先週のaini school授業レポート
先週のaini schoolの授業から、現役高校生ホスト・ひまおさんによるScratch(スクラッチ)プログラミング授業をご紹介します。「ゲームを遊ぶ」から「ゲームを作る」体験を通じて、プログラミングの基礎を楽しく学べる授業です。
現役高校生ひまおさんのプログラミング授業
ひまおさんは、マインクラフトやプログラミングを中心とした授業を担当する現役高校生のホストです。2023年の夏からaini schoolでホスト授業を担当しており、子どもたちと年齢が近い存在として大きな支持を集めています。
「ひまお先生のマイクラ、たのしかった」(毎月の生徒アンケートより、Mさん)


お母さんのエリサバーイさんもaini schoolのホストとして活動しており、ヨガ授業などを担当しています。好きなことで子どもたちと関わる姿が、在校生にとっての身近なロールモデルになっています。

現役高校生が教えるから伝わること
ひまおさんの授業で特徴的なのは、子どもたちと年齢が近いからこそ生まれる安心感です。「わからない」と言いやすい空気があるためか、授業を重ねるうちにマイクで積極的に質問してくれる生徒が増え、困ったときに画面共有で自分から状況を見せてくれる子も出てきています。

ひまおさん自身がプログラミングやゲームを楽しんでいる現役の学生であることが、「自分も作れるかもしれない」という感覚につながっているようです。
授業では接続サポートや画面共有を使ったリアルタイム確認など丁寧なフォローをしながら、回を重ねるごとに「+αで作ってみよう」という発展要素も取り入れています。
応用したプログラムを自分で作る生徒や、仲間と一緒に発展させて考える子が出てきているのも、こうした積み重ねの成果です。
Scratchでゲームを作る体験がプログラミング入門に向いている理由
今回のScratch授業のテーマは「猫育成ゲームを作る」こと。ゲームを「遊ぶ」側から「作る」側になる体験は、プログラミングの入口として非常に自然な動機づけになります。
「猫においしいものを食べさせたい」「お腹が空いたら反応してほしい」という子どもならではの発想が、そのまま条件分岐や変数の理解につながっていくからです。

Scratchはビジュアルブロックでプログラムを組む設計になっており、タイピングが苦手な小学生・中学生でも取り組みやすいのが特長です。
ひまおさんの授業でも、はじめはうまく動かなかったプログラムを画面共有で一緒に確認しながら解決していく場面が多く、「バグを直す」という体験自体がプログラミング的思考の練習になっています。
フリースクールでのプログラミング授業というと「学校の授業の補完」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、aini schoolのひまおさんの授業は「作りたいものを作る」という内発的な動機を出発点にしています。学校のカリキュラムに縛られず、子どものペースで「もっと作りたい」を積み重ねていける環境です。
Scratchで猫育成ゲームを作ってみよう!
5月29日(金)14:00〜14:45、メタバース校舎 大教室Aにて「スクラッチで猫育成ゲームを作ってみよう!」が開催されました。
パソコン(またはタブレット)を用意して参加する、持ち物ありの授業です。カメラもマイクもオフのままでも大丈夫です。見学だけの参加も大歓迎!
猫育成ゲームの作り方:授業の流れ
今回の授業では、Scratchを使って「猫育成ゲーム」を作ることに挑戦しました。
授業の流れは次のとおりです。
- 猫の名前を追加する
- おなかが空くモードを作る
- 餌やりのギミックを作る
- きげんのゲージ(時間が余れば)
ゲームのキャラクターに「名前をつける」「空腹状態を作る」「餌やりに反応させる」という一連の仕組みを、自分の手でプログラムしていく内容です。「猫を育てる」というテーマを軸に、条件分岐・変数・イベント処理といったプログラミングの基礎的な考え方を自然に体験できる授業でした。
学校の授業とのつながり
この授業は、小学校「総合的な学習の時間」のプログラミング的思考、中学校「技術・家庭(技術分野)」のプログラミング・制作に対応しています。学校の授業で学ぶ内容を、ゲーム作りという楽しい文脈で体験できます。
aini schoolへの参加は、在籍校の出席扱い制度(2026年2月時点で97%取得)として認められています。
aini schoolの授業について
aini schoolでは、料理・国語・理科・音楽・AI・体育など多様なジャンルのホスト授業を平日毎日開催しています。午前・午後あわせて基本1日3コマ・月60コマ以上の授業が用意されており、子どものペースや興味に合わせて参加できます。在校生はメタバース校舎から参加できます。
授業の詳細は学習内容ページからご覧ください。aini schoolのメインページもあわせてご確認ください。





