私がイセエビにハマったワケ②
2020/10/14(水)
(前回までのあらすじ。南伊豆町でイセエビを買って、地元のお寿司屋さんに持ち込みました)
お寿司屋さんの大将のモットーは「地元で取れたもの以外使わない」でした。だから人気でもサーモンやズワイガニは使わないそうです。
イセエビも地元で獲れるものですが、地元の人には「お寿司が美味しい和食屋」的な存在なので、値段が高いイセエビは予約がない限り仕入れないとの事でした。
イセエビを預けて、近所を散策して、出来上がった頃に店に戻ると、刺身・丸焼き・味噌汁になっていました。
香ばしい良い香り!期待高まります!
大将は「こんな小さいイセエビは初めて調理したよ」(だって出汁用ですもの…)
でも、イセエビはイセエビです。
刺身は透き通って、プリップリ!
丸焼きは香ばしくて、身は弾力があり、噛むと甘みが滲み出してきます。
味噌汁のエビ味噌のコク!言葉が出ません!
美味しくて、楽しくて、隅から隅までこそげ取って食べました。丸焼きのヒゲや脚は、噛むとポリポリカリカリ食感が楽しくて止められません!まるで高級かっぱえびせんです!
小さいイセエビでしたが、生焼き茹での3種類で楽しめて、殻まで美味しく食べられて、大満足でした。
大将!どうもありがとうございました!
幸せな気持ちで満たされたところに、ゲストハウスの人が私に言いました。
「漁船に乗って、イセエビ漁の体験ができるよ」
(つづく)