かつては温泉街だった綱島を行く⁉(横浜市 港北区 綱島東・綱島西)

2025/8/4(月)

横浜市 港北区 綱島(綱島東・綱島西)・・・。


現在は、東京・横浜のベットタウンとして、又、横浜市内の高級住宅地として人気のある町になっている。


綱島の中心部には一際人気のある私鉄路線、東急東横線 綱島駅(急行も停車)が、綱島駅の東側すぐに新しく出来た東急新横浜線 新綱島駅(急行も停車)があり、時間帯にもよるが、元町中華街・横浜・新横浜・海老名・湘南台・渋谷・池袋・西高島平方面まで、この2路線だけで移動することが出来る、非常に交通の便に優れたエリアになっている。


道路も綱島街道(川崎区中原区丸子橋~横浜市神奈川区浦島丘)が有名で、現在綱島地区では、拡張整備が進められている。


そんな綱島エリアは、かつて「綱島温泉」があり温泉街として栄えていたのを皆さんご存じだろうか⁉


「東京の奥座敷」と呼ばれ綱島一帯は、大きな温泉街として君臨していた。

最盛期(1960年代初め)には約80軒の温泉旅館があったと言われ、多くの人が訪れ、とても賑わっていたとの事。


しかし、高度経済成長以降の東京都市圏の膨張に伴うベッドタウン化や、1964年に東海道新幹線が開業したことにより、熱海や箱根、伊豆などへ日帰りで行けるようになった事など、時代の変化に伴い廃業が相次いだ。


そして観光目的の温泉旅館は1994年までに全て廃業、数軒あったビジネス旅館も2010年代に終焉を迎え、古くからの温泉宿は全て消滅した。


それでも、綱島駅から東側すぐに、日帰り入浴施設「綱島ラジウム温泉 東京園」があり、多くの人から愛されていたが、東急新横浜線 新綱島駅(東京園の跡地)の新設工事などによって、2015年に休業、2016年に解体された。


※綱島ラジウム温泉東京園・・・大広間の休憩室にはエアコンこそないが、夏は窓からの風で涼むのが心地よく、また、飲食物の持ち込みに制限がないことから、湯上がり客が本を読んだり弁当を食べたりしてくつろいでいる姿が見受けられ、時折、若者たちが楽器を持ち寄ってコンサートを開くこともあり、世代を超えて広く親しまれていた日帰り温泉。


現在の綱島は、温泉街の面影は殆どなく、完全に洗練された住宅街になってしまったが、路地裏を歩けば、温泉街時代の建物らしいものや旅館跡の建物も少し残っている。


日帰り入浴施設や温泉銭湯も数軒(綱島源泉湯けむりの庄<綱島東の隣町 樽町>、富士乃湯<綱島西>)だけは残っていて、綱島温泉が完全に終わったわけではないのである。


綱島に行った際には是非、行ってみては如何でしょうか⁉


横浜市港北区綱島東。かつてはこのエリアに綱島温泉があり、温泉街が形成され「東京の奥座敷」と言われていた。現在は東京・横浜のベットタウンと化し3軒の日帰り入浴施設や温泉銭湯が残るのみになっている。綱島温泉は郊外住宅街に埋もれる形でその名残を止めている程度である。東急東横線 綱島駅と近年出来た東急新横浜線 新綱島駅には急行も停車する。

横浜市港北区綱島東。(綱島~つなしま~)とは「津の島」すなわち、中洲、州の中の島、湿地に浮かぶ島、という意味であると言われる。これは地区が南側の鶴見川、東側の早渕川に挟まれている地域であること、あるいは、かつて鶴見川または早渕川にあった中州が「ツナシマ」と呼ばれ、それがその周辺地域を指す言葉になったことによるものとされる。

横浜市港北区綱島東。鶴見川は広い。そして河川敷は市民の憩いの場でもある。

横浜市港北区綱島東。レトロなビジネス旅館。

横浜市港北区綱島東。これは昔の防空壕跡なのか⁉

横浜市港北区綱島東。かつての温泉街の面影は全く・・・・・。

横浜市港北区綱島東。素敵な外観をしたクリーニング店。

横浜市港北区綱島西。スナック看板の群れ。

横浜市港北区綱島西。味のある建物です。

横浜市港北区綱島西。パデュ通りはとてもお洒落な通り。

横浜市港北区綱島西。とあるお店の前にあるペットボトルの群れ。


私の感想/5段階

興奮度・・・・ ★★★★★

やみつき度・・ ★★★★

満足度 ・・・・★★★★★


かつては東京の奥座敷、温泉街「綱島温泉」があった⁉横浜市 港北区 綱島東 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/rNdyoA-q0DY

かつては東京の奥座敷、温泉街「綱島温泉」があった⁉横浜市 港北区 綱島西 はこんな場所です 的な動画➡https://youtu.be/gE5zI-IAO0g


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