年始の準備は進んでますか?2冷凍品を上手く活用
2025/11/22(土)
年末年始の「美味しいものを食べたい」そんなあなたへ、「冷凍」という選択肢を上手く活用してみませんか?
冷凍品は保存方法とその溶かし方で変わります。
今回は、原案とストーリ展開を考え、Geminiに記事書かせてみました。一部加筆しています。
🚨 特に注意!今年はイクラ・筋子が品薄高騰の予感
仲卸さんからの情報によると、今年はイクラがめちゃくちゃ高くなりそうなうえに、品薄が予想されています。
実際に、この秋の豊洲市場や築地での生の筋子の値段は、昨年の倍ぐらいになっていました。当然、原価が高く数が少なければ、年末にはスーパーや小売店でもさらなる高騰が予想されます。
イクラのように冷凍に強い食材の場合は、早めに買ってしまっておくのもいいですね。
🛍️ 冷凍品の配送と保存の鉄則:溶かさないことが味を落とさないコツ
魚市場や専門店(築地など)で冷凍品を購入する場合、その場ですぐに食べないのであれば、必ず冷凍で送ってもらいましょう。
冷凍食品は、一度溶けて再凍結すると、食品の組織が大きく損傷し、ドリップの流出が激しくなり、味が格段に落ちます。この**「溶かさない」**ことこそが、冷凍品の品質を保つ上で最も重要なコツです。そして溶かし方も聞いておくといいですよ。
自宅に届いたら、すぐに冷凍庫へ入れ、パッケージに記載された方法で保存してください。
<ちなみに魚河岸コンシェルジュ認定講座で教わった冷凍マグロの師匠からは、家の冷凍庫では2週間が限度なるはやで食べるようにと言われています。>
🧊 なぜ家庭で冷凍すると味が落ちるのか?
家庭用冷凍庫(一般的に-18〜-20度)は、業務用の急速冷凍機(-30度以下で一気に凍らせる)と構造が異なります。
食品の水分が凍る温度帯(最大氷結晶生成帯:-1度から-5度)をゆっくり通過すると、大きな氷の結晶ができます。この大きな氷の結晶が食品の細胞膜や組織を壊し、解凍した時にうまみ成分を含んだ「ドリップ」として流出してしまうため、味が落ちたと感じるのです。<プロがやれば味の劣化はかなり少ないと言われますが、味の濃いミナミマグロなどは生よりも凍らした方が好きという寿司屋さんもいます。>
また、家庭用冷凍庫は扉の開閉が多く、中の温度が不安定になりがちです。このため、冷凍品が「溶けては凍る」を繰り返しがちになり、そのたびに氷の結晶が大きくなることで、さらにドリップが出やすくなり、味が落ちていきます。<なお、開閉がなくても-20度以上は氷の再結晶化が進む温度帯でもあるのでそれなりの劣化は避けれません>
そのため、家庭用冷凍庫で保存する場合、一般的に長期保存には向きません。特に生食する刺身などは、味が落ちる前に食べる必要があり、年末年始に最高の状態で食べるためには、約10日〜2週間前の購入・冷凍保存がお勧めです。
なので築地に配送がまだ多くならない時期に送っておくのがいいですね!
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年始の準備はお進みですか?