サクラ、この品種は?食べてみると…
2021/5/1(土)
中部から関東の山で春一番に見られる野生のサクラはマメザクラ(フジザクラ)かもしれません。あたりのマメザクラはもう散り始めましたが、庭でシダレザクラが咲き始めました。このシダレザクラ、品種にはめっぽう弱い私には正式な名はわかりません。どなたかに教えてもらいたいと思っています。立ち姿が妖艶?グロテスク?それはともかく満開になると花のボンネットみたいなのです。
一つ一つの花はこんな風。白に近いこの色合いが素敵です。
去年はマメザクラの実が大豊作。今年はこのシダレサクラともうちょっと深く付き合おう!思いついたのは花や葉を味わうこと。マメザクラはもう散ってしまいチャンスを逸したのでシダレザクラの木にお願いして少しだけ花をいただくことに。
梅を漬けるのと似た感じでピクルスに。3日間漬けて干して、また漬けたらいい香り。その香りだけでもう大満足です。
サクラの木に季節の楽しみを分けてもらいました。サラダや酢の物に添えたり、使い方を考えます。サクラに感謝!葉が出てきたらまた少しいただきます。これを機会に自分に合ったスタイルでもっと自然と向き合う生活を提案したいと思っています。
マメザクラはもう散ってしまったと書きましたが、あちこちにマメザクラの実生が育っています。ソメイヨシノのような種間雑種ではないので繁殖力は旺盛なのです。来年どの木が花をつけるまでに成長するか楽しんで待つことになります。遠くへ出かけないでじっくり定点で観察するのも心をアクティブに保つ方法の一つです。マメザクラの画像も載せますね。
頬紅をさしたような小型の花。
どれも下向きに咲きますが、よく見ると雌蕊の長さは色々で見飽きません。本で見るのではなく、自分で実物を見て発見できること、沢山あります。