【ひとりごと】コミュニティっていいな
2022/3/17(木)
先週末とあるコミュニティに参加してきました。この日の経験が私のぼんやりした”コミュニティ”概念の輪郭をハッキリさせてくれて感動したのでノートを書いています。
もしかして人生初かも?のパキスタン料理
メニューはハリーム・ニハリ・チキンカラヒ・タフタン・プラオ・野菜のサブジ・デザートとのこと。むむむ、ほぼ想像が付かないw。でもきっとスパイスが効いていて美味しいに違いない!という食いしん坊精神で即参加を決めました。
さぁ作ろう!その前に。
現地に到着すると、私以外のメンバーが既に雑談していました。なるほど、私以外は皆様お知り合いの様です。ここ、結構ポイントだと思うんですけど自分以外は知り合いって状況居心地よくない事が多いですよね。なんならこの気まずさが苦手でコミュニティに参加するの躊躇ってしまう人も多いのでは?と思います。だがしかし!!だがしかしですよ。この日私を迎えてくださったメンバーがまぁ明るいこと。”〇〇です。〇〇って呼んでくださ〜い”って声を掛けてくれてあっという間に(かつ自然に)輪の中に入れて下さいました。さらに見た事のないスパイスや珍しい食材のオンパレードを目の前にしたらナチュラルに質問が飛び交うのでワイワイ感が生まれるんですよね。到着してものの数十分でガハガハ笑う雰囲気が出来上がりました。
はい、プラオとガジャル・ハルワ作ってね
ええっ!!食べたことないから正解分かんないですけどWと言いながらも、”大丈夫、正解誰も知らないから”という言葉に励まされながらスタート。手渡されたレシピを参考にお料理していきます。プラオはピラフ、ガジャル・ハルワは人参の甘いデザートというヒントを貰ってイメージを膨らます。お料理ってゴールイメージがあった方が進めやすいですよね。
プラオは、たっぷりのギーでスパイスを焦げないように炒める工程が好きでした。(瞑想のような集中力が必要)研いで水気に浸したバスマティライスをピラフっぽく炊き上げていきます。水の分量が書いていなかったのでよしなに足しながらいい感じになったら完成。この、”よしな”が難しい!なので周りの方に相談しながら進めました。みなさんのアドバイスが的確だったこともあり大成功〜。こんな具合に出来上がりました。
お次はガジャル・ハルワを作っていく!
なんとなく、モロッコとかの甘いデザートをイメージに作り始めたんですけどレシピを見て驚きました。なんとギーで人参を炒めるんです、しかもスパイスと共に。へ?これデザートよね?私の中のお料理スタンダードが崩壊しました。兎に角レシピ通りに作り進めます。炒めた人参にナッツを混ぜたら仕上げに練乳を投入します。ここは料理してる特権で少し甘さ控えめに味付けさせてもらいました。出来上がりはこちら。え?これがデザート?って感じですよねw
私以外のメンバーは本格的な料理を
チキンやラムの煮込み、フォカッチャのようなタフタン、ラムと小麦(この日はオートミールで代用)の煮込みがどんどん作られていた!お互いのお料理進捗を確認して盛り上がったり、協力しあったり、褒めあったりとワチャワチャした空気が心地良い。なんとこの時点でお料理開始から3時間以上経過していて驚きました。お料理の様子はこちら。この日、アジアハンターで購入したというターリー皿が登場しました。もうお店ですw。夕方のいい時間に完成したのでビール片手にお食事がスタート。いうまでもなく全メニュー大成功でした。
食べること・飲むことが大好きなメンバーの会話は勿論飲食について。皆さん色んな事を本当によくご存知です。話の流れで次はスープからラーメン作っちゃう?というアイディアが出ました!
この日感じた、コミュニティっていいなの理由
- 私が何をしているか?とか何歳か?とかプライベートな事をほぼ話さなかったこと
- そこにいるただの私として受け入れて貰えたこと
- 好きなことが共通している
- 好きなことへの探究心が凄い
- なんでもやってみようの精神が旺盛
- 明るい
- 否定しない
- and more
”好き”で繋がるコミュニティの本質を理解することが出来た気がしました。仕事でもない、これまでの友人関係でもない、”自分”と”好き”と”仲間”の時間って本当に心地よい。ニュートラルな自分でいることがこんなに良いものなんだと知った私はコミュニティにハマってしまいそうです。