焚き火台の選び方
2023/1/4(水)
キャンプで料理や焚き火の観賞などに活躍する焚き火台。
アウトドアメーカーからさまざまな商品が販売されています。また、浅型や深型など形状も異なり、おしゃれなデザインの商品もあるため、どれを選べばよいのか迷いますよね。
選ぶポイントは幾つかありますが、代表的なのは以下の3点でしょうか?
- 薪のくべやすさ
- 料理のしやすさ
- 準備・手入れのしやすさ
そもそも焚き火台はなぜ必要?
近年、環境保全や火事の危険性を考慮して、多くのキャンプ場が直火での焚き火を禁止しています。そのため、焚き火を楽しむ際には焚き火台が必須です。
そのほかにも、焚き火台を使えば焚き火だけじゃなく料理も快適に作ることができたり、後片付けが手軽になったりとさまざまなメリットがあります。さらに、おしゃれなデザインの焚き火台を使えばワンランク上の雰囲気を楽しめますよね。
また、携行性を重視するならソロキャンプ向けの焚き火台がおすすめです。
さくランドホームグランド「フォレストin岩名」は直火が楽しめる場所でもあります。
焚き火台を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」
① 火いじりを楽しむなら浅型
純粋に焚き火を楽しみたい・火いじりをしたいという人には浅型の焚き火台がおすすめです。
炎が焚き火台に隠れないので、じっくりと炎を眺めることができます。さらに、薪の追加や移動も容易にできるため、火加減の調整がしやすいのも利点です。
ただし、浅型の焚き火台の場合は火の粉が飛び散りやすいため、気になる方は深型の焚き火台がよいでしょう。深型の焚き火台は風の影響を受けにくいため、料理にも適しています。
焚き火をしていると火の粉が飛んでくることが良くあります。化繊のウェアですと穴が開いてしまうので、焚き火用のウェアがおすすめです。
② 薪をくべる部分が45cm程度のものを
現在、キャンプ場やホームセンターなどで市販されている薪の長さは30~40cmです。そのため、薪をくべる部分が45cm程度あれば余裕をもって市販の薪をくべることができ、薪をカットする手間を省くことができます。
③ 料理を楽しむなら付属品と耐荷重にも注目!
焚き火を楽しむだけではなく料理も作れる焚き火台ですが、商品によっては必要な備品が付属していないものもあります。また、ダッチオーブンなどに対応していないものもあるため、料理を楽しむなら耐荷重も購入前にチェックしましょう。
バーベキューをするなら焼き網つきのものを選ぼう
バーベキューなどを楽しみたいなら、焼き網が付属した焚き火台がおすすめです。とくに、特殊な形状の焚き火台では、市販の焼き網がうまくセットできない可能性もあります。なお、焼き網はオプションとして別売りされている場合もあるので、購入前にチェックしましょう。
煮炊きをするならゴトクつきかどうかを確認しましょう。
ダッチオーブンを使うなら耐荷重にも着目
家族や友人同士で料理をする場合にはダッチオーブンの使用も考えられます。ダッチオーブンは重いものだと10kg以上のものもあり、さらに食材を入れると重量が増します。
ダッチオーブンの使用を想定している人は、購入前にお手持ちのダッチオーブンと食材を足した重量を確認し、焚き火台の耐荷重をチェックしましょう。
④ より快適に使用するならプラスαの付属品をチェック
焚き火台のなかにはプラスαの付属品がついている商品があります。以下のポイントもチェックして、より快適に使用できる商品を選びましょう。 燃焼効率を高めるロストルつきがおすすめ
ロストルとは、焚き火台本体の下部に取り付ける、穴が開いた板材のことです。ロストルを本体と薪との間に敷くことで空気の通り道ができるため、薪がより燃えやすくなります。さらに常に一定量の空気が供給されるため、安定して燃え続けます。
灰受けつきなら灰の処理も手軽にできますよ。
私の愛用している焚き火台の1軍選手は「ユニフレームのファイヤグリル」ダッチオーブンの重さにも耐えられ、ロストル付で、ケースも付いています。ただ、公共機関でのキャンプには不向きですね。
https://www.uniflame.co.jp/catalogs/2022/index_h5.html#42
ダッチオーブンを吊り下げられる、焚き火台
キャプテンスタッグ クアッドファイヤースタンド