九州の玄関口⁉昭和感が溢れ出てる小倉に行く(北九州市小倉北区京町)⁉
2025/10/26(日)
福岡県北九州市・・・・。
福岡県にある政令指定都市の一つ(もう一つは福岡市、新幹線で言う博多駅 周辺エリア)で、かつては製鉄(八幡製鉄所)や石炭輸送の重要都市として九州一の大都会だった市(かつては人口約106万人、現在は90万人)である。
北九州市(小倉エリア)のイメージは全国的に決して良くないみたいで、修羅の街などと称される事もある。
これには、幾つか理由があるみたいで、北九州市はパンチパーマ発祥の地とも言われている(これは製鉄所などで働く人が素早く髪を洗う為<諸説あり>)。
その他にも気性が荒い人が多く、成人式に来る人が派手で乱闘騒動があるなど・・・・様々な理由が挙げられている・・・・。
そんな事もあってか、人口の減少が懸念され続けている町ではあるが・・・・。
今回、そんな北九州市の繁華街、小倉駅の南側すぐの町、北九州市 小倉北区 京町を散策してみた(まぁ実は何度も訪れた事がありますがね😊)わけで・・・・。
小倉駅は北九州市の中心的な駅でもあり、山陽新幹線で言えば九州最初の駅(勿論、のぞみ など全てが停車する)でもある。
そんなこともあってか小倉駅を降りると、先ずはホテル(特にビジネスホテル)が目につきやすく、出張(実は大手企業が多く生まれた街である。例えば日本製鉄、日立金属、TOTO、三洋信販など)や観光(門司港、小倉城など)の為に利用する人が多いと思われる。
小倉駅の南側には、北九州モノレール(かつては小倉駅はなく、隣駅の平和通駅が始発及び終点駅だった)が走っていて、その周辺はアーケード式を含む商店街が縦横無尽に、はり巡らされている(隣町の魚町も含む)。
このエリアのメインでもあるアーケード式商店街「京町銀天街・魚町銀天街(隣町の魚町)」以外にも路地裏には、飲み屋などの飲食店、タバコ屋、酒屋、洋服店などがあり、小倉の町が高度経済成長期にどれだけ栄えていたか垣間見ることが出来る。
そのうえ、お店の外観がレトロなものも数多く残っている。
しかし、一部では閉店したお店もあり、閑散としている場所もある。
そんな中で、とてつもなく大人なお店を発見したわけで・・・・。
小倉駅の南口からすぐの西側の路地裏には、九州で唯一現存するストリップ劇場「A級小倉劇場」が存在する。
その看板がとんでもなく昭和感丸出しで、ある意味、高度経済成長期 及び バブル期の象徴ともいえる、派手さ⁉になっている。
更に、その隣には成人映画館「小倉名画座」があり、その看板も、「これでもか!!」と言うくらいの
高度経済成長期 及び バブル期の象徴ともいえる、派手さ⁉になっている。
ある意味、この昭和感丸出しの街並みは後世にも伝えていきたいと思うのだが、北九州市のイメージもあんまり良くなく、人口減少が懸念されている。
しかし、しかしである。
なんと、2024年に60年ぶりに社会人口が転入超過になった(ざっくり言うと、北九州から出ていく人より、入って暮らす人の方が増えた)のである。
これには、様々な要因があると言われていて、市長が率先し、IT企業など積極的に誘致し雇用を創出したことで、若年層の転入が増加したこと。
また、子育て環境の改善、若者向けのイベント増加、市長の派手な衣装での成人式参加(若者からの指示が増加)などが挙げられている。
長い年月を経て、ようやく北九州市の反撃がこれから開始されるわけだが、その前に小倉に来た際には、是非、昭和レトロ丸出しな街並みを目に焼き付けて頂ければ・・・・・嬉しいかなぁ・・・と思うわけで・・・・。
山陽新幹線の九州最初の駅「小倉」があるのは政令指定都市、福岡県北九州市 人口約90万人の市である。小倉駅南口一帯は、商業・業務集積地として、百貨店・商店街・オフィス街・飲食街が広がり、紫川周辺には小倉上、松本清張記念館、北九州芸術劇場など多様な施設が立地している。商業施設では、魚町銀天街、京町銀天街、旦過市場などが立地している。しかしオフィス街などを除けば街並みは昭和感丸出しで、ビジネスホテルなどの看板も何処か懐かしい文字になっている。
壁には何とも言えない芸術的な花の絵が・・・。
アーケード商店街が乱立していて、路地裏にもタバコ屋や飲食店や飲み屋さんなどが軒を連ねている。
小倉駅すぐの路地裏には大人なお店も・・・ちらほら・・・。
立ち飲み屋の上にはストリップ劇場が・・・。この「A級小倉劇場(ストリップA級小倉)」は、九州に現存する唯一のストリップ劇場である。全盛期は数十人の踊り子を束ね、毎晩立ち見が続出の人気ストリップ劇場だったとの事。
ストリップ劇場の隣には、成人映画館が・・・。
小倉名画座は、北九州市小倉北区京町にある成人映画館で、1階にある「名画座1」では一般的なピンク映画、2階にある「名画座2」では男性同士の絡みを専門に上映しているとの事。映画館としての営業は昭和50年代から行われていたらしい。この映画館のオーナー曰く、文化遺産の継承であり、既存の顧客を守りながら、場所がなくならないよう新規顧客の発掘もしていくサブカルチャーの場としていきたいと述べているとの事。
アーケード商店街にあるラーメン屋。東京と違いまず価格が安い(ラーメン550円、餃子が300円って😊)。北九州のラーメンは豚骨スープもかなりあっさりしていて、とても食べやすいのが特徴である。また餃子も外はカリカリで噛んだ時に肉汁がじゅわっ!!と出てくるのが特徴である。はっきり言ってとても美味いです。まぁ私は一応、本籍が北九州市だったので・・・住んだことはないけどね😊。