テント泊をするキャンプで必要なアイテムを紹介!
2023/1/26(木)
これからキャンプをしてみたい
・・・けど、何を用意すればいいの?と、よく相談されます。ざっくりですが以下の物があれば、大丈夫かと思います。参考にしてください。
すべてが必要というわけではありませんよ。特にさくランドがホームグランドにしている、佐倉市の森「フォレストin岩名」にはテーブルや椅子はあります。
- テント
- タープ
- グランドシート
- マット
- シュラフ(寝袋)
- ペグ
- ハンマー
- テーブル
- チェア
- ランタン
- クーラーボックス
- ガスバーナー
- グリル
- 焚き火台
- トング
- 炭
- 着火剤
- 軍手
- 包丁
- まな板
- 調理器具
- 食器類
テント
眠る場所だけでなく、夜間や雨天時には荷物を保管したり、気温が低いときには暖かく過ごすための避難場所にもなります。
テントを選ぶ際は、設営の難易度にかかわる寝室の広さや形状に注目!
使用人数+1〜2人のサイズを選ぶと広々快適に過ごせます。耐水圧は1,500mm以上のものであれば、テント内に雨が侵入しにくいです。
テントはブルーシートでも作れます。厚手のブルーシートが一枚あると、テントにもタープにもなりますのでおススメです。
タープ
食事をしたりだんらんしたりする場所、家で言うリビングを作る屋根です。日光を遮るだけでなく、突然の雨にも対応します。ヘキサタープ、レクタタープ、スクリーンタープ、ワンタッチタープなど、種類が豊富!ソロやデュオ、ファミリーと人数やシーンに応じて使い分けられます。
私は上記の写真の様にソロキャンプの時はハンモック泊です。ハンモックの上にタープーを張って設営しています。
グランドシート
テントの下に敷くシートのことです。テントが汚れたり、床からの湿気や冷えを抑えたり、地面の石や砂利に擦れて破れることを防いだりと、テント本体を守る役割があります。雨が降ったことでぬかるんだ地面の上に設置してもテント自体に染み込むことがなく、快適に過ごせるのも魅力です。選ぶ際は、テントよりサイズが小さく、耐水圧1,500mm以上のものにしましょう。
インナーマット
テントの中で床の上に敷くマットのこと。フロアマットとも呼ばれています。地面の凹凸を軽減したり、地面からの湿気や冷気をやわらげてくれる効果があり、あるのと無いのとで寝心地が変わります。購入時は必ず、テントのインナーサイズを把握しておきましょう。タイプは、銀マット、ウレタンマット、エアマット、インフレータマットの4種類。どんなシチュエーションに適しているかも要チェック!
標高何千m級の山で使う、凍える寒さにも耐えられるような高性能なシュラフもありますが、キャンプではそこまでの機能は必要ありません。また、夏と冬では求められる使用温度が異なります。自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
ペグ
テントやタープが風で飛ばされないよう、生地につながったロープ(ガイロープ)を地面に固定する杭のこと。テント購入時に同梱されているものは悪天候時の固定力には不安が残る、そんな時は、頑丈な素材で作られている鋳造ペグがおすすめ。金属製はプラスチック製よりも地面が硬い場所や砂利にも打ち込みやすく、地中深くに打ち込めます。
キャンプ場は地面が固いところが多いので鋳造ペグは持っておくことをお勧めします。また、風の強い日などはしっかりとテントを止めておく必要があるので、長めの喪が必要になります。ただ、鋳造ペグは重いです。
ペグを打ち込むために必要なペグハンマー
テントやタープを購入した際に付属品として付いてくるものは壊れやすいです。地面が硬いキャンプ場ではなかなか刺さらないこともあるため、単体で丈夫なペグハンマーを購入しましょう。真ちゅう、ステンレス、鍛造ヘッド、3種類の中でも、特に硬くて頑丈な鍛造ヘッドがおすすめ!
真ちゅうは打撃時、手の衝撃が伝わりにくいですが撃部がへこみやすく、ステンレスは衝撃が伝わりやすいですが、打撃部がへこみにくいです。
ハンマーはある程度ハンマー自体の重さがあった方が自分の力を必要としないので、お子さんや女性には使いやすいと思います。
テーブル・チェア
キャンプで調理や食事をするのに必要なテーブル。地面は意外と凸凹しているため、鍋や食器をまっすぐに置けません。テーブルは複数用意し、料理用と食事用で分けて使うのもおすすめ!また、ローとハイ、2種類の高さから選べます。ハイは高さ80cm程度、ローは30cm程度が目安です。自分好みのキャンプスタイルでテーブルの高さを選びましょう。
チェア
キャンプで食事をしたり、ちょっと休憩したりする時に便利。コンパクトに収納して持ち運べるものから、リクライニング機能が付いたものまで種類が豊富です。テーブル同様に2種類の高さがあり、ハイは40cm程度、ローは20cm程度が目安です。
ランタン
ランタンは、街灯がなく夜は真っ暗になるキャンプ場では必須のアイテム。タープ全体、テーブル上、移動用など、シーン別に使い分けましょう。メインには明るいガス&ガソリン、移動には火を使わないLEDランタンがおすすめです!
ヘッドライト
お泊りキャンプでは明かりの確保は必須です。ヘッドライトが一つあると、トイレに行く時や作業をする時に両手が使えるのでお勧めです。最近は高照度で多機能なものがありますが、小さくて軽い物を選ばれると良いと思います。ただ、手をかざすとON,OFFの切り替えられる機能は便利です。
クーラーボックス
キャンプで必要な飲み物や食材を保温してくれるクーラーボックス。冷たいお酒やドリンクをおいしく飲むために、また食材を新鮮に保つためには必須のアイテムです。クーラーボックスには、落としても壊れない丈夫な作りのハードタイプ、コンパクトに収納できるソフトタイプの2つに分かれています。
私は上記のコールマンのソフトタイプ(向かって右のブルーのタイプ)を使っていますが、保冷剤を上下や左右に複数使えば、真夏でも十分一日は冷たさはキープしてくれます。
上手なクーラーボックスの使い方
- クーラーボックス自体を炎天下に置かない。
- 開けたらすぐに占める。
この2点を注意するだけでも違いますよ。
おススメ保冷剤
ガスバーナー・グリル
炭をおこす手間なく手軽に火を使えるガスバーナーは、キャンプで料理をしたい時に最適なアイテムです。炭を使わずに済むため、火消しなどの手間もなく手軽に使えます。バーナーを使用する際には、ガスボンベが必要です。あわせて持参しましょう。
私は高地でのキャンプはしないので100均でも販売されているCD缶が使えるバーナーを利用しています。
アルコールストーブ
固形燃料やアルコールストーブを使うことで、自動炊飯ができる「メスティン」を使う時の必須アイテム。折り畳み五徳(ポケットストーブ)はキャンプブームのおかげで100円ショップでも販売され、有難いことです。
メスティンはご飯を炊く時に缶詰などを入れて炊飯をすると「炊き込みご飯」が簡単に作れますし、パスタやいろいろな料理も出来るので、私はサイズ別に数種メスティンは愛用しています。
バーベキューを楽しみたい時はバーベキューグリル!
引き出し式ロストル(火床)なら、網の上に食材を乗せたまま炭の継ぎ足しやすいです。はじめてなら、組み立てやすいシンプルなものがおすすめ!脚を外して卓上でも使用できるツーウェイ仕様のものもあります。
ソロキャンプでは持ち運びやすく調理もしやすいガスバーナー、グループやファミリーでは周りを囲んで使えるグリルを選びましょう。
焚き火台
眺めると心落ち着く焚き火。最近では、焚き火をする場合には焚き火台が必須というキャンプ場が多いため、焚き火をしたいなら焚き火台は必須です。焚き火があれば、スモアなどの焚き火料理も楽しめます。また網も一緒に持参すれば、焚き火台でバーベキューができます。
写真の焚火台は脱着スタンドとセットになった物です。
トング・炭・着火剤・軍手
焚き火台やグリルを使うときは、トング、炭、着火剤、軍手が必要不可欠。食材、炭、薪などをつかむときに便利なトングは、食材と炭・薪で使い分けるために、複数の持参がおすすめです。
炭
スーバーやホームセンターといった近所のお店で入手しやすいです。キャンプ場に売っていますが、値段が少し高い場合が多いため、事前に用意しておきましょう!炭は着火しにくいため、木々に火をつけた後から継ぎ足す形で使うのがポイント。
炭が上手くつかない場合は、着火剤を持っていきましょう。初めて火をおこすキャンプ初心者にはもってこいのアイテムです。火種を移動する際には、軍手があると便利。熱いものをつかむシーンでは、耐熱素材のある手袋を利用しましょう。
おススメ オガ炭
「木材加工の際に出るおがくずを再利用して作られた木炭の一種」です。
備長炭と比べると脆く、劣化版のように思われている方もいますが、じつは火力や燃焼時間は備長炭に劣りません。
また、さまざまな特徴や使用メリットを持っており、用途やシーンによってはその力を存分に発揮します。
コストが低く、エコな燃料
オガ炭は、安価で入手可能なおがくずを再利用して作られているため天然備長炭などとくらべると価格が安いのが特徴です。
「備長炭を使用していたけど、オガ炭でも代替可能だった・・」というケースも多く存在し、オガ炭に変更することでコストダウンにつながることもあります。
また、捨てるはずであったおがくずを再利用したエコな燃料として、キャンパーなど多くの自然愛好家の方にも親しまれています。
火力や火持ち良好でコスパがいい
備長炭には劣りますが、かなり近い火力や燃焼時間を持っており、安めの価格を考えるとコスパの良い燃料だといえます。
当然、備長炭と同じように遠赤外線効果もあるので、食材を中からじっくり火を通して旨みを閉じ込めることも可能です。
とくに燃焼時間に関しては、半日程度であれば余裕で持つものが多く、長時間使用する必要がある飲食店でも問題なく使用することができます。
火がつきやすい
オガ炭は備長炭とくらべて着火しやすいのも特徴のひとつです。備長炭への火つけに使われることもあります。
また、オガ炭は中が空洞になっているため、簡単に折ることができます。折ることで火起こし器などのサイズに合わせて使えるのも特徴のひとつです。
「オガ炭は火がつきにくい!」といった意見を目にすることがありますが、あながち間違いでもありません。
「かためタイプ」のオガ炭は中身がギュッと詰まっているため、火がつきにくいことがあります。
火付けに使用したい場合は「やわらかめタイプ」のオガ炭がおすすめです。
爆ぜることがほぼない
備長炭などの炭は、火中に入れると「パンっパンっ!」と大きな音とともに爆発を起こし、破片が弾け飛びます(爆跳)。
日頃から炭を使用している方の中には、火傷など痛い思いを経験したことがある方もいるのではないでしょうか?炭を扱うことには危険が伴います。
その点、オガ炭は火中に入れても爆発することがほぼありません。
どなたでも比較的安心に使うことができることや、食材に破片が刺さって台無しにしてしまうことがないのはオガ炭の特徴であり大きなメリットです。
灰が少なく片付けやすい
商品にもよりますが、オガ炭は出る灰の量が少なく、後片付けが容易いのも特徴のひとつです。
さらに、灰が炭にかぶらず安定した火力を維持することが可能です。
炭をつかったあとの後片付けは思いのほか大変なものです。片付けが簡単なのは大きなメリットだといえます。
着火剤
いろいろ種類はありますが、私は100均の物を愛用しています。
軍手
軍手は用途に合わせて数種類持っていることをお勧めします。
- 軍手は意外と滑ります。滑り止めがあるタイプか手のひら側がゴム加工されているものが良いと思います。
- 皮手袋。手袋をしているからと言って、炭や薪を直接触ることはありえませんが、出来るだけ厚手の物が一つあっても良いと思います。
- 洗い物用のゴム手袋。標高の高い場所にあるキャンプ場が多いです。お水は地下水のことも。なので、冬場はかなり水が冷たくて洗い物は泣きそうになります。そこで、せめてもの抵抗がワークマンなどで売られている、職人さん用のゴム手袋です。これ一つでかなり助かりますよ。
包丁・まな板
料理のマストアイテム、包丁とまな板。アウトドアで使用する際は、衛生的に携帯性に優れているものがおすすめです。
まな板
調理器具
クッカーやダッチオーブン、パーコレーターはキャンプで調理をするのに必要なアイテムです。食器を持ち運ぶのが面倒な方は、クッカーからそのまま食べられます。スタッキング(重ねてコンパクトに収納)できるため、持ち運びがしやすくキャンプにぴったり!
パーコレーター
お湯を沸かし、コーヒーを抽出できる器具です。淹れたコーヒーは、高温のお湯に抽出されることによりガツンとした味わいがあります。山や海を眺めながらコーヒーを味わいたい方は一つ持っておいて損はないアイテムです。
私はキャプテンスタッグのパーコレーターを使っています。
豆をミルで挽いてパーコレーターでポコポコとコーヒーの香りを楽しみながらの時間は至高の時間です。
食器類
風に飛ばされない適度な重さ、割れにくく熱に強い、など利点が多いため、アウトドアメーカーの食器はメラミン樹脂製のものが多いです。温かい食品やスープなどを入れても容器自体が熱くなりにくく、小さな子どもなども使いやすいことからファミリー層に人気があります。
カトラリーやシェラカップなど、キャンプ向きの軽量かつコンパクトな商品をチェックしておきましょう。カトラリーは食事の細かな部分もおしゃれに彩りたい方におすすめ!
キャンプテーブルをより華やかに演出できます。収納袋付きのものが多いので、かさばりにくく持ち運びやすいです。最近はキャンプブランドごとに販売しています。
シェラカップは取っ手のついた独特な形状のカップ状の食器です。持ち手の部分が曲がっていて、使わないときや洗った後に乾燥したいときには、つり下げられます。ステンレス製なら直接火にかけて調理することもでき、とても便利です。
キャンプの持ち物&必需品リスト【季節編】
【夏に便利】
- 虫よけ
- 蚊取り線香
【冬に便利】
- ホッカイロ
- ストーブ
夏キャンプの必需品
蚊取り線香
夏キャンプの天敵はなんといっても虫です。特に蚊にさされたら痒くて、せっかく楽しみにしていたキャンプも台なし。蚊取り線香を忘れず持っていきましょう。
虫除けスプレー
自然に囲まれたキャンプ場の一番の大敵は虫。蚊やアブなどから身を守るため、虫除けスプレーは欠かせません。お肌の弱い方でも使えるオーガニックの虫除けスプレーが安心です。中にはハッカ油を使用して虫除けしている方もいます。
冬キャンプの必需品
ホッカイロ
寒暖差の激しいキャンプ場では防寒対策が欠かせません。特に夜は一気に冷えるので、寒さの影響で全く寝付けないなんてことも!ホッカイロは、冬キャンプを行うときにあると非常に便利です。手や身体が冷えないように自身で身体を守りましょう。特に貼るホッカイロがおすすめです、
ストーブ
冬はテントの中でもかなり寒いです。そんな時に便利なのがストーブ。石油ストーブや薪ストーブなど種類がいくつかありますが、使い方が便利なのは石油ストーブ、暖かいのは薪ストーブです。テントの中で使うのなら、一酸化炭素チェッカーの使用は必須。また、テントは熱に強いコットンテントを使いましょう。
サバイバル的防寒
寒くて寝られないと、とてもツラいです。そんな時は
1.耐熱のペットボトルを利用します。
ホット用のペットボトルでも代用は出来ますが、容量が多い方が温かさが持続します。
私はサイズ違いで「ナルゲンボトル」を数本持っています。
沸騰したお湯を入れて、脇や内股に挟んで血液を温めると体中が温かくなってきます。
お恥ずかしい話ですが、まだ、キャンプ経験が浅いころ、秋に遠出のキャンプに出掛けて、まだ防寒はこのくらいで大丈夫だろうなんて、甘かったです。
ナルゲンボトルはあったので、お湯を沸かしてなんとかその場は凌げました。
2.新聞紙で体を包みます。
キャンプの持ち物&必需品リスト【便利グッズ編】
ゴミ袋・スポンジ
忘れがちなのがゴミ袋。キャンプで調理や食事をする場合は、必ずゴミが出ます。キャンプ場の中にはゴミ袋を販売していないところも多く、キャンプ場にはゴミ袋、スポンジが置いていないところがあるので、しっかり持参しましょう。
ジップロック・アルミホイル
小物を入れたり、調理で使ったりとアウトドアシーンで活躍するジップロック。小物を入れたり、調理に使ったりと、さまざまな用途で活用できます。キャンパーや登山家にとって、便利なアイテムです。行動食の袋などをあらかじめ捨ておき、ジップロックにひとまとめにしておくと、ゴミを減らせます。
アルミホイル
肉や野菜、焼きそばなどを網で焼く際に器代わりに使ったり、ホイル焼きを楽しみたい時に便利です。じゃがいもをくるんで炭の中で加熱すれば、じゃがバターなども作れます。
ウェットティッシュ
キャンプでは手がよく汚れます。利用するキャンプサイトによっては水場が遠い場所にあることもあるため、サッと拭いて手を清潔にできるウェットティッシュはかなり重宝します。
自在ロープ
自在ロープは、キャンプ場に置き忘れてしまうことの多いアイテムのひとつです。なくなったことに気づかず、次のキャンプに行くとキャンプ場でアイテムが足りないことに気づく!なんてことも。万が一の自体に備えて、自在ロープを用意していると便利です。
ランタンスタンド
ランタンは、机の上に置くと少しの弾みで倒してしまうなど、安定性に不安が残ります。しかし、スタンドにかけていれば、そんな心配もゼロです。テントサイト全体を照らしたい場合にも、ランタンスタンドがおすすめ!
アウトドアワゴン
アウトドアワゴンは大量の荷物を一度に運べる便利なアイテムです。サイトに車の乗り入れができないキャンプ場で特に活躍します。車から下ろした荷物を引っ張ってテントサイトへ持って行けます。
アウトドアワゴンが出始めたころに、購入したのですが、最近は写真のように2段になって屋根がついているものもあるのですね。
タイヤは太いタイプが絶対にお勧めです!
ドライネット
食器を乾燥させるために利用するアイテムです。砂埃や灰からも食器を守ってくれるため、キャンプ時にあると非常に便利。食品を乾燥させることもできるため、普段使いしやすくキャンパーに重宝されています。