GWは豊洲へGo!【第3回】豊洲市場は早朝狙い
2025/4/30(水)
― やっぱり一番マグロの競りが面白い ―
豊洲市場を本気で楽しみたいなら、狙うべきは「早朝」です。 特に必見なのが、市場の華ともいえる「マグロの競り」。 場内の水産卸売場棟では、毎朝5時半から6時半頃にかけて、巨大な生マグロ・冷凍マグロをめぐる白熱の競りが行われています。
この競り、誰でも見学通路から無料で観覧可能。 しかも最近では、見学者向けにスピーカーから競りの声をリアルタイムで流してくれるようになり、臨場感はますますアップしています。 「競り」と聞くと大声でやり取りする賑やかなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、豊洲のマグロ競りは静かな熱気が支配する世界。 プロの仲買人たちが、わずか数秒で判断し、手早く競りを進める様子は、エンタメとは違う本物の緊張感に満ちています。
ただ、競りは想像以上にあっという間に終わってしまうので要注意。 せっかく早起きして来たのに、「え、もう終わり?」と拍子抜けする人も少なくありません。 だからこそ、できれば詳しい人と一緒に見に行くのがベスト。 競り場の見どころや、プロ同士の駆け引きのポイントを教えてもらえると、体験の深さがまるで違ってきます。
下の写真は抽選で当たった時に見れる競り場の写真。経堂の体験では手前の三人の仲卸業者の方どんなこと話してるかなんて感じの話も出たりします。
たとえば、
競りにかけられるマグロの産地や特徴 仲買人たちがマグロを吟味する際にチェックする部位(尾切り断面) 競り落としの瞬間に交わされる独特のハンドサイン
こうした「見るべきポイント」を知っているだけで、数分間の競り見学が何倍にも濃密な体験になります。
見学後は、市場内の飲食店で朝食をとるのがおすすめ。見分け方は【第2回参照】 せっかくなら、新鮮なマグロを使った刺身定食や、焼き魚の定食など、市場らしいメニューを味わいたいところです。 あるいは、ちょっと軽めに済ませたいなら、場内のカフェでコーヒーと軽食を楽しむのもいいでしょう。
早朝なら飲食店街7時ぐらいから開店はじまります。まだ混雑しておらず、ゆったりした時間が流れています。 市場が本格的に動き出す前、空気がピンと張り詰めたあの独特の雰囲気を感じられるのは、早起きした者だけの特権。
ゴールデンウィーク中でも、豊洲市場の早朝は"特別な時間"が流れています。 一度でもこの空気を味わえば、きっとあなたも、「豊洲は朝から勝負だ」と思うはず!
ちなみに、5/4・5・6休市日なのでお休みです。
GWは豊洲へGo!
第1回千客万来ワンハンドフードを狙え https://helloaini.com/notes/19915 第2回やっぱり狙いは美食の極み 豊洲市場の関連飲食店街 https://helloaini.com/notes/19924
第3回豊洲市場は早朝狙い
https://helloaini.com/notes/19925
お子さん中心で擬似セリ体験で更に市場を知れると好評の体験。