面白いレシピ: ホロードニク (冷製ビーツスープ)
2025/7/15(火)
スヴェコールニク vs ホロードニク どちらも 冷製ビーツスープ ですが、ベースと地域性に主な違いがあります。
近くのスーパーで大量なビーツは格安で購入できて大喜び。早速スヴェコールニク(肉無しで作りました)
ベース:
スヴェコールニク (Svekolnik): 主に ベジタリアン/精進向け。ベースは ビーツの煮汁 や クワス (発酵飲料)、時には野菜ブイヨン。仕上げにケフィアやサワークリームを加えることも。
ホロードニク (Kholodnik): 伝統的に 濃い肉のブイヨン (牛肉が多い) や 発酵乳製品ベース (ケフィア、ヨーグルト)、またはその 組み合わせ で作る。肉(牛肉、時には豚肉)は重要な具材。
地域: スヴェコールニク: より ロシア の料理。ロシアで一般的。 ホロードニク: ベラルーシ と リトアニア 料理 (リトアニア語: Šaltibarščiai) の定番。
食感と提供:
スヴェコールニク: よりサラッとしていることが多く、よく冷やして提供。
ホロードニク: (特に発酵乳ベースだと) 濃いめのことも。必ず 氷のように冷たく 提供され、皿に氷を入れることも。鮮やかなピンク色。
簡単に: スヴェコールニクは軽めのベジタリアン向けロシア版。ホロードニクはコクがあり、肉や発酵乳ベースのベラルーシ・リトアニア版で、非常に冷たく提供されます。
息子はお肉はないと食べてくれないのでお肉入りのホロードニクのレシピを紹介します。
面白いレシピ: 燻製ベーコン入り肉ブイヨンベースのホロードニク (冷製ビーツスープ) このレシピは深みを出すために燻製の風味を加えています。
なぜ面白い?
燻製ベーコンがブイヨンに深みを加え、マスタード氷はスープをすぐにマスタード風味にせずにピリッとした風味をゆっくりと解き放つ珍しい要素で、完璧に冷たく保ちます。氷のように冷たい皿での提供は爽快感を増します。
材料 (4人分):
ブイヨン用:
・水 - 1.5リットル
・牛肉 (ばら肉やすね肉) - 400g
・燻製豚ばら肉 (ベーコン) - 150g (さいの目切り)
・ローリエ - 2枚
・粒胡椒 - 5-6粒
・塩 - 味見て調整 スープ用:
・ビーツ (中) - 2個 (約300-400g)
・きゅうり (生) - 2本 (細かいさいの目切り)
・ラディッシュ - 8-10個 (薄切りまたは細かいさいの目切り) なければ大根でOK!
・ゆで卵 - 3個 (細かく刻む)
・青ネギ - 1束 (細かく刻む)
・ディル - 1束 (細かく刻む)
・レモン汁 - 大さじ2-3 (味見て調整)
・砂糖 - 小さじ1 (任意、味のバランス用)
・サワークリーム (またはギリシャヨーグルト) - 仕上げ用 - 大さじ4-6
秘密の材料: マスタード氷
マスタード氷用 (任意ですがとても面白い!):
・水 - 1カップ
・砂糖 - 大さじ1
・塩 - ひとつまみ
・ディジョンマスタード - 小さじ1-2 (味見て調整)
作り方:
ブイヨン: 鍋に牛肉、燻製ベーコンを入れ、冷水を注ぐ。沸騰させ、アクを取る。ローリエ、粒胡椒を加える。火を弱め、牛肉が柔らかくなるまで煮る。仕上げ10分前に塩で味を調える。火が通った肉を取り出し、ブイヨンを濾す。
肉を冷まし、細かいさいの目に切る。
ビーツ: ビーツを洗い、皮をむき、細切りにするか、おろし金で粗くおろす。 重要: 鮮やかな色を保つため、ブイヨンでビーツを煮ないこと! 取っておく。
ベースの結合: 濾して冷ましたブイヨンに刻んだビーツを加える。再び沸騰させ、 ちょうど5分間 煮る。火からおろす。 ここがポイント: ビーツが色を出し、かつ煮崩れない。このビーツ入りブイヨンを室温で完全に冷まし、その後冷蔵庫で最低2時間 (一晩が理想的) 冷やす。
マスタード氷 (事前に): 小鍋に水、砂糖、塩を入れ、沸騰させ、砂糖が溶けるまで混ぜる。火からおろし、完全に冷ます。ディジョンマスタードを加え、よく混ぜる。氷のトレイに注ぎ、凍らせる。
ホロードニクの仕上げ: よく冷えたビーツ入りブイヨンに、刻んだゆで肉 (牛肉と燻製ベーコン)、きゅうり、ラディッシュ、青ネギ、ディル、刻んだ卵を加える。レモン汁を注ぐ。味見をし、必要に応じて塩、砂糖 (使う場合)、またはレモン汁を追加する。
スープはさわやかで、酸味とほのかな甘みがあるべき。
最終冷却: ほぼ完成したホロードニクの鍋を冷蔵庫で最低1時間冷やす。 提供直前に: スープを よく冷えた 皿 (事前に冷凍庫で冷やしておくと良い) に注ぐ。それぞれの皿にサワークリーム/ヨーグルトを大さじ1-2杯と、マスタード氷を2-3個 乗せる。マスタード氷が溶けながら、味に面白いニュアンスを加え、極寒の温度を保ちます。
提供: すぐにテーブルに出します。さらに緑のハーブを添えたり、各皿に普通の氷を1個加えて極寒にしても良い。
おなかを一杯にしたかったらゆでじゃがいもをプラス!
紹介したレシピの元でAI作った画像 いまいちかな?