【開催報告】たっぷり遊びながら 川のお手入れ体験@檜原村

2025/7/24(木)

7月12日、きのこのこのこキャンプは昨年に引き続き、檜原村に遠征です。



くねくね山道にドキドキしながらも、無事古民家紬に到着!今年も子どもゆめ基金の助成を受けて、タクシーでの参加も可能となりました。



この日の企画はたっぷり遊びながら、川のお手入れ。着替えが済んだら、今日一緒に過ごす仲間と、どんな一日にしようか確認します。



今回の拠点は、築四百年の古民家紬。甲州に向かう人たちが通ったのかな、もしかしたら縄文時代の人たちも通ったかな?このあたりで暮らしていたかな? 遠い昔にも思いを馳せて、縄文時代の村さながらにみんなが気持ちのよい一日を過ごせるよう、本日のコラボ案内人つっつーさんとともに、みんなで約束などを確認しました。



最低限のルールが分かったら早速Feel度walkに出発です。

朝露に濡れた草原の中を歩いたり、虫たちを捕まえたり、思い思いに森の空気を楽しみました。


おんぶしているオンブバッタ!


体が温まってきたら、今日のメインイベント、川のお手入れへ!


つっつーさんのお話をしっかり聞いて、作業開始です。


つ、つめたい…!! ただでさえ、都心よりも涼しい檜原村。さらにこの日は雨の後で気温が下がっていたので、川の水は凍るように冷たかったです。思わず今日は水に入らず、写真係に徹しようかなと思ったくらいでしたが、、、笑

子どもたちはなんのその。我れ先にと川の中に入っていきます。落ち葉を掻き出したり、カニを探したり。




最初は子どもたちのサポート的な動きをしていた大人たちもだんだんと自分の手を動かす方にシフトしていきます。 そう。詰まりが取れて流れるとなんとも言えない爽快感があるんですよね。



大人たちが徐々に作業に集中してくるに連れ、子どもたちもどんどん混ざりあいます。誰かが見つけたカニに集まったり、自然に譲り合ったり、一緒に作業していたり。家族の境界線がだんだん曖昧になっていきます。





川に立てた棒に耳を当てて音を聞くお友達も。まるで水の中にいるみたいなんだって❣️




スタート前にすでにおなかすいた!という声もあったのですが、気がつくとあっという間に12時半。お昼を食べに戻ります。



お昼は古民家紬で食べるチームと焚き火のまわりで食べるチームと。みんな思い思いに。


ソーセージを焼くおうちもあったり、みんなで火を囲んでわいわい食べて。 きのこの居心地のよさのひとつは、なんていうか、この親戚の集まり感。 今日はきのこ貸切なのでますます強く、深く感じられます。




焚き火スペースが大きいので、いつもの竹串では届かず…!


手頃な枝の先に竹串をジョイントさせる荒技



至福のマシュマロタイムのあとは、自由時間。ふたたび川へ向かうチームと紬のまわりで気ままに過ごすチームに分かれました。


紬チームは、古民家の中でお化けやしきごっこ! 隠れたり、縦横無尽に駆け回り、初めましての子同士でも華麗な連携プレイで大人を驚かせます。 お客さん役のパパママのなりきりっぷりも最高でした!



川おかわりチームは、午前中に手入れした川へ。 カニはいなかったけど、手入れをしたときには濁っていた水が、きれいになってた!透き通ってたよ!とほくほく笑顔で帰ってきました。



川チームが帰ってきたらおやつタイム。冷やしておいたきゅうりとトマトを丸かじり!




この水道、川から引いてきているんですって。 この絵面にトトロみたい〜!と大人が大喜び笑。






(photo by ゆっきさん、ありがとうございます!)


みんなで食べる、よく冷えたきゅうりとトマト、最高においしかったね❣️




楽しかった時間もだんだん終わりが近づいてきました。最後は知図タイムです。 きのこ史上、おそらくいちばん説明が少なかったであろう知図タイム。

というのも、オヤツ前にお化け屋敷ごっこがひと段落した子どもたちが「お絵描きしたーい」というので、紙を渡していたのです。 気づくと今日見つけたものを描いていて、自然と知図タイムが始まっていたのでした。


みんな集まって、知図描くよ〜!ではなく、なんとなく来た人から描き始める。 机で描いたり、板敷の床で描いたり、畳の部屋で寝っ転がって描いたり、描くスタイルも様々。





ペン派、色鉛筆派、さらには「ハサミはある?」と見つけたバッタを工作で表現してくれた子も。




その後は発表。子どもも大人もちょっとはにかみながら、発見や思い出を語ってくれました。

「うんうん」

「おぉー」

「たしかにそれあったよねー」

「そんなこともあったんだ(!)」

「そんなふうに感じてたんだね」

「ほんとにそうだよね!」


みんな共感したり、驚いたり。

こうやってみんなで一日をふりかえることで、その発見や思い出は手触りのある記憶として、そっとしまわれるような気がするのです。


印象的だったのは、スマホはお子さんが使っていて写真が見られず、「大人も描くんですか〜?」とちょっと困惑気味のお母さん。

しばらく悩まれていましたが、描き始めるとどんどん筆が進み、サクッと描き終えてらっしゃいました。 そして「大きな毛虫がいたけれど、思った以上に動きが速くてびっくりした」と楽しそうに語ってくださいました☺️


そしてお父さんお母さんの知図に興味津々な子どもたち。

「次はうちのお父さんが発表します!」

「ママのも見て!」

自分の発見じゃないんだけど、どの子もみんなどこか誇らしげ。


ついつい子どもの知図を愛でるだけで、自分は描かないで済ませてしまうことがあるのですが、改めて「大人も描く」というのが大切だなぁと感じたできごとでした。



1歳さんはママと一緒に❤️



楽しい時間はあっという間で、お迎えのタクシーの時間となりました。タクシーでは子どもも大人もぐっすり。文字通りたっぷり遊んだ一日になりました。

気持ちのよい一日を一緒に作ってくださったゲストのみなさま、本当にありがとうございました!


また、今回はちきゅうのがっこうのゆかさんにスペシャルサポート、当日はつっつーさんに案内人をしていただきました!スペシャルな一日をありがとうございました❣️


ちきゅうのがっこうさんも、イベント開催されているので、フォローいただけると新たにイベント開催の折に通知がいきますので、ぜひフォローしてみてください♪

ちきゅうのがっこう

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次回は10/5(日)に稲城の篭谷戸の森で、縄文イベントを行う予定です✨

そして、11/30(日)にもスペシャルイベントを予定していますので、ぜひ日程を開けておいていただけると嬉しいです!

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