【占いコラム】参拝者のちょっと困った行動

2026/4/17(金)


こんにちは、元巫女で占星術師の里紗です。

神社で奉職していると、日々たくさんの方が参拝に訪れます。とてもありがたい気持ちになる一方で、「少しもったいないな」と感じる行動を見かけることもあります。どれも悪気があるわけではなく、知らないだけ、というケースがほとんどです。

だからこそ今回は、神社で感じた“ちょっと気になることや困った言動”について、お伝えできたらと思います。



1. 御神木に触れてしまう

立ち入り禁止の場所に入り、御神木に手をかざしたり、抱きついたりする方を見かけることがあります。御神木は、神様が宿るとされるとても神聖な存在です。また、木は人の手の脂や熱に弱く、多くの人が触れることで負担がかかってしまうこともあります。 「パワーをもらいたい」というお気持ちはとてもよく分かりますが、遠くから静かに手を合わせるだけでも、十分にそのご神気を感じることができると私は思っています。



2. 神社で「なむなむ」と唱える

親子で参拝されている方の中で、お子さんに「なむなむしてね」と声をかけている場面をよく見かけます。微笑ましい光景ではあるのですが、実は「南無〜」と唱えるのはお寺での作法になります。

神社とお寺は、それぞれ信仰の形が異なります。簡単にお伝えすると…

・神社(神様):二拝二拍手一拝

・お寺(仏様):合掌し、心の中で「南無〜」と唱える

神社では言葉に出すというよりも、心の中で感謝や祈りを伝えることが大切とされています。少しだけ意識していただけると、より丁寧な参拝になるかもしれません。



3. 参拝よりも真っ先に御朱印へ

近年は御朱印を集める方も増え、神社に興味を持っていただけるきっかけとして、とても嬉しく感じています。ただ一方で、御朱印が“目的”になってしまっている場面も見受けられます。御朱印は本来、神社へ参拝した証としていただくもの。中には、御朱印をお願いした後に参拝へ向かわれる方や、そのまま御朱印帳を忘れて帰られる方もいらっしゃいます。



4. お賽銭泥棒の被害

これは参拝者の方というよりも一部の心ない行為ですが、神社では昔からお賽銭泥棒の被害が後を絶ちません。お賽銭箱を鈍器で壊されたり、鍵を掛けても無理やりこじ開けられたり…。

参拝者の願いがこもったお賽銭を盗む行為は、決して許されるものではありません。そのような行いはきっと神様も見ているので大変罰当たりです。



〜大切にしたい神社参りの作法〜

神社は、誰にとっても開かれた場所ですが、ほんの少しの思いやりや敬意を持つだけで、神社参拝は大きく変わります。礼儀を守って接することで神様との間に信頼関係を築くことができ、授かるご加護も違ってきます。


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