依存症と共依存~持ち込みOK!リコラの体験~

2022/5/6(金)

こんにちは!

カウンセラーリコラです。


本日は大型連休の合間であるにもかかわらず、「辛い恋の処方箋~恋愛依存症を学んでしんどい恋の理解を深める」の体験を開催することが出来ました。

ainiの体験には、たくさんの「楽しい体験」「美味しい体験」「ワクワクする体験」があるにも関わらず、依存症という非常に根深い問題を取り扱う体験に関心を寄せて頂き、学びへの意欲を持たれたゲスト様とのお時間をとてもありがたく感じながら、お話させて頂きました。

同時に、ainiという場所が「参加型」であることを忘れずに、プログラムの合間には、ゲスト様に考えて頂き、理解を深めて頂くコーナーも設けながら、ホストから一方的に情報を発信することのないように工夫をすることで、わたくし自身も発見があり、ゲスト様とホスト双方に様々なインスピレーションが得られる貴重な時間でもありました!


依存症というと、特別な環境にいる人がかかる病と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

そして、「共依存」という言葉から受ける解釈やイメージも、気を付けて扱わなければならない!というゲスト様からのお言葉がとても印象的でした。


日常の中で「あの人と彼女は共依存ね!」などというセリフをお聞きになられたことがあるかもしれません。

「共依存」という言葉は恋愛相談や夫婦問題の相談の現場ではとても日常的な単語として扱われる場合もございます。

どちらかが一方的に我慢をしたり、自分の気持ちを押し殺して相手に尽くす、離れることが出来ない関係、などの印象があるかと思いますが、この説明では不十分です。


依存症、共依存症の理解が進まないのは、医学部の学生さんでさえ6年間の間で、依存症を学ぶ時間がたったの数時間!お医者様でも専門家が少ないのです。

ですから、依存症に対する誤解が生まれてしまうのは仕方がないことかもしれません。


「共依存」の言葉のルーツは依存症の治療の現場において生まれた言葉です。

依存症者に巻き込まれる家族が、依存症者と同じような症状や影響を受けることから「共に依存する」という意味で共依存症者と呼ばれるようになりました。

親が依存症者であり、その影響を受ける子どもたちを「一次共依存」、配偶者が依存症者でありその影響を受ける妻(あるいは夫)を「二次共依存」と言います。

一次共依存のほうが影響を大きく受けるといわれており、一番影響を受けるのは7世代後ともいわれております。

不思議な偶然ではありますが、ネイティブアメリカンのことわざには「何事も7世代後のことまで考えよ」という言葉があるそうで、依存症が後世まで及ぼす影響と重なることが興味深いところでもあります。


また、この世に共依存症者が一人もいなければ、依存症者は存在しない

とも言われております。


なぜそういわれるのか?

体験の中でお話をしてまいります!


本日はあらかじめ用意した依存症の定義や要因等の概要から、恋愛依存に焦点を当てたお話も交えながら、持ち込み案件についてもお話を伺う体験となりました。

これは、マンツーマンならではの、柔軟な対応により実現できるものです。


リコラの体験は「持ち込みOK」です!


(ただし、持ち込み案件次第では、予定時間に終了できないと思われますので、お時間には余裕をお持ち下さい)


依存症について治療現場、支援者、当事者、さまざまなお立場の方たちとともに依存症を学んできた内容を、自分に落とし込み、理解したものを体験としてご用意いたしました。


この体験を通して、日常生活や、ご自身が活躍なさる分野でご活用していただければ、とても嬉しく思います。


どんな知識も邪魔になるものはありません。今のご自分には関係ないと思われるかもしれませんが、依存症を知ることで、思いやりや優しさ、本当の幸せは何だろう?と考える機会にもアプローチしてまいります。


みなさまのご参加をお待ちしております!


またこの体験を作るにあたり、タイトル決めで非常に苦労しておりましたが、とても参考になるアドバイスを下さり、また、体験内容の紹介について、自分では気が付かなかった視点を教えて下さったのがainiの運営さんのもくもく会でした!


客観的なご意見やアドバイスを頂きながら、この体験が出来上がったことをとても感謝しております。


ありがとうございました!



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