コーヒーショップ「分解」ツアーありがとうございました ☺︎
2021/5/16(日)
不定期で主催している「バリスタとめぐるコーヒーショップ分解ツアー」の開催リクエストを受けて、初めて平日開催をしました。
参加者さんの興味や好みに沿ってできあがるツアーで、本当に毎回ちがう話題が飛び出すので自分もとても楽しい時間です♩
素材の特性を重視する流れから、焙煎と呼ばれる豆を焼く作業を最小限にとどめる焙煎屋さんが増えてきているけど、まだまだコーヒーと聞いてイメージするのは、これまで長く飲まれてきたしっかりと焼いて苦味を出したコーヒーらしいコーヒー。
提案したいものと、求められているものの差があって、
もともとはそういったお店側とお客さん側の認識の差を埋めたいと思って始めたツアーですが、
いろんなお店のいろんな取り組みと、チャレンジするお客さんの勇気の甲斐あって、そのギャップが徐々にちいさくなっているような気がします。
ゲリラコーヒー(間借りコーヒー)の際にも感じますが、意外とみんな浅煎りのコーヒーに興味をもって飲んでくれるので、すこし驚いているくらい。
そのくらいお店時代は、フルーティーなコーヒーを選んでもらえなかったんですね。
「酸味が苦手」
と言われ続ける中で、どうして自分たちはあえてそれを提供したいと考えるのか?
そこに自分なりの答えをみつけるために知らないといけないことが一気に増えて、そういう調べたり確かめたりしたことを、せめて興味がある人にはシェアしたい(じゃないともったいない笑)みたいな気持ちもあって、
伝えることにフォーカスするようになりました。
動機としては、《必要なことなのにしっかりやっている人が少ないと感じたから》です。
《自分が伝えたいことを伝える》ことと《相手が知りたいことを伝える》ことのバランスがすごく大事で、話を楽しんで聞いてもらえて、さらに興味をもってもらえるポイントをいつも探っています。
なんでも興味があるところから知っていけたら最高だし、コーヒー屋はSDGsだってコーヒーまわりから知っていくのがたのしい。
Have to の学びはそれこそ持続が可能ではないとおもうんです。
たのしいとか、うれしいとかっていう感情の動きがちゃんとある学びはつよいです。
相手が興味をもってくれてからのスタートにはなりますが、たくさんの方々に「話をきいてもらえる」という体験は本当にありがたいし、続けていきたいことのひとつです☺︎
今日はゲリラコーヒー6回め。
10:30-14:30 王子神谷の
お近くの方も遠足に出かけたい方もぜひどうぞ♩