※※学べること※※
小さな仔をもつキリンのお母さんたちは、集まって「保育園」を作り、ともに仔育てをする社会性をもっています。
キリン偏愛研究者から生物学的特徴はもとより、タンザニアでキリンの仔育てを調査し、発見した仔育ての多様性や社会構造について解説します。
また、動物園の他の動物とキリンの違いについても、学べます。
動物、動物園が好き等、自然科学に興味がある方(中学生以上)にお勧めです。
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<ワークショップの流れ>
14:30 ㈱フェニクシー toberu1に集合
①スライドを使い、クイズに参加しながら、キリンの特徴の基本を学びます。
・キリンの生物として特徴
・キリンの成長について
②タンザニアでの個体識別調査による、キリンの生態や社会性について解説します。
・キリンの「保育園」とは
・野生のキリンにおける生態調査について
・動物園でキリンを飼育する工夫について
・野生と動物園のキリンの仔育ての違いについて
③他の動物と、キリンとの仔育てや社会構造の違いについて解説します。
16:00 終了
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研究者の紹介:齋藤美保さん
「キリン」の偏愛家 京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科 助教
「キリンの仔は、生後一年でその半数が死亡する」の一文をきっかけに、タンザニア南西部のミオンボ林が優占する環境において、マサイキリンの主に仔育てに関する研究を行ってきた。その過程で、キリンの仔育ての多様性や社会構造について考察し、キリンを取り巻くさまざまな問題について研究してきました。
▼持ち物 なし