茄子のいくら レシピ
2025/6/11(水)
夏ぴったり!冷やして食べる「茄子のいくら」
(写真は自由検索のネットから)
日本では、サケの卵が「いくら」、ロシアでは、「いくら」も「キャビア」も「数の子」も「たらこ」もみんな「イクラ」です。
ちなみにロシア語では、「いくら」は「赤いイクラ」、「キャビア」は「黒いイクラ」です。
イクラは魚からしか採れないと思ったら大間違いです。ロシア及び旧ソ連では「ナスのイクラ」も存在していますので、そのレシピを紹介したいと思います。
野菜のいくらはズッキーニやナスから作ることもできるのです。食卓の定番料理でパンにのせてよく食べます。瓶詰めにして冬でも食べます。多くの人にとって、瓶詰の野菜イクラの味は子供時代の思い出を呼び起こすもので、家でお母さんが作るものより瓶詰を好む人も少なくありません。
ではなぜ「イクラ」なのだろう。ロシア語の「イクラ」(“ikra”)は、この料理の調理法と関わりのある動詞「切る」や名詞「ふち」と同じ語根を持っています。イクラを取り出すためには鮭を切らなければならないが、茄子のイクラを作るためにも茄子を切る必要があります。これを踏まえロシア語国語辞典では、イクラについて「魚卵」以外にもう一つ「野菜やキノコ、植物を細かく刻んで作る料理。」という定義があります。
材料
茄子 4本
人参 2本
玉ねぎ 1個
カットトマト 1缶
ニンニク 1-2片
サラダ油 大匙3 増やしてもOK
塩、胡椒 適量
レシピ
茄子と人参を角切りする(5ミリカット)(茄子の皮はむいてもむかなくても結構だ)。玉ねぎとニンニクをみじん切りする。
底が厚い鍋を温めて、油をひく。
玉ねぎ、にんじん、茄子、ニンニクを加えて、混ぜながら中火で煮込む。
野菜が柔らかくなったら、カットトマトを加え、塩で味付けをしてかき混ぜる。水分がなくなるまで煮詰める。
温かくても、冷たくてもおいしい。黒パンにつけて食べましょう!
アレンジレシピ (どれか一つか同時に全部でもOK)
①りんごを5ミリカットの角切りにして、他の野菜と一緒に煮込む
②パプリカ若しくはピーマンを5ミリカットの角切りにして、他の野菜と一緒に煮込む
③玉ねぎとニンニクを炒めてからカットトマトを加える。水分を飛ばしてから人参、茄子(リンゴ、パプリカ)をさらに加えて混ぜながら中火で煮込む。
茄子のいくらを作るレッスンは6月15日(日)に開催しますので、
是非皆様のご参加をお待ちしています。
料理とおしゃべりが大好きなお母さんがお待ちしています、
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