★阿蘇片岡農園の田んぼでできたお米を使い、新米のお米を炊き上げたそのままのご飯と、それを京都の桶職人が作るお櫃で水分調節が整ったご飯を使って参加者全員でおにぎりを作ってその場で召し上がります。ただの炊き立てご飯ではなく、昔ながらの「お櫃」に一度入れる事でご飯が美味しくなるという昔ながらの伝統を実際に体験します。また、京都の伝統的な桶職人の技術を目の前で実演してもらい、食と文化について子どもをはじめ大人にも伝えていく体験会にすることを目的としています。
天気が良ければ阿蘇片岡農園の田んぼで稲刈り体験を行ってからのおにぎり体験をして頂きます。
※おにぎりは一人につきそれぞれのご飯から1個ずつの合計2個なので、昼食ではなくおやつ程度の分量とお考え下さい。
【日時】 2023年9月16日(土)、17日(日) 両日とも13:00~16:00
【会場】 阿蘇片岡農園と中通公民館
【費用】 大人・子ども一律 ¥1000
【参加予定人数】 両日の合計40名
【参加対象者】 主にファミリー
【主催団体名】 阿蘇片岡農園 かえる体験俱楽部
【後援】 独立行政法人 国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」
【指導者1】 近藤 太一 氏 「桶屋 近藤」
重要無形文化財保持者に師事し、桶、指物の技術を学び独立。 京都市北区紫野に工房 「桶屋 近藤」をひらく。現在、全国の百貨店等での実演販売や個展を開催。すべての作業工程を一人で行い、百年以上前の桶の修復に携わることもある。また制作作業の様子の動画がYou tubeで累計570万回再生を果たし世界にも注目されています。
【指導者2】 片岡 英己 氏 「阿蘇片岡農園」
9年前に大阪から熊本阿蘇へ移住し、阿蘇片岡農園で阿蘇の環境を活かした、農薬や肥料を使わない自然の循環で野菜や穀物を育て、全国にアスパラガス等を販売する傍ら前職である大学教員の実績とその人的つながりを活用し、農業と教育とエンターテイメントを掛け合わせた新しい企画を子どもを中心に体験してもらうことを目的に活動しています。
★当日のタイムスケジュール
12:30~ 受付
13:00~ 「稲刈り体験」
阿蘇片岡農園にて稲刈りと掛け干し体験を行います。鎌を使った稲刈りと機械を使った稲刈りとの違いを体験してもらいます。刈り取った稲はなぜ干すのか?理由を知って体感していただくことで食の有難さを実感してもらいます。
14:00~ 「桶職人による実演」
桶職人による桶の水が漏れないような仕組みと手業を近くで見て聞いて体験します。また、なぜ昔からお櫃に入れたご飯は美味しいのかを桶の素材の木の特性から来ていることを教えて頂きます。
15:00~ 「炊き立てご飯でおにぎり作り、お櫃のご飯との食べ比べ」
今年収穫したお米を炊き、そのままの炊飯器のご飯と、さらにお櫃に入れたものとで何が違うのかを体感していただき、その場で参加者皆さんでおにぎりを握って美味しく頂きます。
16:00~ 解散
※ 雨天などの天候により稲刈り体験が出来ない場合は、稲を育てる全ての工程を映像で観てもらってからの、それぞれの工程で使う実際の道具の紹介等を行います。
また、桶職人による実演も、畑から近くの中通公民館へ移動しての実演とおにぎり作りになる事があります。
※この活動では、団体広報や子どもゆめ基金への報告のために写真撮影を行います。撮影した写真や映像等は、広報用にHPやSNS、刊行物等に掲載することがあります。なお、子どもゆめ基金へ報告用に提出したた個人情報(写真)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。