生のマグロが美味い!?刺身とは違いますよ!
2022/6/18(土)
豊洲市場や築地でマグロを買う場合、切り出してくれるところもありますが、
大抵は柵かパックに入ってます。
聞いておくといいのが、生ですか冷凍ですか?
築地歩きツアーで歩いてる時、本マグロあるよ価値あるよと言われました。
ゲストの1人が「マグロを買ってもいいですか?」と聞かれました。
試したところではなかったので聞いたのが「その本マグロは生?」。
「冷凍、最近の冷凍は技術が発達したので生と変わりませんよ!?」と帰ってきました。
その場は「もう少し見てくるね」と言って離れました。
ゲストから質問が、「あれ刺身ダメなんですか?」「大丈夫ですよ」。
一瞬なんで!?と思いましたが、あ、生に引っかかったのか?
そのあと、マグロについて説明しながら歩きました。
魚屋さんで言う生のマグロは、流通上で一度も凍らせたことのないマグロ。
氷漬けしてくるけど凍らせない。丁寧にかつ迅速に市場に送られてきて、
仲卸でも丁寧に管理されたものです。なので基本は高くなりやすい。
仲卸さんが言ってるように、冷凍マグロも急速に凍らせ、鮮度も質も劣化がほとんどないと言われていますので溶かし方次第でとても美味しいですが、値段はあまり上がらない。
最近は、これから日本海側の本マグロがスーパーに並んでることもありますので知ってる人も多いかも!?
あれがいいかどうかは別の機会に語るとして。
築地も豊洲市場もマグロ屋さんはめちゃくちゃ多いので悩みます。
生、冷凍、本マグロ、南マグロ、メバチマグロなど選択肢がある上に、目利きで味も変わります。
なので基本は食べてみて美味しかった所でリピートするのが基本です。
説明後、ゲストは折角だから生の本マグロが買いたいと言う事で、よく買ってるお店三つを紹介しました。ここが普段使いしている案内人の強みですね。翌日美味しかったとメッセージ来て大満足。
市場で生の本マグロはこんな感じで黒い。写真は豊洲市場の見学通路からアップで撮ったもの。
さらにマグロのの部位にも呼び方がありますね。
取る場所によってマグロの柵も赤身、油が多いところなども決まってきます。
手やり、仲卸が競りの際に値段を大卸に伝えるのに使います。
今年から親子体験ではこの手やりを使ってもらってます!
夏休みに向けて、もう一工夫するつもりです!夏休みの自由研究にマグロの流通を楽しく勉強しませんか!?
こちらは冷凍マグロです凍ったまま競りされます。
競りの様子をビデオで流してますのでみてみてもいいかも!?
マグロの競りを見たい方は6:00ゴロに到着すれば見れます。
とうぜん、自分のツアーもやってますので興味があったら参加ください。
親子向け豊洲市場見学入門。
大人中心の豊洲市場入門で早朝のマグロの競り見学オプション付けていただいても可能です。
買物するなら豊洲市場入門+買出体験オプション。もしくは一般的に買い物しやすい築地入門。
市場移転後もコロナ禍でも普段使いしている経堂だから他の方とは一線を画した案内できます。