築地通や豊洲市場通が通う、豊洲市場で食べるべき店の選び方 ②

2026/6/9(火)

豊洲市場にはたくさんの飲食店があります。

初めて来ると「どこが美味しいの?」「どこに並べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

そこで今回は、築地や豊洲に長く通っている人たちが、どんな視点で店を選んでいるのかを少しご紹介します。

1つ目のコツ:まずは古くから続く店を選ぶ

何もわからないなら、まずは長く続いている店を選んでみましょう。

豊洲市場の飲食店の中には、日本橋魚河岸の時代から続く店や、築地市場時代を長年支えてきた店があります。

市場というのは決して楽な商売の場所ではありません。料理人や市場関係者という舌の肥えたお客様に評価され続けなければ生き残れません。

何十年も営業を続けているということ自体が、一つの実績です。

もちろん老舗だから必ず自分の好みに合うとは限りません。しかし、「なぜこの店は生き残ったのだろう?」という視点で食べてみると面白い発見があります。

2つ目のコツ:仲卸との関係が深い店を選ぶ

市場で食べる最大の魅力は、やはり食材です。

そして市場の食材を支えているのが仲卸です。

仲卸との関係が深い店は、その日の良い魚や旬の魚が自然と集まりやすくなります。

もちろん、「今日は特別にこれが良かったから仕入れた」ということもありますし、「この魚ならあの店に持っていこう」という信頼関係がある場合もあります。

実は市場の価値は、単に魚が集まっていることではありません。

良い魚を見抜く目利きと、それを活かす料理人が近くにいることです。

ただし、この関係性は観光客にはなかなかわかりません。

看板に「仲卸と仲良しです」と書いてあるわけでもありませんからね。

だからこそ、市場通は店主やスタッフとの会話を大事にしたり、何度も通って情報を集めたりしています。

3つ目のコツ:旬を出せる店を選ぶ

もし寿司も海鮮丼も一年中同じネタしか並ばないなら、その店が豊洲市場にある意味はあまりありません。

豊洲市場の魅力は、全国から季節ごとの美味しい食材が集まることです。

春なら初ガツオや桜鯛。

初夏ならアジやイワシ、イサキ。

秋には戻りガツオや秋刀魚。

冬には寒ブリやアンコウ。

こうした旬を意識している店ほど、市場らしい楽しみ方ができます。

市場通は「この店が好きだから行く」だけではなく、「今日は何が入っているかな?」という楽しみ方をしています。

結局、一番簡単な方法は?

ここまで読んで、

「いや、それ全部調べるの大変じゃない?」

と思った方もいるでしょう。

その通りです。

実際、何年も通っている人でも店選びに迷うことがあります。

だから一番簡単なのは、知っている人に教えてもらうことです。

もし豊洲市場に詳しい友人や知人がいるなら、その人に案内してもらうのが一番早いでしょう。

そして、身近にそういう人がいない場合は、Ainiを利用するのも一つの方法です。

Ainiの中でも築地や豊洲に詳しくない人は論外ですが・・・

市場の面白さは、単に食べることだけではありません。

なぜその店なのか。なぜその魚なのか。食べ歩いた経験がものを言います。

そんな話を聞きながら食べると、同じ一皿でも美味しさは何倍にもなります。

せっかく豊洲市場へ行くなら、ただ有名店に並ぶだけではなく、市場ならではの楽しみ方を体験してみてください。きっと見える景色が変わるはずです。

この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する