みなさん「版画」と聞いて何を思い浮かべますか。
僕は小学生の時に年賀状のスタンプを彫ったことを覚えています(^_^)
多分、学校の授業で版画をやって、それで面白いなぁって思って彫刻刀も買って貰ってチャレンジしたんだろうなって思います。
そんな版画ですが、松田町寄(やどりき)にある版画工房があります。
工房は印象的な青い建物で最初に見た時から気になっていたんですが仕事の様子を見せて貰うとビックリ。
これも版画??って言う様な素敵な作品から漫画家の作品、CMで見た作品までがこんな山の中(失礼)で作ってたの?!
(中には携帯電話のauが昔キャンペーンしてたリスモ(LISMO・現レコチョク)のリスもいました)
そんな知る人ぞ知る岡部版画工房さんはシルクスクリーンという技法で版画制作に取り組み、実は日本でも指折りの実績ある工房さんだったんですね。
シルクスクリーンを始めた初代の岡部さんについてのお話は僕的に興味深く、何事も縁が繋いでいくものなんだなぁと感心したのですが、それはさておきここから体験のお話です。
版画には僕も小学校の時に挑戦した凸版(木版画)の他に、凹版(銅版画)と平版(リトグラフ)。
そして版画工房で体験する孔版(シルクスクリーン)の4種類の技法があります。
シルクスクリーンは美術印刷をはじめ、Tシャツやガラス等の工業印刷にも多く使われています。
原理は網戸のような孔(穴)からインクを押し出す簡単な仕組みなのですが、出来上がりはなんとも美しい!!
と言うことで普段美術作品を制作している版画工房のスタッフさんが版画のお話と体験を指導してくれます。
今回は初めてプロの版画を体験すると言うことであらかじめ決められた図柄を印刷する体験です。
*実際に自分の描いた絵を版画にする1日体験もできます。
体験は大体2時間から2時間半です。
基本的に大人用の機材を使って体験するので子どもは身長140センチ以上、小学校高学年くらいからの体験です。
・道具や材料は必要ありません。
・できれば汚れても大丈夫な服装(弛まない服装が好ましいです)でスカートよりズボンが好ましいです。
・上履きかスリッパを持参してください。
・駐車場あります。
・ご飯は近くに美味しいインドの家庭料理のお店(歩いて行けます)やオーガニックカフェ、お洒落なカフェなどがありますのでご案内します。
お試し体験は色々とお話も盛り上がって3時間以上お邪魔しちゃいましたが、有名な作家さんの作品が作られた同じ場所、同じ道具での版画体験はオンリーワンの体験ですよ^^
○ 午前の部 10時00分〜12時00分
○ 午後の部 14時00分〜16時00分