改めて 私がタイと料理にハマったわけ ③
2021/8/15(日)
周りを気にしすぎて
摂食障害になって
自分に自信が無さ過ぎて「自分探し」に散財を繰り返した私が
タイに行って どうして 変われたか。
前回のノートでは 食べるもので 変わった事、お伝えしました。
今回は、「人とのかかわり」で 変わったこと です。
バンコクは それこそ、世界中から 人が集まってきていました。
中華街があり、
インド人街があり、
タイ人だけでなく欧米人もミサに通う教会があり、
アラブ人街があり、
その他、
在タイ時代は 3軒のアパートの引っ越しを経験したのですが
それぞれのアパートで
お金落ちの中華系タイ人のアパートオーナーファミリーから
アメリカ人、 ヨーロッパ人、中東出身、
本当に 様々な人種と 知り合う機会が持てました。
特に 最後に暮らしたアパートでは
住民主宰のパーティが頻繁に行われていて
Where are you from?
と聞くと、
「I’m from UK!」(イギリスちゃうんや!)
「I’m Scotish!」(イギリスちゃうんや!)
から、
「I’mSwahili」(って、アフリカの、国はどこ!」
という自己紹介も
すごく 心に沁みました。
同じアパートの別の部屋に住んでいた
アルメニア人の宝石商の部屋に ランチを呼ばれたら
「俺の弟分」と、シリア人の兄ちゃんを紹介され、
アルメニア国営放送のテレビキャスターのお姉ちゃんが派手だなーと テレビ見ながら
彼らの母国は 今、 酷く大変だけど、 どう思いながら バンコクで暮らしているんだろ?とか、思いを馳せたり。
その他、
たまたま料理の仕事の他に頂いていた仕事で
世界中を飛び回り、
「私が悩んでいた、『普通』って、何処にもないじゃん!?」
と、
世界に揉まれて 感じ入った訳です。
本当に、ありとあらゆる意味で
「普通とか無難なんて、世界中どこを探したって、何処にもないんじゃね?」
と
悟りを開きました。
・・・・と、言いながら。
タイに遊びに来た人が 日本のファッション雑誌をお土産で下さって、
例えば
「えー、こんなアクセサリー、つけていて邪魔じゃね? そんなのが日本で本当に流行ってるの?」
と ひとしきり笑ってみた後、
仕事で日本に飛んで、
朝のラッシュアワーの東京都内の地下鉄に乗ったら
車両に乗った全員が黒い髪で、男性は全員同じ形のスーツを着ていて
女性に至っては 目にする人のほとんどが
私が「邪魔じゃね?」と笑った アクセサリーをつけていました。
今はもう さすがに慣れましたけど。
と、 ここまでなら
アメリカの、例えばN.Yとか、 パリやロンドンでもいんじゃね?と 思いますが。
(いや、実は私、パリやロンドンも住みたい!と、思いました)
やっぱ、タイだろ、 と 思えたのは、
タイで暮らす タイ人とのかかわり でした。
まだ、すいません、暫く続きますので、
旅した気分で 読んでください。
で、
何か 刺さる言葉とか ありましたら
是非、「そこ、わかるー!」とか お知らせ頂けたら
私、めちゃくちゃ嬉しくなって、ガンガン続きを書き散らかします。