芭蕉 新潟 彌彦へ
2021/7/1(木)
鼠ケ関を越えて越後の国に入った芭蕉は
村上に6月28日に到着。
「暑湿の労に神をなやまし、病おこりて事をしるさず。」
と奥の細道にも書かれている通り、
糸魚川の市振まで特に記載はありません。
村上に2泊し、7月1日に新潟に入る。
翌日には彌彦神社に参詣しています。
彌彦神社は越後国一之宮です。
御祭神は天香山命、天照大御神のひ孫にあたります。
神武天皇即位四年(西暦紀元前657年)、天香山命は
越の国平定の勅を奉じて日本海を渡り、米水浦に上陸。
当地では住民に漁業・製塩・酒造などの技術を授けられ、
後には弥彦の地に宮居を遷されて、国内の悪神凶賊を
教え諭し万民を撫育して、稲作・畑作を始め諸産業の基
を築いた、とあります。
彌彦神社の参拝の仕方は出雲大社と同じく
二拝四拍手一拝です。