”コケってなあに?顕微鏡で美しいコケの世界を見てみよう”第17回開催
2023/11/29(水)
小雨降る日曜日!小学1年生の男の子とそのお母さまにコケ観察会にご参加いただきました。
冬のコケはどちらかというとおとなしめ。
小雨が降っていてコケはとてもきれいですが、乾燥しているコケが濡れるとどう変化するのかを見ていただくことはできませんでした。
道端のコケは小雨に濡れて青々として元気になっています。
”コケはどんなところに生えている?”という質問に一生懸命答えるK君。
まずはお母さまと虫めがねで道端のコケを観察していただきます。
100円ショップで購入した虫眼鏡でもそれなりにきれいに見ることができます。
コケの葉を観察していただいたあとは、蘚類のサクの観察です。
コケは胞子で増えることを説明し種子植物との違いをちょっぴりだけ話します。
コケ観察専用のルーペは虫眼鏡と使い方が異なります。
しっかりと使い方をマスターしてコケの観察を行います。
屋外での観察のあとは、室内で顕微鏡観察です。
実体顕微鏡と生物顕微鏡の2つを使って観察します。
お子様だけではなく、大人の方にも楽しんでいただけます。
本格的な顕微鏡は、そのピントを合わせるところからです。
細胞の形まで見ることができ、お母さまの”わぁ!”という声は嬉しいですね。
今年最後のコケ観察会は12月6日の水曜日午後3時から行います。
定員は2名です。
冬でも元気なコケに会いに来ませんか?