「早寝、遅起き」
2025/1/16(木)
新年に目標を立てるのは苦手だ。張り切りすぎると息切れしてしまいそうだ。自然のはたらきに逆らわず、ゆるりと新年をスタートさせた。
冬の養生の基本は、ゆっくりすること、がんばらないことだと教わった。からだは自然の一部。冬は動物も冬眠する。私たちも、休むことが一番の養生ということのようだ。冬至から1ヶ月経とうとしているが、冬至と夏至の昼間の時間差は約5時間もあるんだそう。この幅は大きいか小さいかは個人によるとしても、5時間もの差があるということを頭に置いておくとよさそうだ。
日の出が遅いなら朝起きるのも遅い。日の入りが早いなら夜は早く寝る。「冬は朝早く起きれなくてもよい、それが普通だ」そう思うだけで起きれない" 私 "をいちいち責める必要はなくなるように思う。これだけで今日一日、心が健康でいられそうに思うのだ。
そもそも毎日同じ時間に起きるなどいうのはおかしな話だと思う。目覚まし時計で起こされるのは、自由を奪われた感じがするので好きではない。普段、アラームはセットせず、毎朝目覚めたタイミングで起きている。そういうことができる自由な仕事柄であるからだろうが「朝寝坊してもぉたぁ!」というような時間に起きることもないし、昼まで寝ることもまぁない。からだがなんとなくあったかくなって布団を蹴ってだいたい目が覚める。朝4時から5時くらいが多いが、冬はそのままゴロゴロしていることが多い。やることがある時は集中してものを書いたりもする。時々、めっちゃ寝た! と、目覚めたら2時だったというのも時々する。「あぁ、やってしまった...... あのまま9時過ぎに寝てしまったんや。」ゴロゴロしながら反省していたりもする。普段、寝るのは10時過ぎだ。
こうやって書くと加齢により長く寝れない人みたいに思われてしまいそうだが、合氣道のお稽古や山登りをした日、夜遅くまで飲んでたりすると、普段よりも2時間ほどプラスされる。7時半くらいまで目が覚めない。「あぁ、からだが休みたがってる。骨休めしたらな」と、労る時間である。仕事柄、こういう感覚を大切にしている。しかしながら、先日、神戸から大分に行くフェリーで、けたたましい音で目が覚めた。決められている起床の時刻よりも1時間も早い。長い髪の毛が黒く光っていた。「彼氏に会うんか知らんけど、公の場で一体どういう神経しとんねん! 心臓に悪いやないか」と思ったが、それなら個室という手もあったわけなのだが、今回はキャンペーンで往復1万円という格安のチケットで遊ぶのが目的だったので仕方ない。おかげで帰りは熟睡した。