【秋祭り】神輿を激しくぶつけ合う勇壮な祭り!「灘のけんか祭り」特集

「灘のけんか祭り」は天下の奇祭とも呼ばれ、国内に留まらず今や海外でも人気があります。危険と隣り合わせの中、数十人の男達が立派な神輿を勢い良く衝突・破壊させる光景がみられます。

 

灘のけんか祭りとは?

出典:lensonjapan

「灘のけんか祭り」は、兵庫県姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる秋季例祭の名称です。

怒号飛び交う中、豪華絢爛な神輿を激しくぶつけ合う勇壮な祭りは、けんか祭りとしては最大級と言われています。

神輿にぶつかったり挟まったりして怪我をしたり場合によっては亡くなる方もいます。

それほど危険なお祭りですので、必ず離れた場所から御覧ください。

 

《宵宮 10月14日》

朝風呂に入り身を清め祭り装束に身を包んだ男達は、太鼓が鳴り響くなか屋台を引き市内を練り歩きます。

その後、松原八幡神社に宮入りし境内で7台屋台を練り競います。

 

《本宮 10月15日》

早朝に海で身を清める儀式を行った男達は、それぞれ神様が乗り移った三基の神輿を担ぎます。

「一の丸」は応神天皇・「二の丸」は神功皇后・「三の丸」は比咩大神(ひめおおかみ)と呼ばれています。

松原八幡神社に宮入り後、拝殿前で三基の神輿を激しくぶつけ合うため、屋根がつぶれたり擬宝珠が取れたりします。

神社の西側にある御旅山へ移動し多くの観客が見守る中、再び三基の神輿を練り合います。

一番軽い神輿でも約300kgにもなるため衝突した時の破壊力は抜群。

神輿同士がぶつかり合うことで神様の神意にかなうと言われているので、より激しく衝突させます。

男達の周辺は熱気で包まれ湯気が立ち上るほどです。

御旅山での練り合わせの際、目の前にある桟敷席は地元の方優先となります。

一般の観客の方は御旅山山頂手前の広場で観覧することができます。

ただし肉眼では見づらいため双眼鏡をお持ちになることをおすすめします。

 

開催日時・場所

出典:d’n’c

 

■基本情報

  • 【開催日時】2016年10月14日(金)・15日(土)
  • 【開催場所】兵庫県姫路市白浜町 松原八幡神社、兵庫県姫路市飾麿区 御旅山周辺
  • 【ホームページ】灘のけんか祭り

 

毎年約15万人もの観光客がいらっしゃいます。当日は混雑しますので早めにご来場ください。

男達の勇ましい掛け声と観客からの拍手と歓声で賑やかなお祭りとなります。

参加するか迷われている方も是非一度御覧ください。

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