【開催報告】竹パンとジャムとレモネード

2025/7/2(水)

6月の「竹パンとジャムとレモネード」について、スタッフのKちゃんからのレポートをお送りします。

パンも一から作ったりと、達成感のある一日になりました✨

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6月のきのこのこのこキャンプは「竹パンとジャムとレモネード」なんて初夏のさわやかなテーマ! 今回は代表のUさん、Rさん、M木さん、メンバーになったばかりの私と少ないスタッフだったので、うまくできるかなあ、とドキドキだった。


ミーテングの何気ない私の言った「発酵が好き」をUさんが拾ってくれて、キャンプでパンを焼こう!となったこともあり、自宅で試作を2回行った。 はっさくでジャムを大鍋で大量に作ってみたり、炭でパンを焼いてみたり、娘ちゃんも遊びにきていた娘ちゃんのお友達もノリノリで竹パンお試し会に参加し、パン作りをしてくれた。娘ちゃんのお友達は、「美味しかったからパンをパパとママに食べさせたい」と、アルミホイルに包んで持ってかえっていて、とても嬉しかった。


ゲストの方も楽しんでくれるといいな。 当日朝は先にキャンプ場入りして、準備が終わってぷらぷらしていたら、地面に謎の葉っぱの包みをスタッフのM木さんが見つけた。 虫の卵が入った包みだよ、と教えてもらった。昔、ラブレター(巻き恋文)を相手の通り道にわざと落として相手に思いを伝えたその様子に似ていることから、「落し文(オトシブミ)」という名前をもらったロマンチックな虫の卵を包んだ葉っぱなんだと。なんだって!!


きのこキッズ達が「中身を見たい!」といって果敢にも包みを開けだした。小さな宝石のようなオレンジがかった黄色い卵が2つだけいた。ありがとう、とそっと包んで草の中に戻した。


丁寧に葉で包まれたオトシブミの卵


オトシブミの葉の包み方や生態を調べていると、ゲストの方々が集まってきた。 はじめまして、こんにちは。わあ!すごく緊張するな。

ゲストで参加していた時も初対面は緊張したけど、迎える側も緊張したんだなと初めて知った。養生テープ名札のお名前をガン見して、なるべくお話しするときにお名前を呼んでよい距離感を保とう!と心掛けた。


「きょうはみんながかぞく!」のくだり


最初にみんなで集合して、Uさんのきのこキャンプの説明を行う恒例の儀式でキャンプはスタートする。

娘ちゃんも前のほうで説明に加わり、きのこキッズとして貫禄がでてきた。 Uさんがいつも言う「キャンプの間はゆるいおおきな家族です」のところで、そんなはずない!と気負うことなく、本心から思っていますよ的なスマイルで頷いて聞くことができるようになった。


ちなみにゲストとして参加した昨年の桧原村のキャンプではUさんの「おおきな家族」のくだりで、涙が止まらなくなった時があって、「家族…家族…うーん一夫多妻かな?Uさんが他の奥さんに毒盛ったりしたら哀しいな…」と後宮小説みたいな妄想をして涙をしゅって引っ込ませていた。あの時は子育ても仕事も「やらなければ」が多く、多くを抱え込んでいて、だいぶ疲れていたんだな。


今回はパン・ジャム・レモネードと3つのつくるものがあった。3つをミッションごとに大まかな工程を説明するための画用紙ボードと、印刷したレシピをUさんが提案してくれて、そのおかげで、大人もお子どもぱきぱき行動してくれた。


パン作り→(発酵の間)レモネード作り→ジャムつくり→お昼ご飯→(発酵後)パン焼き といった具合に進んでいけた。


大人チーム、子供チームに分かれてパン作りスタート


レモネードに「美味しくなーれ」の魔法をかけるため、何度も瓶を振ってくれるキッズ


桑の実を使ってジャム作り。ジャムの前に一つ食させてもらって独特の口内触感と味に驚きだった



美肌効果やアンチエイジング効果、目の健康維持に役立つとされているスーパー食材桑の実


お昼ご飯を挟んで、M木さんが火をおこし始めてくれた。 パンは1時間くらいの発酵でいい感じになったので、生地のガス抜きをして成型し、竹串に巻き付けた。 そしてこの工程がすごく時間がかかった。

なぜならパン生地のガス抜きをし成型するところで、キッズ達が恍惚の表情で生地をさわって丁寧にこねこねしていたから。生地の感触を手のひらや全身で堪能しているキッズ達に「発酵後に捏ねすぎると生地によくないよ」なんてとても言えない。パパさんママさんたちもその表情を愛おしそうに眺めたりカメラに収めたりと、とてもいい時間が流れているんだけど。かなり捏ねて成型し竹串に巻くところまでやって、パン焼き場に次々に行ってもらった。

(次回もしパン作り企画があったら、一次発酵前の捏ねる時間を10~20分くらいとって、ビニールから出して思う存分捏ねてもらおう)


ああっ!手に平で恍惚キッズを写真に収めてシェアしたい!だめだ手が生地でベタベタだ!スタッフで私だけこの表情が見れて悪いな…。ああっっ!!ときょろきょろしていると、遠くでキッズ達がレモネードを飲みながら、焼けたパンやジャムを食べながら歓談している様子が目に入ってきた。娘ちゃんがすごい勢いでレモネードを飲み、お代わりしている。みんなリラックスして楽しんでるな、よかったなとか、いろいろ気持ちが忙しかった。


生地を細長くしたあと、くるくる回して竹に巻き付ける


くつろぎのキッズ達


パンにかぶりつくきのこキッズ


後半は竹パンで焼き場がいっぱいに(笑)。


焼き場やキャンプスペースは15時までと時間が決まっていて、お鍋や道具をかたずけをかたずけている間に、キッズ達は水遊びをして小川のオタマジャクシに夢中になっていた。ゲストのパパさんママさん達から「できる事はないですが?」と声をかけてもらって、一緒に作業した。

キッズ達がUさんやRさんに「来てええっ!!」と激しく呼ぶ声と歓声が聞こえてくる。

いろんな「ありがとう!」を感じながらかたずけを終わらせた。


一段落し奥のキャンプスペースに移動。レモネードやジャムとパンをウマウマ言いながら食べているとあっという間に知図タイムが始まって終了し、お別れの時間になり、帰りのバスに乗り込こんだ。 この日はキッズ達がバス中でもテンション高めで遊んでいたが、ホワンとした幸せな疲れが全身に広がり、形だけでも注意するていも気力が残っていなかった。 みんなで作っていっぱい食べて遊んで、いつもあっという間にきのこキャンプタイムは終わってしまう。 楽しかったな…帰ったらぜったい感想書くぞ、知図描くぞ!(といつも誓う…)と思いながら電車に乗って中野駅に向かった。(終わり)


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臨場感あふれるレポート、楽しんでいただければ幸いです♪


次のきのこのこのこキャンプは、7月に2回あります✨

今回もどんなドラマが生まれるでしょうか✨


7/12は駅から送迎付きで大自然を味わえる檜原村!

まだお席はあと少しですので、ぜひお早めに!


その翌週の7/19はNVC講師のshihoさんとのコラボで

心も身体も整う「心の下敷きさん企画」@ネイチャーファクトリー東京町田です。

スイカ割もしたり川遊びしたり、クーラーの効いたお部屋で涼みながら様々なワークを体験できます✨

ぜひ遊びにきてください♪



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