将来は結婚して専業主婦を目指している、または兼業主婦になりたいと思っている人必見。今回はズバリ専業主婦と兼業主婦について比較する内容をまとめてみました。この記事で、具体的なメリットや抱えるリスク、デメリットなどをお伝えしたいと思います。
専業主婦と兼業主婦の違い

写真提供:ふじよ / PIXTA(ピクスタ)
専業主婦は、仕事に出かけない代わりに家事や育児に十分な時間を費やすことができ、ときには、ママ友同士の茶話会やランチ、趣味の習い事など、自分の時間を有意義に生かすことができます。経済面では、当然、旦那さんの収入のみでやりくりすることになります。
一方、兼業主婦は、仕事(パート、アルバイト、派遣など)から帰ってから、育児や家事をこなさなくてはなりません。仕事の時間帯によっては、家事の役割分担などパートナーの協力が必要です。経済的には、仕事で収入が得られるので、家計的には潤いますが、扶養控除の限度を超えると、逆に保険料等がかさむことも考慮しなくてはなります。
専業主婦のメリットとは

時間にゆとりを持てる
まずは朝から自分のことで、バタバタしなくていいのが専業主婦の嬉しいところ。今まで職場にいた時間が、すべて自分のものになると言えばわかりやすいでしょうか。9時から17時まで働いていた人は、その間の時間を家事や育児に十分費やせます。子育ての合い間にママ友とのランチ会や、自分の趣味に没頭したりする時間も持てるようになります。会社勤めの頃とは違う時間軸で、時間を自由に調整でき、日々の時間にゆとりができることで、精神的にも楽になります。後述する子育てに専念できたりします。
子供が生まれても子育てに専念できる
子供が生まれても、専業主婦であれば仕事(パートなど)に出かけなくていいので、子供の世話に十分時間を割くことができます。もし仮に子供に何かあっても、すぐに対応できるので安心です。時間に追われることなく子供とスキンシップをしっかり取りながら、子供の日々の成長を見守る楽しみもあります。
夫が仕事に集中できる環境を作れる
専業主婦は、家にいて家事や雑務をしっかりとこなすことができます。朝は愛妻弁当を作り、夫が疲れて帰ってきた時には、片付いた家で、美味しい手作り料理が食卓に並ぶ。夫にとって最良の家庭環境といえるかもしれません。これだけで、夫は仕事に対してより熱意を持って取り組める環境づくりになると思います。
専業主婦のデメリットとは

写真提供:ふじよ / PIXTA(ピクスタ)
自由に使えるお金が少なくなる
働いて収入が得られるのは必然的に夫だけになります。そのため、夫の収入のみで家計のやりくりをするので、主婦が自由に使えるお金にも限度があります。ときには、ママ友とのランチ会やおしゃれを我慢したりすることもあるかも。常に節約モードでストレスが溜まることもありますよね。
育児が大変で精神的にきつくなる
専業主婦は、特に平日は夫が働きに出ているので、子育てはほとんど母親の役目。子供は可愛いけれど、一日中一緒だと、育児ストレス感じることもしばしば。社会から取り残されてしまいそうな不安も襲ってくる。時間が自由な反面、家事や育児を完璧にとこなさなくてはと、人によってはプレッシャーを感じることもあるかもしれませんね。
兼業主婦のメリットとは

写真提供:kou / PIXTA(ピクスタ)
経済的ゆとりが持てる
専業主婦と比べて、働きに出るため、その分の稼いだお金を家計の足しにしたり、自分のためにお金を使うことができるのがメリット。専業主婦の金銭的な面での不安からは解消されるので、ママ友からの急なお誘いや出費でも、頭をかかえることがなくなることでしょう。夫の収入に頼っている、養ってもらっているという感覚がなくなり、自立性が生まれます。
精神的に楽になる
働きに出ることで時間はなくなるかもしれませんが、その分、社会と接する機会が増えて視野が広がります。家にずっといることで空虚感や閉鎖的な環境に縛られることなく、自分も、社会に貢献しているという充実感も得られることでしょう。仕事に出かけている間、家事や育児から解放されることで、気分転換ができ生活にメリハリができます。
兼業主婦のデメリットとは

写真提供:プラナ / PIXTA(ピクスタ)
時間が限られてしまう
夫婦共働きの場合は、お互いが留守のときは誰もいないので、家事や掃除の時間もしっかりと決めて取り組まないと、せっかくの休みの日も家事などに追われてしまうことになります。夫婦の時間や趣味に費やす時間など、なかなかゆっくり取れなくなりストレスが溜まってしまうことも。限られた時間を有効に使うためには、夫婦の協力と話し合いが必要ですね。
子供とのふれあいの時間が少ない
子供のそばにずっといることができないため、日中は託児所や保育園などに預けてから出社することになります。仕事との時間の調整など、毎日時間に追われている気分。仕事で疲れて帰ってから、食事の準備や後片付け、溜まっている家事に追われ、ゆっくりと子供の世話する時間が取れない。子供とのふれあいの時間が少なくなり、子供が寂しいのでは?と不安になったり。その分休日にはスキンシップの時間が欲しいですね。
さいごに
専業主婦と兼業主婦のそれぞれのメリットやデメリットについて比べてみましたが、参考になりましたか。どちらが良いとか悪いとかというよりは、自分はどちらが向いているか、どちらの形態の方が、より幸せな家庭環境を作っていくうえで適しているかを見定めることが大切。そのためにも、パートナーとしっかり話し合い、理解し合うことが一番ですね。
この記事を読んだあなたへ

ainiでは主婦としての家事の合間に参加できるワークショップ体験をご用意しております。たまには息抜きがてら、自分の趣味探しや気分転換にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
詳細はこちら
