクターに指導を受けるようにしましょう。

マスククリア

マスククリアは、海中マスクに水が入り込んだ際に水を除去するスキルです。マスクの上部(眉毛の上あたりが目安)フレーム部分を指で押さえ、あごをあげつつ鼻から息を出します。鼻の下装着部分のシリコンから水と空気が出ればOK。シュノーケリング中は、顔を動かしたり、表情を少し変化させるだけで、マスクに水が入り込んでしまいます。このマスククリアのスキルを身につけて、マスクに水が入り込んでも慌てないようにしましょう。
出展元:http://www.edo-dive.com/snorkel/skill_snorkel.html

注意すべきこと

写真提供:Scanrail / PIXTA(ピクスタ)

シュノーケリングは手軽なだけに、事故も起こりやすいと言われています。以下に必ず注意すべきポイントをご紹介したいと思います。また、初めてのシュノーケリングではインストラクターの方から指導を受けることをおすすめします。

必ず「2人以上で」行動すること

溺れたり、沖に流されたなど、何かあった時にすぐ対応できるように必ず2人以上のグループで行動するようにしましょう。海中の景色に夢中になって、気付いたら遠くへ行ってしまうこともあるので、お互いの位置を確認したり、数十秒ごとに海面から顔を上げるようにして、いま自分がどこにいるのか確認するようにします。

余裕を持って泳ぐこと

シュノーケリングでは口呼吸しかできないので、プールで泳ぐようにすると、呼吸困難になりかねません。激しい動きはせず、余裕を持って泳ぐようにします。体調が優れないときや飲酒状態での遊泳は避けましょう。

水が入ってきても慌てないこと

シュノーケリングを楽しんでいると、マスクやシュノーケルに水が入ってきてしまうことがあります。その際はパニックにならず、シュノーケルクリアやマスククリアを行って冷静に水を除去するようにします。

国内のおすすめシュノーケリングスポット

それでは最後に、国内のおすすめシュノーケリングスポットをご紹介します。これまでのシュノーケリングのスキルについても、陸上の練習だけでは限界があるので、実際に足を運び、実践しながらスキルを磨くのがいいでしょう。

吉野海岸(沖縄県)

海岸のすぐ近くで珊瑚礁を見ることができるのが宮古島の吉野海岸です。クマノミやチョウチョウウオなどカラフルでかわいい魚が見られるスポットで、宮古島のきれいなマリンワールドを体感することができ、人気のシュノーケリングスポットとなっています。

池間島沖・八重千瀬 (沖縄県)

saku666raさん(@saku666ra)がシェアした投稿 – 2016 9月 30 3:57午後 PDT

日本最大級のサンゴ礁群を見ることができる宮古列島の池間島沖・八重千瀬(やびじ)。池間島や宮古島からツアーボードに乗ると、八重千瀬にアクセスすることができます。シュノーケリングができるのは、海が穏やかな時期に限られるため、しっかり確認してから行くようにしてください。

白崎海洋公園(和歌山県)

日本のエーゲ海とも言われる白崎海洋公園の海岸。プロのインストラクターが、丁寧にシュノーケリングを指導してくれます。また、シュノーケリングに必要なフィン、ウェットスーツなどはすべてレンタル可能です。

田子・瀬浜海岸(静岡県)

島と防波堤に囲まれた穏やかな海が広がる静岡の田子・瀬浜海岸。おすすめは向かい側の尊之島にある洞窟。その周辺ではカラフルな魚を見ることができます。エメラルドグリーンに輝くきれいな海で、シュノーケリングを満喫するのにはもってこいです。

まとめ

これまでご紹介してきたなかで、シュノーケリングの魅力についてまとめてみました。

・シュノーケリングベストをつければ泳ぎが苦手な人でも挑戦できる
・スキューバダイビングのように資格が必要ない
・酸素ボンベなどの重い機材を使わない
・防水のカメラを持参すれば海の中で記念写真を撮ることができる
・スキルを身につけ、注意すべきことを守れば手軽なマリンスポーツとして楽しめる

ぜひ、シュノーケリングデビューして、海中に広がる美しい景色や海の生き物たちとの交流をしてみませんか。

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