松尾芭蕉
2021/3/26(金)
松尾芭蕉は、寛永21年(正保元年、1644年)に伊賀国阿拝郡にて、
柘植郷の土豪一族出身の松尾与左衛門の次男として生まれる。
赤坂町(現在の伊賀市上野赤坂町)
松尾家は平氏の末流を名乗る一族だったが、当時は苗字・帯刀こそ
許されていたが身分は武士ではなく農民だった。
兄弟は、兄の他に姉一人と妹三人がいた。
若くして伊賀国上野の侍大将・藤堂新七郎良清の嗣子
主計良忠(俳号は蝉吟)に仕えていたようです。
2歳年上の良忠とともに京都にいた北村季吟に師事して
俳諧の道に入り、これが芭蕉が俳諧に出会った最初と思います。
一時期京にもいたようですが、江戸に移り、日本橋に住んでいたころは
「桃青」と名乗り、また深川に移り「芭蕉」と名乗る。
「芭蕉」と名乗ったのは、住んでいた深川の居に門下生から贈られた
芭蕉の木が植えられていたことから「芭蕉庵」となずけ、
そこからとった俳号とも。(俳号の由来については諸説あり)
芭蕉の作品といえば紀行文でしょうか。
「芭蕉と伊賀」さんのサイトにその詳細があります。
http://www.ict.ne.jp/~basho/index.html
松尾芭蕉と伊勢の関係も見えてくると思います。