クルトブは謎の中央アジアのサラダ
2024/6/14(金)
「クルトブ」は東ウズベキスタンとタジキスタンの中でも人気がある家庭料理の代表格です。
固くなったパンをちぎってヨーグルトをかけます。油で玉ネギを揚げて、それをヨーグルトがかけたものに置き、熱々油をかけたところで野菜を載せて完成です。味は酸っぱく甘く、野菜のうまみともになんとも不思議な味がします。油はサラダ油、ゴマ油やバターを使います。
このサラダ?の色々なバリエーションがあります。
・玉ねぎをあげる、或いは生で入れる
・ヨーグルトを温める、或いは温めない
・ヨーグルト無し
・油を温める、或いはそのままかける
・野菜はトマトとキュウリ、或いはトマトだけ
・あげた肉を入れる
変わらないのは固くなったパンを必ず使います。
「クロトブ」は「クルト」+「オブ」という言葉からできています。
「クルト」はヨーグルトを水切りして丸めたのを天日干しして作られる大昔からみんなに愛されている保存食の一つです。
「オブ」は水のことです。
固くなったヨーグルトをもどして作る料理で、貧乏人の味方でした。
このサラダをこちらのレッスンで「本日のサラダ」として作ります。
皆様のご参加を料理とおしゃべり大好きなお母さんがお待ちしています。