かつては「開かずの踏切」と言われていた。現在の竹ノ塚駅付近は⁉

2021/3/2(火)

首都東京の鉄道網は、とてもややこしい。

大阪の難波や梅田みたいに、一つの場所に私鉄の始発駅があるわけではなく、品川に京浜急行、池袋と新宿に西武鉄道、渋谷に東急、浅草と池袋に東武、新宿に小田急、新宿と渋谷に京王など、ありとあらゆる場所に鉄道が走っているのである。

そんな中、東京では昔から、踏切の問題が指摘されていた。

東京の鉄道は色んな場所に走っているだけではなく、運行本数も多いため、踏切がなかなか開かない言わば、「開かずの踏切」と言われる場所が多く存在していた。

東京都の南側、大田区蒲田付近ではかつて、京浜急行本線 空港線共に地上を走っていて、更に環八と第一京浜を横切る為の、「開かずの踏切」が存在していた。

長い時には約10分~20分踏切が開かない事はざらにあり、多くの渋滞を作り、人々を悩ませていたのである。

そんな、京急蒲田駅付近も、約10年前くらいから高架化が進み、「開かずの踏切」はなくなったのである。

残るは東京の北側、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の足立区竹ノ塚駅近くの「開かずの踏切」である。

この線は、北千住駅から複々線(4つの線路)になっていて、やはり電車の本数が多く、一度踏切が閉まったら、なかなか開かない事で有名であった。

しかし、このエリアも近年、高架化の工事が執り行われていて、一部の電車 急行線が高架化されている。これにより、「開かずの踏切」はかなり解消されたのである。

更に来年には、全ての線で高架化される予定で、人々の悩みは解消される事になるのである。

竹ノ塚駅の東側は、すぐに団地と商店街が存在し、古き良き街並みのなっている。西側は再開発されていて、街並みも様変わりしている。

足立区竹の塚周辺の街並みが大好きな私にとって、「開かずの踏切」がなくなるのはとても嬉しいのである。


私の感想/5段階

興奮度・・・・ ★★★★

やみつき度・・ ★★★★

満足度 ・・・・★★★★


開かずの踏切が来年完全に消える 竹ノ塚駅付近の西側 足立区西竹の塚 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/ZrxsuiBHIPc


開かずの踏切が来年完全に消える 竹ノ塚駅付近の東側 足立区竹の塚 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/p6ylHNqnv-c


足立区西竹の塚。開かずの踏切とも、来年には完全におさらばである。

西口駅前商店街を含む駅周辺は、再開発の途中である。

奥に進むとレトロな建物も存在する。素敵だ。

足立区竹の塚。竹ノ塚駅の東側は、すぐ近くに団地が建っていて一階が飲食店になっている。

駅は竹ノ塚だが、地名は竹の塚 である。元々、竹が沢山あったからこの地名になったらしい(諸説あり)。

昔ながらの飲み屋、パブやスナックなどが存在する。

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