オンラインの行く末は?!

2020/7/17(金)

こんにちは!


仕事では、オンラインで会議と言っても、基本、動画は使わない。回線やセキュリティの問題で、コロナ前からそうだった。

そんな中、米国の子会社に新CEOが就任し、そのお披露目となる会議で、惨劇が起こる。


オンライン会議のツールはゴリゴリのビジネス仕様のものだが、もちろん、動画も使える。時差の関係で早朝だが、いつもと様子が違う。参加者が全員、動画をオンにしているのだ。嫌な予感しかしない。


私の家に、見せびらかせるような書斎はないので、こ汚いキッチン・テーブルから、日米のエグゼクティブが揃う会議に参加中だ。どうせ見えないはず(だった)。


新CEOの自己紹介後、各自、顔を見せて、挨拶しろと司会が言う。アメリカ人幹部のひとりは、サンフランシスコ・ベイを一望できる高台の日当たり良い真っ白な(想像)一軒家からの参加だ。書棚には、当たり前だが、洋書が並んでいて格好いい。日本の関係者も何気に良い家に住んでる。


片や、私は、後ろを振り返ると、カーテン・レールに無数の洗濯物がぶら下がっている。たびかのオンライでいつも使っている壁際に移動したいが、もう時間がない。


腹を括る。強面の新CEOに、皆、緊張してるようで空気が張り詰めている。ここは、一発かますしかないだろう。


初めましての挨拶の後「今日、顔を見せると思っていなかったので、とっ散らかっている部屋からの参加、申し訳ない」と、無数の洗濯物を背景にテーブルに座る姿をちら見させて、動画を即、オフにする。


0.5秒後、割れんばかりの爆笑を得た。これで、この会議の私の役目は終わった。場を和ませられて、早朝から達成感一杯だった。


前置きが長くなったが、たびかでのオンライン体験シェアは、今後、ますます、多様化するに違いない。


コロナで自粛中は、ホストもゲストも室内からの参加が前提だったが、先日、メキシコの観光地をリアルタイムで紹介してもらうツアーに参加させて頂いた。ものすごく、臨場感溢れていてよかった。


これなら、サハラ砂漠で、サバクトビバッタの大群を中継する(Wi-Fiあるかな)とか、慣れない人には恐ろしい首都高攻略法講座とかも、実際に走りながらレクチャー可能かもしれない。


ドローンを使って、渋谷のスクランブル交差点や東京タワーの上空から眺めるだけのツアーもできるかもしれない(ドローンの規制で無理かな)。外国にいる外国人向けに解説まで付けて。


こうなってくると、普通のオンラインでの体験で差別化するには、コーチングとか、お料理とか、占いとか、写真とか、一芸に秀でているか、共通の趣味の話題で楽しめるような場が良いのではないか!


と、こじつけですが、今週末、久々の開催となる【オンライン読書会!】+映画もね!で、気張らず、まったり、好きな本や映画を語るのは、どうでしょうか?

残り2名、空いています。




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