北九州の台所⁉旦過市場に行く(北九州市 小倉北区 魚町)⁉
2025/10/29(水)
前回のコラム(ノート)で、大人の町(A級小倉劇場・小倉名画座)⁉ 福岡県 北九州市 小倉北区 京町を挙げたが、今回は京町の隣町、魚町について書いてみようかと・・・・・・。
魚町は、北九州市随一の繁華街であり、市内で最も人通りが多く、アーケード商店街と「銀天街」の名称の発祥の地でもある 魚町銀天街 には多くの店舗が密集しており、路地裏には小規模のファッションショップなどが並ぶ。
更には、「北九州の台所」と呼ばれる旦過市場が存在する。
この旦過市場には、200店舗以上が軒を連ね、鮮魚・青果・精肉・惣菜などを扱っている。
市場には、主婦をはじめとする一般消費者のみならず、料亭や料理店などの料理人も買い付けに訪れ、グルメ番組などでしばしば紹介され、観光客も多く訪れる場所になっている。
旦過市場の歴史は古く、大正初期(約100年前)に、隣接する神獄川の河岸で、船が荷を揚げて商売を始めたのが、きっかけと言われている。
未だに昭和30年代に建てられた木造建築物が一部残っていて、建物が神獄川の上にせり出して建っている事から、古き良き街並みのロケーションとして、映画撮影などにも使われる事があり、昭和レトロな雰囲気を味わう事が出来る貴重な市場なのである。
実際訪れ、見て感じたのは、古いけど活気があり、食べ歩きも出来る素敵な市場商店街だなぁ・・・と思ったわけで・・・。
北東エリアは、2022年の火災により焼失してしまったが、復興しつつあり営業しているお店も増え、新たな旦過市場が始まると思うと、心躍るわけであって・・・・。
昭和レトロな建物と、その周辺の活気は永遠に続いて欲しいものですねぇ・・・(あっ⁉今回は結構まともなコラム<ノート>でしたね😊)。
魚町 町内にある魚町銀天街。公道上にアーケードが架かるアーケード商店街の日本における発祥の地であり、北九州市の中心的商店街である。
外観がシブイ⁉酒屋さんなのか⁉沢山の銘柄看板が・・・。
旦過市場は、福岡県 北九州市 小倉北区 魚町にある市場商店街。多くの食料品店、飲食店などが集まり、北九州の台所と称される。市場には200店舗以上が軒を連ね、鮮魚・青果・精肉・惣菜などを扱う店が多いが、郷土料理の「じんだ煮」や鯨肉を扱う店もある。旦過市場は、主婦をはじめとする一般消費者のみならず、料亭や料理店などの料理人も買い付けに訪れ、グルメ番組や旅番組でしばしば紹介され、観光客も多く訪れる。
※じんだ煮 とは⁉・・・イワシやサバなどの青魚を醤油、砂糖、みりんなどで甘辛く煮込み、最後にぬか床を加え炊き込む料理(魚の臭みを消し、骨まで柔らかくする)。
市場は神嶽川の東側に位置する。川の一部に建物が・・・。外観もレトロだ。
エアコン室外機も川の上に・・・・。
かなり年季の入った建物である。
真心のこもったイラスト。
食べ歩きも可能である。
2022年(令和4年)には4月、8月と2回の火災により北東のエリアが広く焼失してしまった。
焼失してしまった場所は、2023年3月30日に「旦過青空市場」と名付けられた仮設店舗が完成。営業も再開している。
こちらは老舗の「小倉かまぼこ」。カナッペ(ニンジンや玉ねぎなどを練り込んだ魚のすり身を薄い食パンで巻き、油で揚げたもの)が人気商品である。写真に載せているのは、クリームチーズ天。カナッペも食べたが、どちらも魚のすり身の味がしっかりしていて無茶苦茶美味い。しかも、注文したらもう一度揚げなおしてくれました。この場を借りてお礼申し上げます。きっとお酒にも合うんだろうなぁ。
旦過市場 すぐの場所にある映画館「小倉昭和館」。1939年(昭和14年)開館の歴史ある映画館。2022年8月10日、旦過市場の火災で旧館が全焼したが、2023年12月19日に新館で営業を再開した。かつて(1970年代)は日活ロマンポルノを上映していた事もあったとか。
THE昭和の街並みである。