剪定技術に学ぶ農の知恵とは

2026/2/8(日)


果樹の兼業農家でもある義父に、剪定を教えてもらう時間は、私たちにとってかけがえのない大切な時間です。


毎年、年明けの1月に梅の剪定をするのが、私たちの農事暦です。


まずは過去の記録を復習してから、徒長枝でボーボーの梅の木を見て回り、今年の剪定の方針を立てます。


木のどの部分を整えるか?

実はどれくらい採れるといいか?


全ての木のバランスを観ながら、方針を立てます。

梅を漬ける人が剪定するからこそわかる「方針」です。

#farm_to_kitchen_to_table 


その方針を義父に伝えて、実際の剪定作業に入るのです。


------------------


「どうしたら梅の木が喜ぶか?」

木に聴くようにしてハサミを入れながら、樹型が美しいと感じられるようになっていれば、たいていは良い剪定になっているよ、という義父の教えを繰り返し反芻します。



実の収量も大事。

でも人間側の都合ばかりで剪定を進めるのではなく、梅の木の都合も同じだけ大事にする。


人が自然界から恵みをいただきながら暮らす里山での在り方の、とても大切な視点なのではないでしょうか。


また、「どこを切るか」という技術面だけでなく、梅の木を「命ある生きもの」として見つめる眼差しにも、多くを学びます。


剪定って、木を思いやる「愛情」の現れなのではないかと思うのです。

梅の本来の生命力がのびのびと発揮され、木が生き生きとするように、手を添えていくのが剪定なのかもしれません。



いつもハサミを入れる前に、その木の幹に両手を当てて、「今からハサミを入れます。スッキリと、喜んでもらえるようにしますね」と木に伝えています。

それが義父のいう「木に聴くようにハサミを入れる」ための、私なりの小さな儀式です。


------------------


今回とても嬉しかったのは、

「もう、樹型を整えるための剪定は一段落で、ここからは実を収穫していくための「管理」の剪定をしていく段階になったね」

と義父が言ってくれたこと!




あんなに荒れ放題だった梅畑が、次の「フェーズ」に入ったことを実感して、しみじみと嬉しかったです。


毎年、終わるのが惜しいとさえ感じる梅の剪定作業ですが、今年も良き梅しごとのスタートです!



\参加者募集中/


〈日程〉

ainiiの「開催カレンダー」よりご確認をお願いします。


🌱2/24(火)はリクエスト開催により、平日の開催となります。週末にご参加が難しい方におすすめです。


ご参加を心よりお待ちしております🌱

この記事を書いたユーザー

不適切な内容を報告する