裏渋谷の飲食店を探訪する
2025/2/18(火)
渋谷の変化の激しさを好意的に見ている人はほとんどといってよいでしょう。裏渋谷は、そのことばが出ることも最近は少なくなったようで、奥渋谷の神山町方面と間違えるケースも見られます。裏渋谷とは裏渋谷通りの周辺で街並みが共通する、神泉町、円山町、道玄坂2丁目あたりと理解すると便利です。
そんな裏渋谷を歩く企画を再開しました。以前は渋谷の表の顔とは違う街の雰囲気を案内していたものですが、今回はそこにある飲食店に焦点を合わせ、個性ある店が点在する様子を見ていただきます。「こんな街がほかにあるのだろうか?」ということなのです。
また、これからどうなるのかが分からないのもこの街の特徴ともいえるのです。古い建物が壊され、駐車場になっているところが少なくありません。その土地をどのように活用するかが難しいのでしょう。渋谷駅周辺に見られるような大規模な再開発への期待があるようには見えません。
渋谷のほかの街、あるいは銀座、日本橋、新宿、池袋、六本木、などと違うのは、店が並んでいないところです。またその店も小規模で統一された雰囲気が見られないことも特徴といえるでしょう。そんな街並みをくまなく歩くと1時間近くかかるのです。少ないながらも100年近い歴史のある店から、できて1年以内の店や看板のない店までと、多彩です。
変化が激しすぎるので愛着を持てないということもありそうですが、その変化を楽しむことはできないことでしょうか?
3年後にはどうなっているのか誰も知らない、そんな裏渋谷をainiでご案内します。