サンショウもプロジェクトに参入

サンショウは「木の芽」としてお店で売っています。えっ、あれにお金を払うの？というほど田舎では普通植物。その分布は北海道から九州まで。私はこの地域の人々がまさにサンショウに取りつかれているといってもいいほどサンショウ好きなのを以前は知りませんでした。古くからサンショウの葉芽をお醤油とお酒で煮詰めたものを一年中お茶うけにしていたようです。で、私も食べ始め、はまってしまいました。今サンショウの芽は柔らかく丁度収穫に良い時期です。

もう葉の真ん中に花芽が見えます。雌花でしょうか、雄花でしょうか。花も実も食べられるサンショウ、実を結ぶのは雌花をつける雌株のみです。雌株と雄株に分かれたのはなぜ？きっとそこいらじゅうにある植物だから、パートナーさがしに苦労しなかったのかもしれませんね。

サンショウの葉を摘むのは時間がかかります。一本の木からあまり摘んでしまうと木の成長力を奪ってしまいます。だって木にとって葉はエネルギー工場ですから。

沢山採ってきたつもりでも煮るとたったこれだけに。冷凍して1年じゅう楽しみます。

というわけで、私のサンショウプロジェクトは庭で発芽したサンショウを大事に育てることです。今の所小さいものも合せて30本ぐらい？今度数えてみます。もともと我が家には何本ものサンショウの木があったので、さらに増えると刺だらけのサンショウの家と言われそうです。悩みは鹿もサンショウが大好きなこと。夜のうちに美味しそうな葉をたっぷり食べていってしまいます。でも、めげずに、そのうちサンショウ・プログラムを実施したいものです。サンショウが好きと言ってくれた人には差し上げられたらいいなと思っていますが、今年はまだまだ予告編。

ところで、現在のサンショウバラの葉はこんな感じです。まだまだ風が冷たいのでこれからという感じ。 サンショウバラの花芽は咲く少し前にならないと見えてきません。あと1か月半がんばれ！