「幸田延」~池上本門寺に眠る人々

2023/10/9(月)

猛暑の夏が行き、やっと、街歩きのシーズンがやってきました。

先日は、池上本門寺をご案内しました。

ゲストさんとのメッセージの交換で、関心事に幸田家の墓域の案内をお願いしますとありました。

池上本門寺のガイドをはじめてから初めてのご要望でした。

幸田家とは幸田露伴一族のお墓です。


幸田露伴のお墓は、五重塔のすぐ近くにあります。

幸田露伴の代表作に「五重塔」があり、谷中感応寺の五重塔を題材にしているそうです。

ホストは、いままで読んだことがなく、今回を機会に、読んでみようと思いました。

というのも、嵐が五重塔を揺さぶる描写の迫力がすごいらしいのです。

ちょっと、古いと感じる小説なので、興味を持たなかったのですが。

文章がリズミカル・・とあったので、リズミカルな文章も読んでみたいなと思いました。


ゲストさんは、「幸田延」に関心をお持ちとの事でした。

幸田露伴の妹で、明治時代に、欧米に留学、ピアニスト、ヴァイオリニスト、作曲家となります。

東京音楽学校(後の東京芸大)の教授となり、後進の育成に努めます。


幸田延さんのお墓には、教え子が贈った石碑、作曲した作品の楽譜の石碑もあります。

お墓が移動して、幸田延の墓域として独立していました。


ゲストさんに教えていただいたのですが、今年、幸田延の伝記が出版されました。

「音楽家の伝記 はじめに読む1冊 幸田延」2023年7月28日発売!

と告知されている本でした。

表紙がかわいい!


ホストは、図書館に予約したのですが、買おうかなあと思案中です。

ほんとうは読んでからノートを書こうと思っていたのですが

幸田延さんのことを少し広めてみたいと思い、投稿しています。

・・このごろ、あとでと思うと忘れてしまうので・・!(^^)!


このようなゲストさんとの交流が楽しいですね!


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