疲れたときや落ち込んだときに、音楽を聴いてリラックスした経験はありませんか。好きな曲をかけることで、気持ちを上手くコントロールすることができますよね。今回は、心に良い影響を与える音楽の種類についてご紹介したいと思います。音楽はストレス解消に効果あり、といいますが、脳に良い影響を与える音楽とは一体どういうものなのでしょうか？
ストレス解消に音楽は良いの？
そもそも、本当に音楽を聴いてストレス解消できるのでしょうか。
音楽療法には「同質の原理」という考えがあり、気分が落ちているときには静かな曲を流しリラックス。また、気分がノッているときは、アップテンポの曲をかけテンションを上げる。というように、その時々の気分に合わせて聴く音楽を変えることで精神状態の安定をはかれるそう。
ただし、音楽は個人の好みによって大きく違うでしょう。ですので、まずはどんなジャンルの音楽がリラックス効果を与えてくれるのかを知ること。心の状態に合わせて選曲し、いつでも心身を落ち着かせられるようにしたいですね。
出典:http://www.fuanclinic.com/byouki/vol_46.htm
ストレス解消に効果のある音楽とは？
「音楽」と一口に言っても、クラシック・ロック・レゲエ・ヒップホップ・ジャズなど、ジャンルはさまざま。一番効果的なのは、その時々の気分にあった自分の好きな曲を聴くことだそう。よく「ヒーリングミュージックやクラシック音楽が脳をリラックスさせる」と伝えられてますが、人によっては、それ自体がストレスの原因になることも。
出典:http://www.health.ne.jp/library/0700/w0700078.html
ストレス解消効果のある音楽の聴き方とは？
また、ストレス解消に効果のある音楽の聴き方というのもあります。スピーカーや周りの環境によって音楽の受け止め方が変わってきます。
その1：ヘッドホン着用
密閉型のヘッドホンをつけることで、外部の雑音に左右されなくなり、心をリラックスさせることができます。自室で使うなら、周りの音を遮断して音楽に集中できるので、外で使用するよりもリラックスできる時間を過ごすことができます。
その2：集中して聴く
「1/fゆらぎ」という言葉をきいたことがありますか？ ざっくりと紹介すると、1/fゆらぎとは、情緒や感情を落ち着かせる波長のことです。1/fゆらぎは、人の生体と同じリズムであることが分かっており、心地よさやリラックス感を感じるメカニズムが備わっているそうです。
代表的な曲でいえば、モーツァルトのクラシック楽曲が挙げられます。1/fゆらぎの曲を聴くときは、楽な状態で深呼吸しながら音楽を集中して聴くようにしてください。全ての音楽にある1/fゆらぎと今の気分を同調させ、音楽そのものに身をゆだねましょう。
効果的な聴き方は毎日30分〜1時間聴いてから間をあける方法。また、飽きが来ないよう、曲の変化をつけてもいいでしょう。
出典元:http://www.health.ne.jp/library/0700/w0700078.html
出典元:https://www.athome-academy.jp/archive/mathematics_physics/0000000230_all.html
出典元:http://www.otokan.com/musicpsychology/c-03.html
音楽を“聴く”だけがストレス解消ではない
実は、音楽を聴くだけではなく、楽器演奏やカラオケで歌うこともストレス解消に繋がるそう。趣味で楽器を演奏したり、友人とカラオケで熱唱したりと、自分自身がプレイヤーとなることもストレス解消になりますよ。
その1：カラオケ
ストレス解消の定番といえば、カラオケです。大声をだして歌うことでストレスを発散でき、好きな曲を熱唱すればテンションも上がりますよね。誰にも気分が落ちた姿を見せたくない人は、一人でカラオケにこもってみるのもいいでしょう。
その2：楽器演奏
ピアノやギターなど、興味のある楽器を手にとり、練習してみましょう。うまく弾けるようになれば、グループセッションをして盛り上がるのもいいですね。演奏できるレパートリーを増やしてみるのもおすすめです。
さいごに
ストレス解消をするためには、そのときの気分にあった音楽を聴き、心をリラックスさせましょう。そして自分の世界につくり、音楽に集中すること。ぜひ今回ご紹介した音楽との接し方を試してみてください。
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