AINI体験の企画を一緒に考えるワークショップ「ブレインリレー」

2026/11/2(月)

アイデアは一人で考えるより、みんなで育てる!「ブレインリレー」で体験企画をつくろう

面白いアイデアはある。でも、そこから先が進まない!

新しい企画を考えるとき、こんなことはありませんか?

「こんなことができたら面白いよね!」

「それ、いいじゃない!」

ところが、その後が続かない。

誰に参加してもらうのか、何をするのか、どうすれば実現できるのか。

具体的に考え始めると、なかなか先に進まなくなるものです。

逆に、一人で考え込んでいると、自分の知識や経験の範囲から抜け出せなくなることもあります。

そんなときに試してみたいのが、今回紹介する**「ブレインリレー」**です。

ブレインリレーとは?

今回の企画会議で使うブレインリレーは、一人が考えたアイデアを次の人に渡し、別の人の発想を加えながら、リレー形式で育てていく方法です。

例えば、最初の人が、

「子供に魚をさばく体験をさせたい」

と考えたとします。

次の人が、

「でも、いきなり包丁を持つより、大きな魚を見たり触ったりするところから始めたら?」

と付け加える。

さらに別の人が、

「魚のプロに、どこを見ればおいしい魚が分かるのか教えてもらうのは?」

と続ける。

そして、

「最後は親子で料理して、一緒に食べると楽しそう!」

というアイデアが加わる。

最初は「魚をさばく」という単純なアイデアだったものが、いつの間にか、いろいろな魅力を持った体験に育っていきます。

これがブレインリレーの面白さです。

なお、ここで紹介する「ブレインリレー」は、今回のワークショップで採用する進め方の呼び名です。統一された手順を持つ標準的な技法としてではなく、リレー形式の共同発想法として紹介します。

ブレインストーミングとは何が違う?

アイデア出しの方法として有名なのが、ブレインストーミングです。

参加者が自由に意見を出し合い、できるだけ多くのアイデアを集める方法ですね。

ブレインリレーは、そこから少し進めて、一つのアイデアをみんなで育てることに重点を置きます。

次々に新しいアイデアを出すのではなく、前の人のアイデアを受け取り、何かを加えて次につなぎます。

リレー競技のバトンのようなものです。

前の人が考えたことを、次の人が発展させる。

自分だけでは思いつかなかった視点が加わり、企画が少しずつ具体的になっていきます。

どんな場面に向いている?

ブレインリレーが役立つのは、アイデアの種はあるけれど、まだ企画としてまとまっていない場面です。

例えば、

新しい商品やサービスを考えるとき

商品そのものだけでなく、誰に使ってもらうか、どんな価値があるか、どう伝えるかなど、いろいろな視点が必要です。

イベントや地域体験を企画するとき

地域に詳しい人、参加者の気持ちが分かる人、運営経験のある人など、異なる立場の発想を組み合わせられます。

業務改革のアイデアを具体化するとき

「この仕事を簡単にしたい」という発想から、利用者の立場、実施方法、現場の負担、想定される問題点などを考えていけます。

特に、異なる経験を持つ人が集まると面白いと思います。

自分には当たり前のことが、他の人には新鮮だったりしますからね。

ブレインリレーの大切なルール

今回のワークショップでは、次のことを大切にします。

まずは否定しない。

「それは無理」「費用がかかりすぎる」といった判断は、ひとまず後回し。

前の人のアイデアを生かす。

まったく別の企画に作り替えるのではなく、受け取ったアイデアをどう面白くできるか考えます。

自分とは違う立場で考えてみる。

親だったら? 子供だったら? お店の人だったら?

立場を変えると、見えてくるものも変わります。

思いつかなければパスしてもよい。

無理にひねり出す必要はありません。

ただし、思いついたことは遠慮なく付け加えましょう。

今回は親子向け仲卸さんとのコラボ体験を考えます

今回の企画会議では、豊洲市場の仲卸さんと協力して、新しい親子向け体験を考えます。

まずはKJ法を使って、参加者のアイデアを出し合い、似たものを集め、グループに整理します。

その中から、参加者がそれぞれ「これは面白そう!」と思ったアイデアを一つ選びます。

5人参加すれば、最大5つの企画候補が生まれるわけです。

そして、その一つひとつをブレインリレーで育てていきます。

今回考える項目は6つです。

① 対象:誰に体験してもらう?

まずは、どんな親子に楽しんでもらいたいかを考えます。

例えば、

「小学校低学年の親子」

「小学校高学年で、料理に興味のある子供」

「魚が苦手な子供と、その保護者」

同じ魚の体験でも、対象によって内容は変わります。

小学校低学年なら、触る、見る、簡単な作業をする。

高学年なら、道具を使ったり、少し難しいことに挑戦したりする。

誰に向けた体験なのかを考えることで、企画の方向性が見えてきます。

② 体験内容:実際に何をする?

次は、参加者が実際に行うことを考えます。

例えば、

「魚を観察する」

「仲卸さんに魚の見分け方を教えてもらう」

「親子で魚をさばく」

「自分で料理して食べる」

ただ話を聞くだけでなく、何かを見たり、触ったり、作ったりできると、体験としての魅力が増してきます。

ここでは、子供が実際にどんな行動をするのか、具体的に考えてみましょう。

③ 親にとっての魅力:なぜ子供に参加させたい?

親子向け体験では、とても大切な視点です。

子供が楽しそうなだけではなく、親が「ぜひ参加させたい」と思う理由も必要でしょう。

例えば、

「食材を大切にする気持ちを育てたい」

「普段見ることのない仕事を知ってほしい」

「料理に興味を持ってほしい」

「親子で共通の思い出を作りたい」

体験を通じて、子供に何を感じてほしいのか。

そんなことを考えてみます。

④ 子供にとっての魅力:何がワクワクする?

今度は、子供の立場になって考えます。

大人が「勉強になるから」と思っていても、子供自身が面白いと感じるとは限りません。

例えば、

「大きな魚を持ち上げてみたい!」

「本物のプロの包丁を見てみたい!」

「自分で料理を完成させたい!」

「家に帰って友達に自慢したい!」

子供にとっては、こうした好奇心や達成感が大きな魅力になるかもしれません。

親が参加させたい理由と、子供が参加したい理由。

その両方を考えることが、今回の企画づくりのポイントです。

⑤ 懸念点:何に気をつける?

ここまでアイデアを広げたら、今度は実施する際の気になる点も考えます。

例えば、

「包丁を使うなら、何歳くらいからできる?」

「魚の骨やアレルギーへの配慮は?」

「衛生管理はどうする?」

「市場の仕事を邪魔しない場所でできる?」

「子供が飽きない時間に収められる?」

懸念点は、アイデアを否定するために考えるものではありません。

実現するために、何を解決すればよいのかを見つける作業です。

この段階で全部解決する必要はありません。

専門家や協力者に確認することを整理しておけば十分です。

⑥ タイトル:思わず参加したくなる名前を付ける

最後に、企画のタイトルを考えます。

例えば、

「親子で魚のさばき方を学ぶ」

これでも内容は伝わります。

でも、もう少しワクワクする名前にできないでしょうか?

「親子で挑戦!魚のプロに弟子入り体験」

「市場のプロから学ぶ!魚を見て、触って、料理する一日」

「目指せ、ちびっこ魚博士!親子で挑戦する市場体験」

タイトルを考えることで、企画の魅力がよりはっきりすることもあります。

ここまで来れば、最初は小さなアイデアだったものが、一つの体験企画らしくなってきます。

実際のリレーはどう進める?

今回はZoomのホワイトボードを使います。

参加者が5人なら、5つの企画シートを用意します。

各自が選んだアイデアを、それぞれのシートの出発点にします。

その後、シートを順番に担当して、対象、体験内容、親の魅力、子供の魅力、懸念点、タイトルを考えていきます。

例えば、こんな流れです。

第1巡:対象を考える

それぞれの企画について、誰に体験してもらうかを考えます。

第2巡:体験内容を考える

実際にどんな体験をするのかを考えます。

第3巡:親にとっての魅力を考える

親が参加させたいと思う理由を付け加えます。

第4巡:子供にとっての魅力を考える

子供自身がワクワクする要素を考えます。

第5巡:懸念点を考える

実施するうえで確認すべきことを洗い出します。

第6巡:タイトルを考える

企画の特徴が伝わる、魅力的なタイトルを考えます。

一巡ごとに担当する企画シートを替えれば、一人の発想に複数の人の視点が加わります。

大切なのは、全員がすべての項目に意見を出し合いそれぞれのアイデアを育てていく。

前の人の発想を受け取り、少しずつ企画を育てていくことです。

企画は完成。でも、実施できるかはこれから!

今回のブレインリレーで目指すのは、実際に検討できる企画案を作ることです。

その場で実施を決定するわけではありません。

出来上がった企画案と、KJ法で出されたアイデアは、後日、協力する仲卸さんにお渡しします。

そこで、実際にできること、難しいこと、必要な道具や食材、人員、経費などを確認してもらいます。

仲卸さんだからこそ分かることも、たくさんあるはずです。

「それなら、こんな魚を使った方が面白いよ」

「その作業は難しいけど、こっちなら子供にもできるよ」

そんな現場の意見が加わることで、企画はさらに育っていきます。

実施可能な企画については、必要経費を計算し、体験料金を検討します。

その後、日程を調整し、いよいよ参加者の募集へ。

つまり、今回の企画会議は、実際の体験商品が生まれるまでの第一歩なのです。

アイデアは、誰かに渡すと面白くなる

自分一人で考えていると、どうしても発想には限界があります。

でも、誰かにアイデアを渡すと、思いがけない方向に発展することがあります。

自分では当たり前だと思っていたことが、他の人には新鮮に見える。

自分には難しいと思っていたことを、別の人が簡単に解決してしまう。

一人では思いつかなかった組み合わせが生まれる。

それが、みんなで企画を考える面白さです。

今回のワークショップでは、KJ法でアイデアを集め、整理し、ブレインリレーで育てます。

そして、仲卸さんという現場のプロに引き継ぎ、実際の体験づくりへとつなげていきます。

あなたの何気ない一言が、子供たちの忘れられない体験になるかもしれません。

そんな企画会議を、みんなで楽しみたいと思っています。

もし、KJ法に興味を持ったor仲卸とのコラボ体験に興味を持ったかた、こんな体験作ったのでよかったら申し込んで下さい。

体験量50円、手数料込みでも55円。レビュー書いたら100pt帰ってきますので実質無料。余ってるポイントを活用してもらってOK。

しかも、完成企画ができたら、その企画に経費(利用料、素材、一部のお礼など)だけで参加できるような割引クーポンを送付します。

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