イセエビの捌き方(後編)

2020/10/28(水)


(前編ではイセエビを締めて頭と下半身に切って、血抜きをしました。)

いよいよ刺身にします🦞


⑤ボウルから下半身を取り出して水気を拭き取り、滑りにくくします。

軍手の手で殻を下、断面を手前にして持ち、ハサミで腹の薄い皮を、殻の淵ギリギリに入れてジョキジョキ切ります。

左右とも切ったら、薄皮を断面から尻尾に向かって剥きます。

尻尾まで剥いたら、尻尾ギリギリで薄皮を切り離します。

(薄皮には肉が残ってても大丈夫。後で味噌汁に入れるときれいに取れて食べられます。)


⑥スプーンで殻から身をくり抜きます。利き手をハサミからスプーンに持ち替えます。

殻のカーブに沿ってスプーンを入れると、プリップリの筋肉が取れます。

(殻に肉が残ってても、これも味噌汁で美味しく食べられます)

殻は飾りに使うと、カッコいいです🦞


画像は刺身に切る直前です。身はバラバラにならない様にキッチンペーパーに包んでます。


⑦刺身に切ります。

イセエビは削ぎ切りにすると筋肉がバラバラになって、噛みごたえがなくなってしまいます。

大きめに切りましょう!


⑧盛り付けます。

殻や大葉を使うと、色のメリハリが出て、初めてさんでも立派になります!


イベント募集ページの刺身の画像は、この手順で作りました。

スプーンでこそげ取る時に、殻の淵のトゲに指を刺してしまいがちです。注意して下さいね。

肉が残ってても、後で味噌汁に入れたら固まって取りやすくなります。殻から美味しい出汁も取るので、余す所なく食べられますよ🦞


これは、初心者でも安全に、部屋が汚れない様に、美味しく食べられる様に、と考えて出来た手順です。

漁師さんや料理人さん、イセエビの産地出身の方、イセエビ産地のHP、YouTube色々調べたり教えていただきました。

氷水無しでも、丸ごと茹でたり焼いても、イセエビは美味しいです🦞

他に良い捌き方をご存知でしたら、ぜひ教えてくださいね。よろしくお願いします。

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