『家族向け!粉から挽く。里山の米粉パンケーキ【秋編】』に参加しました!

2020/11/13(金)

先日、10/31(土)に埼玉県ときがわ町の手作りパンケーキの体験に参加してきました。

体験紹介ぺージはこちら


開催場所最寄の小川町駅までは池袋から電車で約1時間、都心から向かうと住宅街からだんだんと緑が多く視界が開けた景色に変化していくのが楽しいです。


当日のおおまかな流れはこんな感じ。

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農家民宿・楽屋に集合

庭のハーブ摘み、ヤギのクロちゃんタイちゃんに挨拶とエサやり、ニワトリを見に行く

(本来はここでパンケーキに使う卵をニワトリからいただくのですが、まだニワトリが卵を産む準備ができていなかったので今回は市販の卵を使用しました。

この話はまた後ほど出します。)

イントロダクション、レシピの確認

(ホストさんがワークシートを用意してくれていて、クイズをやりました。お米の自給率は?ヤギは何を食べるの?など。)

里山のパンケーキづくりスタート!

・精米から米粉をつくる

・野菜を洗ってサラダをつくる

・材料を混ぜてスキレットでパンケーキを焼く

いただきます!

(パンケーキ、獲れたてサラダ、蒸し野菜、トマトシチュー、デザートに栗のコンポート)

ここからプログラム外(!)でホストさんとゲストの子どもたちによる即興音楽会♪

最後にふりかえり

(ワークシートの「今日いちばん楽しかったことは?」という質問をシェア。5歳の男の子が一生懸命「とりだっこ(ニワトリをだっこしたこと)」と書いていて、かわいすぎました。)

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私が一番楽しかったのは、やっぱりみんなで食事をした時間ですね。

みんなで食材の調達、調理から盛り付けまで一緒にやると、自然と会話が生まれます。


「シチューには何が入っていると思う?」「ナス?トマト!」


「これ(パンケーキ)余ったらお父さんに持って帰ればいいんじゃなーい?」(この日、お父さんは来られなかったゲストさん)


「○○君が洗ってくれたトマトとケール、美味しいなあ!」などなど…






あと、パンケーキをひっくり返す瞬間ってなんであんなに盛り上がるんでしょうね😋

ゲスト1組ずつスキレットを使ってパンケーキを焼いていったのですが、大人も子どもも、ひっくり返す段階になるとそちらに目が行って、うまくいくと歓声が上がったりイマイチでも「次、次!」と声を掛け合ったり。

数ある米粉メニューの中からパンケーキを選んで体験を作ったあべゆかさんに拍手したいです😆









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終始めちゃくちゃ楽しかったのですが、印象的だったエピソードをいくつか。


1. 「おもてなし」より「あるがまま」

前述した市販の卵を使った件。

ニワトリはヒヨコからふ化後5ヶ月ほどで卵を産めるようになるそうですが、楽屋のニワトリはこのときちょうど5ヶ月ほどで、そろそろ初めての産卵ができるかなーというお年頃。この日は卵を産んでいませんでした。

このことを、新鮮な卵を使えなくて残念だったねで終わらせるのではなく、「ニワトリの一生がどんなものか」「なぜこのニワトリは今日卵を産んでいないのか」ということをホストさんはゲストの私たちにきちんと説明してくれました。子どもにとっては、ニワトリはニワトリで生まれて死ぬのではなくきちんと自分と同じように大きくなったり年を取ったりする、ということを伝える良い機会になったと思うのです。

「体験ページに書いてある内容を提供できなくてすみません」ではなく「なぜそれができなくて、でも、できないことも自然ですよね」ということがちゃんと理解できました。

すごく細かいし当たり前のことかもしれませんが、こういうところを会話するかしないかでゲストの心情は変わるなあと思った出来事でした。


2. 日常は非日常

会場である農家民宿・楽屋では石油ストーブを使っています。

体験の途中でホストさんが給油する場面があったのですが、なんとお子さんたちが給油ポンプに興味津々!

聞けば石油ストーブに触れる機会はあまりないそうで、ホストさんの指示を聞きながら一生懸命お手伝いしていました。

ホストさんも「まさかこれで喜んでもらえるとは」と驚いていましたが、まさに「誰かの日常はだれかの非日常」を目の当たりにした瞬間でした。







3. 予定不調和をたのしもう

体験の流れのところで書いた即興音楽会について。

食事も終盤というときにお子さんたちが飽きて別の部屋に行ってしまったのですが、そこでホストさんのギターと太鼓を発見!

そこからプログラムにはないコンサートがスタート!

パプリカを一生懸命歌ってくれたり、お兄ちゃんがほかのバンドメンバー(姉弟たち)に指示を出し始めたり、、大人チームはそれを見て大笑い🙌

この時間がめちゃくちゃ良かった☺️

TABICAではよく「余白」という言葉を使うのですが、こういう余白の時間が驚きや価値を生み、感動を生むと思います。








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参加のレポートが2週間遅れで進んでおりますが、筆がのらないと進められないたちなのですみません。(なんてエラソーな!)

少しでも体験やホストさんの魅力が伝わればよいなーと思います。

また、あちこちお邪魔させていただくと思うので、皆さまよろしくお願いします。

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