千葉の大原地域が一体となる伝統の秋祭り「大原はだか祭り」は、毎年9月23・24日の2日間盛大に開催されます。鍛え上げられた肉体をもつ男達が神輿を雄々しく勇ましく海へ担ぎ込むシーンは圧巻です。男達の果敢な姿を是非、ご自身の目に焼き付けてください。
大原はだか祭りとは?
祭りもあっという間に終わりました?今回の祭りで思ったのですが『いすみ市観光協会』の無能さ、このままでは大原はだか祭りは廃れる?千葉県を代表する祭りなのに、ホームページでの掲載は遅い(せめて2、3ヶ月前に)ポスターも1ヶ月前からなんて…自前で宣伝しようにも…何とかならない? pic.twitter.com/NMof9dITeO
— yoshi (@marronmarron18) 2016年9月28日
およそ江戸時代から「大原はだか祭り」が行われてきたと言われています。
文久4年(1864年)に奉納された大井区の瀧内神社にて祭りの風景を措いた絵馬や、天保12年にかかれた別の絵馬も発見されました。
このようなことから今と昔と若干内容が異なる部分もありますが、約160年前から完成度の高いお祭りが行われていたようです。
娯楽もあまりなかった江戸時代から一年に一度、多くの人々を魅了し熱中させたはだか祭り。
その後、どんな時であっても地域住民の士気を鼓舞し気持をひとつにさせるだけでなく、地域経済活性化にも良い影響を与え続けてきました。
特に「汐ふみ」と呼ばれる五穀豊穣・大漁祈願を願う行事は、十数基の神輿が一斉に海へと担ぎ込まれて揉み合う光景が見られ最高潮に盛り上がります。
また多くの観客が見守る中、神輿を高く上げてお祭りとお別れする「大お別れ式」は、はだか祭りの伝統をまた翌年へと繋ごうとする地域住民の強い意志が感じられる荘厳な儀式です。
男達の勇姿と地域住民の祭りにかける熱い想いを、必ずこの目に焼き付けてください。
境内に集合している参加者の熱気でムンムンです!
海の男達の背中は厚くて大きい!格好良いですね。
大原はだか祭り
潮ふみ(神輿をかつぎ、海へ)
迫力あるなー pic.twitter.com/q8aPIOYWyM— こまち (@mimiki0612) 2015年9月23日
9/23(金)-24(土)千葉県いすみ市で「大原はだか祭り」開催!十数基の神輿が一斉に海へと担ぎ込まれ、揉み合い、投げ上げられる「汐ふみ」は必見。勇壮豪快な海の男の秋祭り→https://t.co/EDJl9yqb3x pic.twitter.com/DKGBg0SL66
— イベントチェッカー製作委員会 (@event_checker) 2016年9月8日
まさに「勇士豪快」
近年は女性の参加者も増えていますが、決して今までの路線を途絶えることなく、汗と熱気にまみれた海の男達・女達のパフォーマンスが続いています。
開催日時・場所
■基本情報
- 【開催日時】2016年9月23日(金)・24日(土)
- 【開催場所】千葉県いすみ市大原 (大原海水浴場、大原中央商店街、大原小学校校庭 ほか)
- 【スケジュール】《9月23日(金)》
14:30 汐ふみ(大原海水浴場)
17:00 北町 (木戸泉付近)に参集(昭和堂スタート) 年番神社先頭2社並列(大原・浪花・東海地区の順)にて商店街渡御
18:00 大別れ式 (大原小学校校庭) 式の終了後自由渡御 ※22時までに大原中央商店街より退出(時間厳守) - 【スケジュール】《9月24日(土)》
16:30 北町 (木戸泉付近)参集(昭和堂スタート) 年番神社先頭2社並列(東海・浪花・大原地区の順)商店街渡御
17:30 大別れ式(大原小学校校庭) 式の終了後自由渡御
※22時までに大原中央商店街より退出(時間厳守)
当日は80,000人以上の観光客で賑わいます。
毎年熱心に観に来られるはだか祭りファンの方も多くいらっしゃいますが、もちろん初めての方でも楽しく参加できます。
都心からやや離れた場所にあるためアクセスは事前にご確認ください。
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