【大塚】蕎麦打ち体験行ってきた!
2022/5/6(金)
JR大塚駅は池袋のお隣でありながら人生初ランディング。特に何も期待せず降り立った大塚、すぐ目に入ってきたのは路面電車”都電荒川線”。大塚は山手線で唯一の都電接続駅だそうです。(豆知識w)この日向かったのは大塚で4代続くお蕎麦屋さん”小倉庵”。ここで蕎麦打ち体験をしてきました。
参加した体験:
↑小倉庵 安藤さん
体験できること
蕎麦粉から蕎麦を打ち、自分で打ったお蕎麦を直ぐに茹でて天ぷらと一緒に頂くことができます。所要時間は食事を含めて2時間ほど。蕎麦は3人分出来るので残ったお蕎麦は持ち帰れます。蕎麦つゆも付けて下さるので自宅で茹でるだけ!素晴らしいお土産です。
道中で見つけた素敵な建物
地図もそぞろに適当に歩き出して数分、安定の道間違いを経てなんとか正しい道に軌道修正しました。(間違えて進んだ道はサンモール大塚商店街。小さな商店とチェーンが混在していて、飲み屋さんも沢山並んでいました。楽しそうな街です。) 小倉庵までの道を歩きながら気がついた事。”あれ?なんかだか古くて素敵な建物が残っているな”。後から小倉庵店主 安藤さんが教えて下さったんですけど、大塚は昭和50年頃まで花街として賑わっていたとのこと。つい10年ほど前まで芸者さんが普通に街を歩いていたそうです。現在は古い建物がどんどんマンションに替わっているようで、新しめのワンルームマンションを多数見かけました。
蕎麦打ちスタート!
蕎麦粉を捏ねて細く切るまでの工程を安藤さんのデモンストレーション→自分の順で繰り返していきます。少人数制なのでゆっくりマイペースで進められるのが良かったです。この日初めて知ったのは蕎麦粉の香り!ちょっとピーナッツのようで香ばしい香りがするんですね。ちなみに小倉庵は北海道産の蕎麦粉を使用した二八蕎麦です。
蕎麦は風邪を引かすなという言葉があるそうで、蕎麦のタネは乾燥させないように包んで大切に扱います。そして出来る限り均等にするのがポイントで、麺棒で伸ばす際一番気を使いました。なんと言っても蕎麦打ちのハイライトは切る工程ですよ。重みのある大きな包丁で蕎麦の上に置いた板をずらしながら切っていきます。安藤さんがリズミカルに作業するのを見て”なるほど〜”なんて思いましたが、実際は凄く難しい!!!
完成したお蕎麦はこちら!
集中したおかげで意外と綺麗に仕上がり大満足!このあとお店で茹でて頂き、揚げたて天ぷらと一緒に実食です。体験にはワンドリンクも付いていて、お酒も頂けます。
安藤さんが蕎麦打ち体験を開催するきっかけになったのは、江戸蕎麦の通人を表す民間の資格を運営する”江戸ソバリエ協会”からの依頼だそうです。安藤さんももちろんソバリエ且つ東京都麺類協同組合では理事を務め、後輩たちに蕎麦打ちの指導をしているそうです!だからこんなに上手く打てたのか、と納得しました。優しい安藤さんは”センスがいい”と誉めてくれましたがw。
こんな人におすすめ
▶️日本文化をこどもに触れさせたい方。包丁を使うので年齢制限がありますが、是非親子で参加して下さい!蕎麦打ちの道具について知ることができるので大人も一緒に知識を深める事ができますよ。
▶️ご夫婦やカップル。普段の参加でも年代問わず参加が多い層とのこと。意外な一面が発見できるかもしれませんね。出来上がったお蕎麦を交換して食べてみるのも楽しそう。
▶️海外からのゲストのおもてなしとして。説明不要ですね、間違いなく大喜びして貰えるでしょう!
▶️大人の週末遊びとして。私も今回一人参加してみました。一人で街を歩くと思わぬ発見があったり、ホストとゆっくりお話出来るのが良いですね。
さて次回はどこに遊びに行こうかな〜。またレポートします!