多久のパワースポット発見!歴史と自然を感じる町歩き

多久市は佐賀県のほぼ中央に位置し、儒教の祖である孔子を祀る多久聖廟があることで知られています。受験シーズンになると多くの受験生や就職活動中の学生で賑わう人気の学業祈願スポットです。今回はウォーキングを楽しみながら、多久聖廟の2つのパワースポットを教えてもらいました。自然の力を感じながら歴史ある町並みを歩いた後は、美味しい食事を堪能!家族や友人などと一緒に味わってもらいたい体験です。

ホストさんと一緒にウォーキングスタート!

秋晴れの空の下、多久聖廟のそばにあるお土産屋さん朋来庵がスタート地点。

入り口にはainiのボードが!これから始まるぞとテンションが上がります。

ホストである多久市観光協会の飯盛さん。案内をしながら写真撮影タイムを設けてくださり、歩く速度にも気を配ってくださったきさくで優しいガイドさんです。

では出発!新日本歩く道紀行100選に選ばれた「龍孫の郷」ルートに沿って歩きます。

1つめのパワースポットは神社にある大きな〇〇!

飯盛さんとお話ししながら15分、1つめのパワースポットがある多久八幡神社に到着しました。パワースポットは鳥居をくぐったその先に。「すごーい!」と参加者の声が上がります。

現れたのはまっすぐに高く高く伸びた三本杉!樹齢はなんと700年以上とのこと。

 

根元に目をやると三本がつながっているように見えます。「初めからつながっていたのか、成長する中でこのような形になったのかわからないんですよ」と飯盛さん。その姿は長い年月を経た今も天まで伸びようとする勢いがありました。森に包まれたような神秘的な空間にそびえ立つ三本杉に、言葉にできない大きな力を感じました。

見どころ満載の路地をのんびり歩く

多久八幡神社を後にし、住宅が並ぶ町並みを歩きます。普段は通り過ぎるだけの道にも古い時代の痕跡が。その1つ1つを飯盛さんに教えてもらいなんだか得した気分です。

道向かいには草葺きの武家屋敷もありました。今も住居として住まわれているそう。

古い町並みをぐるりと一回りし、スタート地点の多久聖廟へと戻ります。
多久聖廟参道口へとまっすぐに伸びた聖堂小路。槙の木を使った生垣が続き、すがすがしい佇まいです。きれいに剪定された生垣は280年ほど前に作られたもので、今も住人の方が自主的に管理をされているとか。その努力に郷土への愛と時代を繋ぐ誇りを感じます。

多久聖廟には生き物がいっぱい?彫刻に込められた願いとは

そしてウォーキングも終盤、もう1つのパワースポット多久聖廟が見えてきました。
ここがパワースポットとしてじわじわ人気が出てきているその理由、それは建物正面の装飾にありました。

よく見ると龍やぞう、魚など色々な生き物が飾られています。日本のものとは違う中国風の装飾はそれぞれ縁起のいいものだそうで、見ているだけで気持ちが明るくなってきます。
飯盛さんの「対になって施されている黒い鳥は鳳凰(ほうおう)で、幸せを呼ぶ鳥とされています。また、鳳凰のすぐ下にある鬼のような顔は饕餮(とうてつ)。何でも食べてしまうことから、食に困らないようにとお守りにしたり、また魔除けにもなる怪物だそうです」との説明には思わず手を合わせる参加者もいました。ちなみに、多久聖廟は神社仏閣ではないため好きなスタイルでお参りしていいそうですよ。

優しさを感じる自然食レストランで地元の食を堪能!

さぁ、全4kmの工程を歩き切りました!心は満足ですがお腹はからっぽ、体験最後はごほうびランチです。飯盛さんとは自然食レストラン、花ごよみの前でお別れでした。ありがとうございました!

掘りごたつの小上がり席でお茶をいただきほっと一息。ほどなくして陶器の器に入ったお料理が運ばれてきました。蓋つきの器をワクワクしながら開けると、それぞれに刺身、野菜の煮物、イカの和え物など海の幸、山の幸がバランスよく盛られていて華やか!花ごよみではできるだけ地元の食材を使ってお料理を提供しているとのことで、素材を活かした優しい味わいのお野菜、ふっくらとしたごはんは噛むほどに自然な甘みを感じました。

また、店内はバリアフリー、赤ちゃんのおむつ替え設備もありこちらも優しい造りでしたよ。

まとめ

歴史のパワー、食のパワーで充電した今回のルートは紅葉が美しいことでも有名です。私が体験した日はまさに紅葉真っ盛り!赤や黄色に色づくもみじを見ながらの散策でした。今回紹介したスポット以外にも美しい場所、歴史を肌で感じられる場所がたくさんあります。見逃さないためにもガイドつきがおすすめです。ぜひ歩いてみてください!

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