伝統ある古民家で珈琲を味わう!千葉県の古民家カフェ特集

都心からアクセスしやすい千葉県。これからの時期は紅葉や秋祭りなどイベントも盛りだくさん!ひとしきり観光を楽しんだ後は、古民家カフェでほっと一息つきませんか? 今回は千葉県の古民家カフェをご紹介します。

佐原市「遅歩庵 いのう」は伊能忠敬の子孫のお店

佐原駅からおよそ10分、伊能忠敬記念会館のすぐ隣にある「遅歩庵 いのう」。こちらは、伊能忠敬の末裔にあたる方が営んでいる古民家カフェです。過去にはドラマの撮影現場としても使用されたこともあり、店の外観にはその当時の思い出が飾られています。

こちらの古民家カフェでは、おしるこや大納言あずきのアイス、濡れ甘納豆などの甘味をいただくことができます。さっぱりとした味わいの抹茶と甘味の優しい味わいを楽しむことができます。

甘味は江戸時代の漆塗りの器に盛って提供され、器からも歴史を感じることができます。外観や店内の雰囲気なども相まって、カフェというよりも下町の温かみが残る甘味処と表現するのが正しいでしょうか。江戸情緒溢れる町並みの中、甘味を味わいたいのであれば遅歩庵 いのうに足を運んでみてくださいね。

◆所在地:千葉県香取市佐原イ1721-12

◆電話番号:047-854-2335

遅歩庵 いのうの詳細 

小江戸の川沿いでイタリアンを楽しむなら「ワーズワース」

佐原の中心に流れる小野川沿いの江戸情緒が残る町並みにある「ワーズワース」。一見すると木造の昔ながらの建物ですが、店内はリノベーションされており、風が吹き抜けるお洒落なイタリアンなんです!

ワーズワースは、古民家カフェが持つ田舎の懐かしさを感じさせる伝統的な外観とお洒落な雰囲気が見事に再現されたザ・古民家カフェと言えるお店。佐原の伝統的な街並みのなかに静かに溶け込むなかでいただくイタリアンは格別です。

サーロインステーキやバーニャカウダ、ピザと通常メニューも豊富な上に、こちらのワーズワースはパスタの種類がとにかくたくさんあります。家族やお友達と訪れた際には、いくつかの種類を注文してシェアすることをおすすめします。

人気店につき、週末のお昼は込み合うこともあるので予約していくことをおすすめ。昔ながらの町並みが保存された佐原の町並みをゆっくりと楽しんでから、美味しいイタリアンを味わいながら静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
◆所在地:千葉県香取市佐原イ491-1
◆電話番号:0478-50-0202

ワーズワースの詳細 

有機野菜を使用したランチが絶品な古民家空間「風楽」

成田市にある古民家カフェ「風楽」では、築400年という歴史を誇る古民家で自然食をいただくことができます。ギャラリーや映画の上映会、パン作りのイベントなどが開催されることもあるくらい、大きく開放的なスペースで地域との結びつきも強いお店です。

おすすめは玄米と有機野菜を使用した日替わりランチ。木造の温かみのある空間のなか、手作りの野菜たっぷりのご飯を味わっていると、なんだか田舎のおばあちゃん家に遊びに来た時の気持ちを味わうことができます。

都会の謙遜から少し離れてみたいけれど、なかなか旅行は難しい……そんな方は都心から1時間程でアクセスできるこちらのカフェに足を運んでみてはいかがでしょうか? 週末に美味しくて体に優しいご飯を味わえば、これからの日々を頑張るエネルギーをあなたに与えてくれることでしょう。

風楽は毎週金土日祝日のみの営業なので、来店の際は日付に気をつけてくださいね。ちなみに、店内では猫ちゃんがのびのび過ごしている姿を見れる日もあるようです。
◆所在地:千葉県成田市大室750
◆電話番号:0476-36-1960

風楽の詳細 

民家の趣がそのまま感じられる「高津珈琲」

八千代市高津市にある「高津珈琲」は、若い兄弟店主が運営する古民家カフェ。日本家屋をリノベーションされた古民家カフェで、店内には和箪笥や障子、神棚など日本家屋ならではの趣が残されています。
お店へと繋がる大きなお庭には、季節の花々が羽を伸ばすように美しく咲いており、店主さんのお店への愛情が感じられます。お店のロゴにあしらわれている可愛らしい女の子は、八千代市にゆかりのある藤原時平の娘・高津姫とのこと。

高津珈琲では、注文後、一杯ずつハンドドリップしてくれる珈琲がおすすめ。また、土日には店主のきまぐれカンパーニュが不定期で登場。なかなか出会えないメニューなだけに、タイミングがあえば是非とも味わっていただきたいです。とってもボリューミー。

お店の敷地内には野菜の直売所もあります。大根や白菜、レタスなど採れたての新鮮な野菜が全て100円と格安で販売されているため、お土産としてお持ち帰りされてはいかがでしょうか。

◆所在地:千葉県八千代市高津527
◆電話番号:047-450-2963

高津珈琲の詳細 

船橋市の隠れた古民家カフェ「コピエ」

船橋駅から徒歩5分のロフトの裏にある古民家カフェ「コピエ」。古民家ならではの木造一階建てで、趣のある平屋の建物。一見すると民家のように見えるのに加えて看板が小さいため、カフェだと知らない人は気づかずにスルーしてしまうこともあるという隠れ家的な古民家カフェです。

名物はハート形の可愛らしいちょこっとパンケーキ。小倉、キャラメルウォルナッツ、チョコバナナ、ストロベリージャム、メープル&バターの5種類のなから無料でトッピングを選ぶことができるのも嬉しいですね。パンケーキもお手軽なサイズ&値段なので、一枚目は小倉、二枚目はメープル&バターとお好みで楽しむこともできますよ。

このほかにもお抹茶やクリームあんみつ、抹茶パフェなど甘味も充実しています。都心からアクセスのよい船橋にあるコピエ。初めて行く際にはロフトの裏を目印に、足を運んでみてくださいね。

◆所在地:千葉県船橋市本町1-27-11

◆電話番号:047-422-3914

古民家カフェ コピエの詳細 

合掌造りの古民家で珈琲をいただける「カフェ エドモンズ」

千葉県金谷にある大きな緑色の屋根が目印の古民家カフェ「カフェ エドモンズ」。こちらの古民家カフェは、日本の住宅建築様式の一つである合掌造りの建物を使用しているそう。

なんと、カフェエドモンズの合掌造りの建物は、54年前に岐阜県奥飛騨白川郷から移築してきたものなんだとか。その歴史なんと、築230年。私たちの何倍もの時代を生きてきた、伝統ある建物なんですね。

店内は暖炉裏や掘りごたつ、座席からテーブル席と民家の趣を残した場所から選ぶことができます。建物は二階建てになっていて、一階はカフェスペース、二階はギャラリーとなっていて、日本絵師・葛飾北斎の富岳三十六景色などが展示されています。

カフェ エドモンズのおすすめは、今や価格高騰から普通のお店は味わうことができない高級豆・ブルーマウンテンを使用したコーヒーです。一杯2500円オーバーで提供されることもあるというブルーマウンテンを、こちらでは店主さんが自ら仕入れていることもあり、一杯800円で味わうことができます。また、その場で炙ってくれる自家製炙りバームクーヘンも絶品なので、来店された際にはコーヒー&バームクーヘンの黄金コンビでの注文をおすすめします。

大きなお店を店主さんが一人で切り盛りしているので、注文する際は店主さんの手が空いたタイミングを見計らいましょう。二回の絵画のほかにも、アンティークや古民家ならではの味わい深い置物なども設置されているので、目からも楽しむことができますよ。
◆所在地:千葉県富津市金谷2185-2 合掌館
◆電話番号:070-6478-7778

カフェ エドモンズの詳細 

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