不登校でオンラインを活用するデメリットは?よくある「引きこもり」への不安
「オンラインフリースクールって、ずっと家に引きこもってしまうんじゃないの?」
aini schoolに関心を持ってくださる保護者の方から、もっともよく聞かれる言葉のひとつです。学校に行けない時期が続いているお子さんを持つ親御さんにとって、「オンラインで本当に大丈夫なのか」という不安は、ごく自然な感覚だと思います。
この記事では、そんな疑問に正面から向き合うために、生徒さん・保護者の方・スタッフそれぞれの「生の声」をお届けします。
先日、朝日新聞EduAにaini schoolの密着記事が掲載され、人気記事ランキングトップ6に入りました。紙面では紹介しきれなかった声を、ここで公開します。

パジャマのままでOK!無理のないオンライン登校が「居場所」になる理由
aini schoolは、毎朝9時からホームルームがあります。でも、正装で参加する必要はありません。パジャマのまま、寝ぼけまなこで画面の前に座るだけでいい。それだけで「今日も始まった」という感覚が生まれます。
保護者のWさんは、こう話してくれました。
「寝ぼけまなこで、ずっとパジャマのままでパソコンに座ってるんですけど、少なくとも毎日『あれ? もう9時になるんじゃないの』とか言うと、『ああ、行かなくちゃ』と言うんで、そういうところはすごい良かったかな。親としてもめんどくさくない。比較的楽にコミュニケーションの環境にアクセスできるようになったのは大きかったですね」
無理に「外に出る準備」をしなくていい。それだけで、毎日のハードルがぐっと下がります。
また、aini schoolではアバターを使ってオンライン空間に「登校」します。顔を出さなくてもいい、声だけでもいい。そのアバターならではの気軽さが、コミュニケーションへの第一歩になっています。
「知らない人と会ってそこで楽しくできるかどうかっていうと、帰って気を使って楽しくないっていうのが多分親としても”だろうな”と思ってるんで。アバターでやってるからこそコミュニケーションできたっていうのはあった」(保護者・Wさん)

【生徒・保護者・スタッフの声】年齢性別を超えた繋がりと、オンラインだからこその出会い
生徒・Yさんの声:「年齢も性別も関係なく仲良くなれる」
小学校低学年から学校に行けなくなり、aini schoolのサマースクールをきっかけに入学したYさん(中学生)。入学前はこんな気持ちだったと話してくれました。
「あんまり学校に行ってなくて、友達少なくて、なんかあんまり毎日楽しくないなって思ってたんです」
でも、aini schoolでパン作りやお菓子作りの授業を通して「これ作れるんだ」という喜びを見つけ、少しずつ変わっていきました。
「リアルの学校は先輩後輩っていう意識が強いけれど、aini schoolは年齢性別関係なく仲良くなれるので心地いいです」

保護者・Wさんの声:「学校の理不尽さ」と、オンラインだからこその出会い
イギリスのオンラインスクールやオンライン家庭教師をすでに活用していたWさんは、「生活の基盤」を求めてaini schoolにたどり着いたと言います。
「僕の学校時代も理不尽なことばっかりだったんですね。でもそんなに大変じゃなかったし、それが普通だったんです。で、なんで普通だったのかって言うと、それ以上にうちの親が理不尽だったんですね。でも今は家が理不尽じゃなくて、みんな優しいから物分かりもいいし、だから学校行くととんでもなく理不尽だと思うんですよ」
みんなで同じことを、同じペースで。そのやり方が合わない子どもたちにとって、aini schoolは「違う選択肢がある」と知れる場所です。
クラスガイド・安藤さんの声:「まずは居場所、次が遊び場」
「オンラインだと引きこもってしまうのでは」という不安に、クラスガイドの安藤(ヒラリー)さんはこう答えます。
「理由をいきなり親御さんが聞かれちゃうと、過去の話をしなきゃいけなかったり、もしかしたら思い出したくない話を入り口からしてしまう。そうじゃなくて、学校と違って楽しそうだし学べそうだし、オンラインでも近づいてみたいかもって思える場所だったり、コンテンツだったりの空間だと思いますね。まずは居場所で次が遊び場」
無理に過去を掘り起こすのではなく、まず「近づいてみたい」と思える安心な空間を作ること。それがaini schoolの入り口です。

運営・森さんの声:「オンラインはリアルの入り口」
aini schoolの立ち上げメンバーであり、自身も不登校の子どもを持つ親でもある森さんは、こう語ります。
「自治体や教育委員会の方々は『オンラインを居場所にすると、ずっとそこに引きこもってしまうのでは?』と心配する方も多いと思うのですが、現実は逆のケースがほとんどなんです。一度リアルの学校から距離を置いた子が、aini schoolというオンラインの場で安心と自信を取り戻して、またリアルに戻っていくというケースのほうが圧倒的に多い。オンラインはリアルの敵じゃなくて、むしろリアルへの『入り口』であり『橋渡し役』なんです」
「私たちが目指しているのは、”ここで完結する世界”ではなく、子どもが“自分の意思で次の一歩を選べる”状態になることなんです」

オンラインはリアルの敵じゃない。データで見る「心と行動の変化」
aini schoolには、「退会(次のステップへの移行)」を誇る文化があります。卒業して学校に戻る子、新しい学びの場に移る子。その「旅立ち」をみんなで喜ぶ。
入学後「子どもの笑顔が増えた」と感じた保護者は約9割。退会者の3分の2が、学校復帰や新たな学びの場へと歩みを進めています。


朝日新聞EduAの密着記事には、そんなaini schoolで起きた子どもたちのリアルな変化が写真とともに紹介されています。ぜひあわせてご覧ください。▶︎ 朝日新聞EduAの記事を読む(無料会員登録で全文お読みいただけます)

検討中の保護者の方へ
「うちの子、オンラインの学校で楽しく過ごせるのかな」
そんなふうに思われている方へ。aini schoolには、同じ不安を持ちながら一歩踏み出した保護者の方がたくさんいます。まずは話を聞いてみるだけでも、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
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